祝:200回更新。HSDLの200回は1年半以上かかったのでだいぶ早いペース。それで疲れが出ているのは事実だ(^^;

COSINA 20mm F3.8

 前回から既に一年以上が経過したが放置されている。当時と違って単焦点は専門外になったからだな。「いずれ絞ってテストする」と書いた気がするが、実は今回も絞り開放でしか撮っていないんだな。でもこれで終わらせる。


★無限遠の誤解
 このレンズは新品の時(これは新品で2本目だ^^;)からオーバーインフだった。なので突き当りまで回して無限を撮影すると悲惨な事になる。画面全体にピントが来なくなるのだ。どう見ても画質の悪いレンズにしか思えなくなる。しかしそれは使い方が悪いだけだ。特にこのレンズはSマウントなのでねじ込み方でも変わってくる。

 「絞りFxなら被写界深度に入る」とかバカ言っている人はこのブログの読者には居ないと思うが、被写界深度目盛はレンズメーカーが勝手な前提でテキトーにでっち上げた指標である。フィルム時代ならともかくデジタル時代に通用するものではないのだ。HJCLのテストによれば良いレンズほど被写界深度は浅いし、被写界深度目盛は300~600万画素のフルサイズだってほぼ通用しない。


1_mugen
 まず無限で撮影してみた。解像度は600万画素のフル・等倍である。このマンションは200mであって無限ではないが便宜上無限とさせてもらう(^^; 画質は御覧のように真ん中すらボケボケである。


2_mugen_sita
 ∞マークの下まで戻してみた。オッ!ピントが来たぞ。やはりかなりオーバーになっている。


3_sekigai
 更に赤外指標まで戻してみた。無限突き当りと比べると別物と言うくらいピントが来ている。これでなくてはレンズ評価は出来ない。


4_5m
 調子こいて5mまで戻してみたが流石に戻し過ぎたようだ。結論としてこの個体は赤外指標まで戻した方がイイという事になった。もちろん個体差があるのでアナタの製品とは違います。


★撮影テスト追加
 4月に撮った写真が突然出て来る(^^; たぶんズームレンズと一緒にテストしている。


IMGP2597
 解像力チャートではないがいつもの看板を撮ってみる。タル型歪曲がズーム並みだ。しかし逆光でもコントラストは悪くない。


IMGP2597t
 等倍。同じSマウントのタクマー20mm F4.5ではこんなコントラストは付かない。確実に勝っているね。


IMGP2584
 マクロで赤いモノを撮ってみた。ボケるボケる(^^; ピントがあった所は良いピントだ。


IMGP2587
 日陰だが色もちゃんと出ている。撮影距離にも依るがボケも悪くない。ピントの合ったところと合っていないところが明確で良いレンズです。


★一旦終了
 いやー、真ん中辺りだけ見ていると本当に良いレンズだ。日本光学様謹製の20㎜F4にだってヒケを取らないだろう(向うは対称形なので歪曲は惨敗だが^^;)。APS-Cであれば充分に使えるしフルでも使い方次第だ。設計者も四隅は捨てて実を取ったのだろう。通常は超広角は寄りで使うものだから四隅はボケて目立たないからね。