ネコマタギ★レンズ研究所

ジャンク屋の箱の中で引き取り手が無いレンズを好んで研究するブログである。

2017年09月

SIGMA ZOOM-β①

SIGMA ZOOM-β 70-150mm F3.5(Σ-51xxxx)


 これまでのHJCLレコードの50円(税込み)で手に入れた究極のレンズ(^^ 同じく50円のカワノンの付け合わせレンズだったのだが、前玉が大きかったので実は内心でソコソコ期待していた。動作チェックで見た限りではまあまあ評価だったが詳細テストしてみよう。

 SIGMAは"SIGMA ZOOM 28-80㎜ F3.5-5.6 MACRO"のせいでイメージが最悪になったのだが果たして挽回できるか?


★特徴
 2倍ズームなのでズーム比的には物足りないが、その代りコンスタントFナンバーなので全焦点距離に渡ってF3.5が維持される。これは大きいね。近接能力も2mとかなり物足りないが、それを補う意味で最大1:6のマクロモードが設けられている。これも倍率的には物足りないが無いよりはマシ。イヤ先日初めてマクロ機能が無いズームレンズを発見したのでそう感じた(^^ ズームレンズにマクロ機能は必須だと思っていた。


zenkei
 これが全景だ。1970年代末~90年代までに多かった先端と末端が太くて中間が細い地味なスタイルである。直進式でピントリングを前に出すと短焦点側、手前に引くと長焦点側になる。マクロ機能はシームレスではなく明示的にリングを回す必要がある。


normal_mode
 これがそのノーマルとマクロモードの切り替えリングである。左の下向き矢印のレバーを下げながら回す。素早い切り替えは出来ないが、意図せずにマクロモードに入らないようになっているのだろう。マクロ時に機械的に収差補正でもしているのか?


macro_mode
 これがマクロ状態である。マクロ撮影テストをした時は気づいていなかったが全域でマクロモードに入る。お陰で次回のマクロテストは焦点距離が不明である。多分70㎜だと思うのだが。


kanime
 フィルター径は58φとなっている。内側には銘板は無く、二重のカニ目リングがハマっている。これは03Aでもあったように内側のカニ目で前玉を押さえ、外側のカニ目で無限遠ピント調整をするようになっている。SIGMAは銘板が無いのが多く、しかもリングが斜めで急傾斜の奴が多い。このレンズも回すのは大変かもしれない。ネジロックが汚い!本当に工場で塗ったのか疑わしいがバラした跡はほぼ見られない。


k_mount
 当該物件はKマウントだ(それだから買った)。電子接点無しのコンベンショナルなKマウントなのだが、*ist Dsで付け外す時に稍引っかかるのが気になる。このマウントはユニバーサルマウントとして機械的仕様が公開されている筈なんだが何故引っかかるんだ?尤も*ist Dsの方に問題が有る可能性も皆無ではないだろうが。


hood
 50円の価格シールが見えるように斬新なアングルで狙う(^^ いつもは40Aにも使っていたHAMAの大型ゴムフードを付けている。APS-Cなのでこれでも70㎜側(107㎜相当)でケラレない。もっと深くても良いくらいだ。


 現在判明している不具合は前玉と次の玉にカビが生えかけている事と、細かい斑点状の汚れがある事、ホコリが多少入っている事だ。ネジロックがハッキリと見えるくらい塗りたくられている事と、マクロ機構のせいでメカが複雑なので全バラはしたくないな。一番性能に影響するクモリは無いっぽいけど汚れを取らないとクモリも判らないので不明という事になる。やるとすれば前2枚の玉を掃除したい。


★次回に続く
 次回からは撮影テストに入る。

買い物リザルト[17/09/17]

南多摩巡回[17/08/02]

TAMRON CT-135
 ググってみたけどこれと同じものを持っている人は全く見つからなかった。やはり謎だ。恐らくKマウントカメラとのセット用なんだろうけど。当時はボディ・標準・広角・望遠がセットになったものが初心者向けに売られていた。

