ネコマタギ★レンズ研究所

ジャンク屋の箱の中で引き取り手が無いレンズを好んで研究するブログである。

2017年11月

リバースリング

 暇を見つけて家にある昔使っていた写真の道具を探索したがペンタックス関連は見つからなかった。筆者にとってペンタックスは趣味のカメラだったので、実用的な仕事道具はニコポン・官能・ブラック用しか無いのだろう。昔SやKマウントの物件がジャンクコーナーで捨て値だった時代に買い占めておけばよかったな。がしかし、何故か奇跡かリバースリングが出てきた。一体こんなものを何に使っていたのだろう?まあ地面師と言われてきた筆者なので有っても不思議はないが(^^


rev_ring1
 出てきたのは49㎜と52㎜の純正リバースリングである。これだとタクマー等ペンタックスのレンズだけではなく、フィルター径が49㎜と52㎜のレンズはニコンだろうかキヤノンだろうが他社製も含めマウント関係無しで全て付く事になる(注1)。

 また変換リングを使えば伸ばしレンズも含めて全部付く。これは大きい。何しろレンズは全部で4~500本くらいあるから一生遊べる。フィルター枠が無いレンズ(多少ある)は当然ダメだけど。


md5017rev017
md5017rev040
 MD ROKKOR 50mm F1.7を逆付けしてアサペンのレンズキャップを撮影してみた。上がF1.7開放で下がF4である。標準レンズでは絶対に寄れない距離(注2)で撮影できる。画質もピントが合った所は非常にシャープで実用性充分。


mir1brev028
 HJCLらしくCPUを撮影してみる。これはMIR-1B(37mm F2.8)で撮影している。MLCCの頭辺りにピントが来てしまった。逆付けの場合は焦点距離が短い方が倍率が上げられるので面白い。


mir1brevmc4
 より変態的にテレプラスも併用してみた。暗すぎてピントが合わせられない(^^; それに拡大率が大きいから手持ちじゃ無理だわ。これどういう光学系になるんだろう?想像するのも嫌になるが気にしない事にしよう。倍率だけならデジタルの等倍マクロなんか目じゃない。


 しかしチョー使いにくい(^^; この場合ピントリングはほぼ効かないのでカメラの方を動かして撮影するのだが、これもマクロスライダー無しには実用したくない。レンズ的には能力をフルに発揮できると思うのでリバースリングはマクロ道には必須と言える。


★ステップダウンリング
 ステップアップリングというのはおなじみだと思うが、ステップダウンリングというのはなじみが無いだろう。ステップダウンリングを使ってフィルターを付けると高確率でケラレるから通常は無用の物件である。だがリバースリングを使う場合にはこれが必須となる。ステップダウンリングはカメラ屋でもあまり売られていないが、その中でお勧めというかこれしか無いのがマルミ光機の製品だ。

 小型カメラのリバースリングはフィルター径の種類が少ないし揃えると高い。そのため色々なフィルター径のレンズを取り付けるのにこれが必須なわけだ。HJCLではペンタックスの49・52φとNikon BR2Aを所有しているので49φと52φに変換するステップダウンリングが必要になる。現在はペンタ主力だから49φだけでも良いか。

62→49φ:COSINA20㎜等
58→49φ:ズーム逆付けしてみたい(^^
55→49φ:AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8等

 付けるのは主に広角と標準レンズだから55、58、62φを揃えておけばだいたい網羅できるだろう。但しNikon BR2Aに49φのレンズを付ける時はステップアップリングの方が必要になる。


注1:電磁絞りだと付いても使えないだろう(筆者は15本所有^^)。AF以降のレンズはこれだから使い物にならない。言い換えればリバースリングは現代ではもう無用のモノとなりつつある。

注2:50㎜前後の標準レンズの最短撮影距離は概ね40~60㎝となっている。最近はズームが標準レンズなので一応書いておく(^^


FD 100-200mm F5.6①

CANON FD 100-200mm F5.6 S.C.


 New FDにもあったが、ジャンクで多く出回っているのは圧倒的に銀の締め付けリングでおなじみの旧FDの方である。1966年発売ののFL名義の奴と中身はほぼ同一だし、New FDも鏡胴を改良して小型軽量化しただけだろう。流石にEFの100-200㎜はF値が違うので再設計されたと思われる。それにしてもこのメーカーのこの焦点距離に対する熱意は異常とも思えるほどだ。


★概要
 このレンズは2017年現在どこのHOの青箱にも入っているメジャーレンズであるが、同時に全く売れないネコマタギレンズを代表するレンズでもある。普通に考えてみれば当たり前だわな。

①この高倍率時代に焦点距離が100~200㎜しか変化しない!
②それでいてMFとしては極度に暗い開放F5.6!ピント合わねえ。
③更に鬼畜な最短撮影距離2.5m!室内使用は無理。
④それでいてマクロ機能など一切無し!日常使用は無理。
⑤テレ側で繰り出すと矢鱈細長くて使いづらい形状!ブレまくり。
⑥ジャンクでは不人気の代表格であるFDマウント
⑦中古価格は他のレンズと変わらず決して安いわけではない

 現状これで人気が出る方が不思議だ。大体100-200mmなんて同じくネコマタギの70-210mmにも包含されるのでわざわざ選んで買うもんじゃない。70-210㎜ならF値だって安物でもF4.5はあるだろう。カメラメーカー純正品でなかったら新品だって売れないのではないだろうか。2倍でも50-100㎜だったら需要はあっただろう。ま、設計の難易度は100㎜以下の方が遥かに上になるわけだが。