=キャップ類=
 FL50/1.4を55φだと勘違いしていた(^^; 58φを買わねばならんのか…。

=New FD 35-70㎜ F3.5-4.5=
 今回の買い物では唯一のHJCLの所有レンズだが、この安っぽいズームって確かT50やT70向けに作られた奴だよね。外見的には写りが良さそうには見えないけど、レンズメーカーの製品よりはマシかな?

fd35703545
 と思ったら大間違い!ジジイの言っていた事は本当だったorz 恐らく現在HJCLが所有するレンズの中で1、2を争うクソ玉だ。324円は出し過ぎだ。この時期のCANONがこんなレンズを出していたとは驚きだ。こうなると同じ焦点距離・明るさの09Aや17Aが一入輝いて見える。尤もコイツは価格もそれらよりだいぶ安いんですがね。

=Super Takumar 55mm F2=
 このF2は初期F1.8の絞りを全開にならないようにしただけのもの。トリウムガラスは使われていない筈なので画質は良くないだろう。昔テストした結果を見ると色収差がトリウム版よりかなり大きかった。やはり新種(当時)ガラスの威力は絶大という事か。

=カッパ=
 これを使うという事は雨に降られるという事なので、今後は出来れば使いたくないね。

=牛焼肉定食(^^;=
 現在のお気に入りだ。肝心の焼肉は結構美味いけど厚みが薄いな。次回はうまトマハンバーグ定食を食べよう。


アキバ巡回[17/08/06]

=ピンセット=
 専門外のレンズ磨きとセンサー掃除で活躍中(^^

=TOSHIBA EXCERIA 32GB=
 早速L32に入れたけどフル画質で4ケタ撮れるのは大きいな。尤も筆者はカメラに画像を入れっぱなしにしておくのは好きじゃない。一杯になったら古い方から消していく。今までは保存期間は半年くらいだったけど、これからは一年以上は保存できそう。

=ニコポン印ダスパー=
 中身は小津産業ダスパーの同等品である。これはこれで個人的には大満足だが、やっぱりHJCLの100~300円ジャンク用にキムワイプも買うかな。ジャンクにも価格に応じた格差を付けるのがHSDLからの伝統だ(^^ あと紙のサイズが小さいのも(丸洗いした場合は)使いにくい。

=HCL ハンドラップ=
 まだ慣れていないので使いにくいがそのうち使い慣れるだろう。あの使いにくいミラーレス(熱糞)だって短期間で使い慣れたのだから大丈夫(^^

TAMRON 09A
09a_kabi
 よく見たら分解を試みた跡がある(ダメだったらしい^^)。薄くクモっているようにも見えるが微妙に僅かな生えかけのカビの方が気になる。でもこれってバラすのが超面倒なんだよね。個人的にはピントリングのゴムを剥がすのが失敗しそうでイヤなんだわ(下手すると破れる)。変な中間のカニ目は治具を自作すれば何とかなりそう。まあレンズは逃げないので気楽にやろう。

tamron_09a
 Before撮影。完全にバラしてはいないが分解されているかもしれない。コントラストが低いのはクモリとカビのせいだろう。17Aとはよく似ている気がする。


北巡回[17/08/11]

TAMRON Z-210(31xxxx)=
 イヤいーわこれ。眺めているだけで飽きない。その後サンニッパで流行った白塗りとは全く違った良さがあるね。ホワイト仕上げはこの時期だけ数種あったらしい。実は見るだけで満足してしまい撮影はしていない(^^;

=アダプトールマウント(非Ai)=
 全く役に立たない非Aiニコンマウントと書いたがそれは大間違い。実はHJCLにはニコンマウントは一つも無かったから。それでE-500+ニコン4/3マウントアダプタでタムロンレンズが付いてしまうので大助かり。尤もE-500は現在は開店休業中だが。

=SUN AUTO ZOOM 85-210mm F4.5(59xxxx)=
 ゲゲッ!何だこりゃ!F4.5開放なのに恐ろしくシャープなんだが?!勿論昔の望遠だから軸色はあるけど、開放からバリバリシャープでハロが少ない。正直サンズームなんて馬鹿にしてたけど良いのもあるんだね。これで手負い状態(カビ・バルサム)なのだから新品はどれだけ良かったのか想像もつかない。全く恐れ入りましたm(_ _)m 申し訳ないけど特集記事まで写真は見せられない。

=レンズキャップ類=
 キャップは幾らあっても大丈夫。ジャンクには通常付いていないモノだから。

52bb
 SPキャップの件なのだが、うちの52BB(もちろん新品で買った)を見たら2でもSPでもないただのタムロンだった(^^; いつからどう変わったのだろうか?恐らく52BBの辺りから合理化で複数種類は統合されたのだろう。52Bの時は2種類あった気がしてきた。

=割引券(^^;=
 8月末までだったので4枚ともキッチリ使い切った。

=積み重ね蓋付きBOXビデオ用=
videobox
 やはりサイズが不適当だな。普通に1段で入れるのには深すぎるし、2段重ねて入れるのには浅すぎる。標準ズームなら縦に入れられるが、残念ながら標準ズームは片手で数えるほどしかない。重ねられるから良いと思ったんだけどなあ。これにカメラを入れて、レンズは別のケースを探そうかな。


南巡回[17/08/13]

=SIGMA PANTEL 135㎜ F2.8=
sigma135pantel
 やっぱりいいわこれ。もちろん外見の話だけどな(^^ ピントリングのゴムを掃除したいなあ。外して洗えばいいけど劣化品は破れる危険がある。ちなみにヤマキシステム時代と書いたけど、これは一つ後の時代だった(YSはもっと太くて持ちたくない外見^^)。なおキャップはコムラーの金属キャップが余っていたのでそれを付けた。

TAMRON CZ-715
 1976~1978(推定)年の製品。玉のクモリを調査しなければならないのだが、この時期のタムロンレンズはバラすのが難しいらしい。CZ-825で練習してからにするかな。とりあえずBefore撮影してからだ。

cz715_balsam
 残念ながらCZ-825のようなマクロ機能は付いていない。最短1.5mはかなり厳しい戦いを強いられそうだ。そう言えば上記メーカーサイトでは最短が2.0mになっているが1.5mの間違いである。余談だがその後このレンズを50円で発見してしまった(^^; 無理して買う事無かったじゃんか。チャンチャン。

=Zoom-NIKKOR 35-105mm F3.5-4.5=
zn35105
 微妙に後ピンかも(テキトー)。ニコン製という先入観を持たなければ標準的なズームなんじゃないか。カビは殆どが表面だったが、前玉と一番終いの玉の内側にも「カビが生えそうな雰囲気」がある。何しろフィルターまで滅茶苦茶カビていたからな(←洗った)。

=NIKKOR-S Auto 50mm F1.4=
nikkor5014nkj
 絞りの後ろの玉にカビ又は汚れがある。NKJの最終型みたいだね。こうなると5.8㎝も欲しくなってくるな。5814の画質はクソらしいけどそれもまた良し。なおキャップはキヤノンを付けてみました。これは確信犯だな(^^

=58φ?フード=
 惜しいなーこれ!物凄く出来が良いので惜しすぎる。何とか使えるようにしたい。58φのフィルター枠に接着剤やハンダ付けとか手はナンボでもある。面倒だけど(^^;

=キャップ類(付属品含む)=
 当然ながら即戦力である。

=割引券=
 8月末までだったので4枚ともキッチリ使い切った。うまい棒も美味しく頂きました。

Zuiko 100-200mm①

S ZUIKO AUTO-ZOOM 100-200mm F5(10xxxx)


 一連の108円シリーズである。元々は筆者の私物として入手したが、まともな状態になりそうもないのでHJCLへ抛った(^^; コイツが復活したら結構面白いのだが。

zenkei
 OM-SYSTEMのズームレンズである。この焦点距離はPEN-F用は割と有名だがOM用は知名度が低い。OMメインの筆者もズームに興味が無いから存在自体をキレイに失念していた。元々2倍望遠ズーム、しかも100-200㎜なんてのはどこのメーカーも全く人気が無い。FD 100-200㎜なんてどこのHOの青箱にも必ず有るくらいだ。なのでジャンク屋でも手に取る人はまず居ない。それだから108円でHJCL&ヨコテンの手に入ったわけだ(^^


★カビカビだよ!(^^;
 当初から判っていたが不具合多数だ。その上マウントは不人気、レンズは超不人気の低倍率のソコソコ望遠ズームとくれば108円もやむを得ないところ。

①前玉・中玉にカビが生えている。
②後玉付近にクモっている玉がある。
③ズームリングの動きが良くない(グリス切れ?)。
④∞表示が狂っている(行き過ぎ)。

 でその結果としてコントラストが異常に低い画質になってしまっている。取りあえずカビをとらないと他のレンズと一緒に入れられないのでカビ取りだ。


★分解・清掃
barasi01
 まずは当然ながら銘板を外す。49φなのでHJCLが最も得意としているサイズ(^^ これに続くのは58φだけどそれはまあ関係無い。


barasi02
 前玉が外れました!かなり分厚い一枚玉だ。ここまでは小学生レベルだったのだが…。


barasi03
 カビキター!これを拭いてお仕舞…と言いたいところだが、更に下にもカビはあるようだ。けどこれから先どうやってバラせばいいの?サッパリ解らんな。

 前玉ユニットを外すのにフードを外さねばならないらしい。がしかしこのフードが外れない!ネジになっているっぽいのだがどうやっても回らないのだ。ここは撤退して後ろを見てみよう。


barasi04
 マウントのネジを外す。これが結構ヤバいんだな。元に戻らなくなる可能性も結構高い。


barasi05
 意外に呆気なく遮光フードが外れた。ミノさんだとこれは省略しているね。いわゆる手抜きと言う奴だ。


barasi06
 覚えておかねばならないのだが…あー何かもう忘れそう(^^; スイッチはポロリと取れる。バネの位置を覚えておかないとな。


barasi07
 何かもう手詰まりになってきた…(^^; こうなったらもう一度前からバラそう。ピントリングのゴムを剥がせば道は開けるのではないか。いや最初から知っていたけど出来ればやりたくなかっただけ。


barasi08
 今日は破れなかったよ。予想通り下にはイモネジがある。


barasi09
 ヘリコイド抜けた。しかしやはりフードは外さないと前玉ユニットが取れないし無限調整もできない。無理やり傷つけながら回した。

 これで色々な玉を磨けたのだが、やはり絞り後の後群が問題だ。コントラストが付かないのが問題なわけだが、その主原因はカビではなくクモリ玉なのだ。やはり後ろからやらねばならないらしい。分らんけど。

 一連の作業でヘリコイドグリスがすっかり無くなってしまった。筆者が下手なのではなくそういう構造で、ヘリコイドのグリスが付いた部分を握らないと回せないのだ。組み立てにはヘリコイドグリスが必要なので困ったな。こうなったら禁断のモリブデングリスを使ってみるか?プラじゃないので行けそうな気もするが、浸みだして絞りやマウントの方まで行ってしまいそうな気もする。まあ年一くらいで定期メンテすれば済むことだが…イヤそれも面倒だなあ。

 取りあえず仮組立してテストするか。


★テスト
 カビは全部取れたのだが画質は全く変わっていない。実はこのレンズの画質を著しく落としているのはカビではないからだ。カビは端の方の一部に生えているのは殆ど画質に影響しない(絞ると周辺は関係なくなるから)。このレンズの一番の問題は後玉付近のクモリだ。これは清掃で取れるかもしれないが、ガラスの変質もしくは貼り合わせの接着剤の変質だったら厄介だ。それでも接着剤なら貼り直し出来るがガラスの変質は削らねばならない。ガラスの表面だけでなく中も変質していて削ってもダメな場合もある。ちなみに無限遠の調整だが、マウントアダプターがオーバーインフなので不可能だった。一応の仮止めで放置するしかない。そのうち∞完全調整済(注)のOM-1で無限を調整したい。


after1
 やっぱり全くコントラストが付かない(^^; もちろん被写体は撮影時の光線状況も低コントラストなのだが、レンズがさらに低コントラストなので全体的に平板な絵になってしまう。


after1_toubai
 ただ等倍で見ると印象は変わる。*ist Dsに250~300㎜を付けた時より細かく描写しているのが判る。新品いやクモっていなかったら恐ろしく細かい画質のレンズなのではあるまいか?是非ともクモっていない奴を使ってみたい。あとカメラの解像度が足りていないのが悲しい。1400万画素の熱糞でも足りないとなると…HJCLには無いな(^^;

 今回目に見えて変わったのはピントリングのゴムがキレイになった事だけ。水洗したので新品同様とは言わないけど、非常にキレイで気持ちが良い状態になっている。


★次回へ続く
 次回はクモリ玉と症状を特定する。ぶち壊すつもりでマウントを外してバラす。どうせこのまま置いといても何にもならないのだから。クモリ玉がもし割れるようなら割って貼り直しか放置して組み立てたい。ワセリン使った例もあるけどわざわざワセリンを買うのがイヤなので合わせてそのまま放置が良いだろう。磨いて直るようならひたすら磨く。

注:クレームしまくりで当時メーカー規定以上にシビヤーな調整をしたそーです(^^ 実際∞がおかしかったのはカメラじゃなくてコシナのレンズのせいだったんだけどね…チャンチャン。疑ってすいませんでしたm(_ _)m


ストラップが切れた

canon_strap1
 *ist Dsに付けていたワイドストラップがいきなり壊れた。ベルトを繋いでいる金属製リングがある日突然に「ポロリと」割れたのだ。三脚に載せていたので力は全く掛かっていなかった。ベルト自体は丈夫で全く何ともないのだが、まさかリンク(リング)が割れるとは思いもしなかった。よく見たらこれって鉄じゃないんだね…。


canon_strap2
 これを見ると完全に金属疲労に因るものだ。不幸中の幸いと言うか、首から吊っている時じゃなくて良かったよ。吊っていたら確実に地面に落下していたはずだから。


 ちなみにこのストラップは写真を始めた頃にA1に付けていたモノ。20年以上使っていなかったのを今年*ist Dsを買った時に付けたものだ。30年も経つと使わなくても劣化するという事か。さて次に何を付けるか?うちのストラップってキヤノンとオリンパスとニコンの名前入りしかなかったような(^^;

カメラ巡回[17/08/25]

祝・50回更新


 あれから一週間、今日も行ってまいりました。実は前回あまりに荷物が多くて持てなかったので、泣く泣く急ぎでないモノを置いてきたのだ。もちろんネコマタギレンズだから一週間やそこらで他のイナカジジイに獲られる事は無いだろう。予想は当たって@50円の謎ズームレンズは全て回収に成功した。ついでにカワノンの謎も解けたけどそれは単独記事で書く事にする)。


1708251631
 出発は15時54分。あまり遅くなると「普通のサラリーマン時間(17時30分~)」にぶつかるのでそれよりは早く着かねば。混むのもイヤだし。最初の停車は16時05分に青梅街道のロイホだからかなりいいペース。次の停車はオリンピックホームピックの前。次が中杉通りの阿佐谷北六丁目だった。中野には16時28分に着いた。途中歩いているにもかかわらずこの時間に着いたのだからやはり相当に良いペース。信号シカトしたりすれば30分で着けそうだけどやるわきゃーない。


1708251634
 さて銀行へ…何だこりゃ!月末でもないのに行列が出来てやがります。金曜だからだろうか?おまけに暗証番号が何故か通らずラスト3回目にようやく通った。アセアセ(^^;


1708251643
 キター!今日もカワノン回収隊だ(^^ 私物ではスーパータクマー50㎜F1.4が売れ残っていたら買う…売れていた。アレが売れない方が異常なのである意味安心する。謎のESマウントレンズも売れていなかったら買う…売れていた。これも有ったら買ってしまう所だった(セフセフ)。関係無いけど本店前の洋食屋(ローズガーデン)でメシ食った人いる?美味いの?食べログはプロレビュアー(笑)が書いていてアテにならないので見ない。


1708251819
 1000円キッカリ買って予算内に収めた!とか思っていたけど、実は駐輪代がかかるので100円オーバーなのでした。あっ!ペットボトル56円もあった(^^; レンズ3本減らさねば…。


1708251849
 帰りはホームピックでジャンクレンズのメンテに使えそうなものを探す。あれ?買おうと思っていたJKワイパーやケイドライが品切れだ(ワイプオールは高いので止めた)。仕方が無いのでシール剥がしだけ買って帰った。


★今日の買い物
 今日も50円レンズを買ってやった。籠一杯・袋一杯レンズを持っていると転売屋みたいでイヤなのだが、我々の買っているレンズを見れば違いはハッキリするわな。何しろ有名なレンズが一つも無いのだから。そう言えば店員が心なしか笑いを堪えているように感じた。ジャンク棚の不良在庫を整理してやったのだから感謝してほしい。なおレンズは全て50円。

=アダプトールES=
ad2_es
 ESマウント発見。現在はあまり重要性は無くなったけどゲト。リヤキャップが手に入らないのがアレだが。

=アダプトールKM=
ad2_km
 これはKMじゃないか。迷わずゲト。KAなんて3000円するんだぜ?マニュアルならKMで充分だろ。

=レンズキャップ=
cap170825
 前回「ジャンク館はキャップを買う所じゃない(キリッ」とか書いたけど100円なら話は別。

=無銘 MC 80-205mm F4.5[直](182xxx)=
mc80205
 前回のカワノンのOEM元らしき無銘レンズだ(^^ カワノン・DIAと3本合わせて1組と考えたい。クモリ・傷・カビ全部アリ。マウントがPKじゃなかったら当然のようにスルーしたと思う。@50円でも得した気は全くしない(^^; しかしこのレンズ一体どうやって登録したらいいのだろうか?無銘レンズにするか?でも同じ焦点距離で違うのが一杯あるんだよ(^^; 無銘80-205mmじゃ全然区別つかない。製造番号で覚えるしかないか。

=無銘 MC 80-205mm F4.5[回](182xxx)=
mc80205c
 回転式の方も無銘があった。どれからバラすかな?キレイな奴はバラさず取っておかねば。

=無銘 MC 80-210mm F4.5[直](198xxx)=
mc80210
 これもカワノンファミリーの直進だが…これまでの物とデザインが違う上に望遠端が一般的な210㎜になっている。シリアルから見ても後期版のようだ。

=MC AUTO ZOOM 80-210mm F4.5[直](820xxx)=
mcauto80210
 MC AUOT ZOOMってアンタ…(^^; レンズ名じゃないじゃん。これは上の奴の兄弟らしい。いずれもカワノンファミリーである事はフィルター枠が異様に分厚い事で容易に判別できる。シリアルがかなり飛んでいるのが気になるが一番新しいらしい。レインボーカラーなのは地味なレンズからの脱却か?

=ITOREX MACRO-ZOOM 80-200mm F3.5=
 ここのところカワノン等でF4.5ばかり買っていたので、F3.5だととんでもなく大口径に見えてしまう。イトレックスって何だ?よく解らんけどM42なので取りあえず買うか。

itorex80200
 でもこっちには違う名前が書いてあるよ?帰ってからよく見たらカワノンにソックリだった。間違いなくこれもKファミリーの一員であろう。ゲトして良かったな。

=MC ASTRON 80-200mm F4.5 MACRO=
astron80200
 これは見た目100%テフノンだな。カワノンと同じ口径F4.5なのに大きさが3/4位しかない。以前から欲しかったテフノンが曲がりなりにも50円で手に入って嬉しい。ところで前回と今回でPKマウントが爆増してしまった。お陰で所有マウントランキングでOMを抜いて一気に単独2位に浮上した。流石にまだトップのM42は抜けないと思うが。選んで買っているので当たり前だがこれからもこの傾向は変わらないだろう。

 お気づきのように今回は当初よりカワノンデーだった。棚に置いてあるカワノン系を前回と今回でネコ削ぎ買ってしまおうと計画したのだ。そのため邪魔が入らないように買い物記事もわざわざ遅らせた。カワノンに賭ける我々の執念を知ってほしい。…まあいくら興味があっても@50円でPKマウントじゃなかったら買わなかったとは思う。暇人の安い趣味という事で。

reg170825
 ↑全部でこれだけ買っても1000円札一枚で済むのだからいいもんだ。ネコマタギレンズ道楽は止められない。それにしてもレンズ6本よりキャップ5個の方がはるかに高いのが泣ける(^^; がしかし、それが人生と言うものよ。

=シール剥がし=
sealfree
 荷札・値札専用のシール剥がし。これが894円もするのは結構つらい。シール剥がしだけならもっと安いのあるんだけどなあ。更にバカバカしい話でした。


★スルー
 キロンのバルサム逝ってる(泡立っている)奴は迷っていたけど「誰も買わんだろう」と箱に放置していたらマニアックな奴に獲られた。アレをゲットするとはなかなか上級レベルの奴だ(でも直せるの?)。あの店の客が無知蒙昧の運枯テンバイヤーばかりではないのはこの一件で分る。まあそうは言っても運枯が大多数だけどな。前回見た3000円のスーパータクマー50㎜F1.4や2000円の無名メーカー135㎜F2.8(M42)や3000円のFD 50㎜F1.4S.S.C美品はめでたく売れていた。でも売れるとなんか自分が買えばよかったかな…とか思ってしまうのはレンズ好きの性か。特にST50㎜は玉の状態が良かったので「何で誰も手に取らない?もしかして呪われているのか?(^^」と思ってしまった。オレ的には500円のキロンの方が上だと思うけど。

・たもろん
 今日はタモさんは涙を飲んで全部スルー。マウントは買ったけど予算オーバーだしもう重いレンズは持てなかった。

・ミノさん望遠
 色々あったけど巨大なのは持てなかった。次に遭ったら…やっぱり買わないかも(^^;

・FDズーム
 100-200㎜が遂に50円だったけどもう持てなかった(^^; それにFDマウントだと「最後の選択」と言う感じで余程あがりが少なくないと手が出ない。少なくとも今日は買う気は全く無し。

・タモαマウント
 2000円だったので手に持って悩んだが、ふと前を見ると絵に描いたようにカメラオタっぽい青年が捨てられた子犬のような目で俺を見ていた。仕方が無いので譲ってやった。ワン公、ちゃんと恩返ししろよ!m9(^^ ジャンボ宝くじ1等をオレにくれればいいぞ。


★走行リザルト
 今日25日の日の入りは18時18分。練馬における16時の天候は晴れ、気温は32.7℃で北北西の風1.9mだった。

走行時間⇒1:22:57
本日の走行距離⇒24.13km
平均速度⇒17.4km/h
最高速度⇒32.5km/h
通算走行距離⇒1270.1km

 カラ計測だけど一応リザルトは出しておく。歩く時間が長い割にアベレージ17km/h台が出ているところは流石新車だ(^^ 中一日でローカル巡回しなくてはいけないのだが面倒なので月末にまとめるかな…とか言ってたら雨が降って割引券が使えない事態も考えられる(^^; やっぱり真面目に回るか。割引券と言っても10%だけど使わないのは損した気分だ。

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