 そんな訳でほぼ買う人は居ない不燃ゴミ扱いなのであるが、そんなレンズこそがこのネコマタギレンズ研究所の取り上げるべきfavoriteレンズである。新品定価や中古価格は決して安くは無いが、ジャンク価格であれば精々数百円とよい塩梅である(^^ そんな訳で荷物が少ない折にゲトしてきた(注)。

注:以前から買うつもりだったが、100円のは状態の良いのが皆無だったので選り好みしていた。大型で他の買い物がある時は持つのがイヤだったこともある。


normal
 棚で見ていて分っていたけど長い。同じFDに300㎜ F5.6と言うのがあるがアレと似ている。1966年当時ならズームとして普通だし、1970年代でも世間的にはほぼ問題なく許されただろう。もっともNew FD時代には誰にも見向きもされていなかったが。筆者は写真を始めた頃に大亀のワゴンに空しく放置された多数のNew FD版新品特価品(7~8割引き!)を見た事がある。


max
 がしかし。上の100㎜時の姿は仮の姿で200㎜の時に繰り出し、ついでに内蔵フードも伸ばすとこんな姿になる。流石にこれは…とドン引きされても致し方ない。ハッキリ言って400~500mmクラスだよこれは。

FD100-200mm F5.6
 これはモノコート版で1971年5月発売。66mm×174mmで820gである。HOでよく見かけるのはこれだね。銀の締め付けリングにFDらしさを感じてしまう。

FD100-200mm F5.6 S.C.
 上のレンズにスペクトラムコーティングを施したもの。1973年3月発売。66mm×173mmで765gと僅かに長さが縮まり軽量化されているのを知って驚いた。コーティング以外は全く同じだと思っていたので。これも非常に良く見かけるが、今回入手したのはこのバージョンである。

New FD100-200mm F5.6
 New FD版も同価格で売られていたので比較のためゲトしてきた。こちらは軽量化したものの外見が現代的で味わいが低い。筆者のA1・F1には良く似合っているけど。光学的には最少絞りがF32になっただけ。外観的には63mm×167mmで610gと大幅な小型軽量化が図られた。


filter5552
 New FD版はフィルター径も標準の52φになっている。しかし鬼畜な最短撮影距離2.5mは最後まで改善されなかった。最短撮影距離を短くするためには鏡胴の設計変更が必要だからだろう。近距離の画質についても見直さねばなるまい。New FD版の方は1979年6月発売。


 インターネット上では使っている人を殆ど発見できなかった。チマチマとそこら辺の花や猫を写している亀爺・亀オヤジが最短2.5mのレンズを使うわけは無いな。望遠では一般的な鳥の撮影には焦点距離が足りないし。作例を探したが皆無に等しかった。一応細々と使っている人は居たけど写真がちっさいサムネイル級だった。やはりHJCLでテストするしかない。


★状態
maedama
 前玉は全く傷が無く新品同様と言って良い状態。細かいホコリがあるがこれはジャンク店の棚の上でかぶったものだろう。何で前玉だけキレイかと言うと、そこらのビンボー人はプロテクトフィルターを使うからだ。レンズは後玉の方が重要なので前だけ保護してもしょうがない。それに玉に傷が無くてもカビが生えたらお終いだし。まあこのレンズに限れば後玉が天然フード状態なので前玉保護は正解と言えば正解だ。当該物件に関して言えばカビも全く生えてないのでそれなりに気を使って使われていたのだろう。キヤノンナンバーに拠れば1973年8月製造らしいので世代的に近親感はある(^^ 何にせよ44年前に生まれたレンズである。そこらの中年オヤジが生まれた頃のレンズなのだ。こうして現在も全く問題なく使用可能である事に感動する。金属+ガラスレンズはやっぱり最高だよ。


gomi1
 中の状況はこんな感じでジャンクレンズとしては普通である。大きめのゴミが二つ見えるが、これはジャンク在庫中に付着した表面のゴミだと思われる。このレンズは望遠レンズにありがちな後玉がかなり奥まった所にあるタイプで通常接触は無い。そのためジャンク箱で揉まれても傷が付いたりする心配は無いのだ。このメーカーの製品では心配されるクモリも今のところ気にならないしカビも無い。クモリに関しては精密検査をしないと分らないが。


gomi2
 後玉をブロワーで吹いてみた。予想通り大きい二つのゴミは消えてしまった。細かいホコリは残っているが特に問題は無いのでこのまま撮影してみよう。

 メカは今のところ問題無しだが直進ズームなので経年劣化がモロに出るタイプ。直進式はピントリングとズームリングが両方共にお亡くなりになる場合が多いのだ。それとズームはカムが減ってくると機械式のピント補正が効かなくなって来てズームではなくバリフォーカルのようになってしまう。このレンズは使用頻度が低かったのかメカの状態は新品と変わらないので力は出せそう。外見もHJCLが入手後に磨きまくってジャンクから中古美品くらいに昇格している(^^ 内蔵フードに傷が無い分、同時に入手したNew FD版より状態は上と言える。


★次回に続く
 実はこの記事は当該レンズを手に入れるだいぶ前から書き始めている。秋前には半分くらいは書いてあった(^^ ジャンク屋の棚を見ていて、いつかは絶対このレンズを手に入れる事になると信じていたからだ。念願が叶って?こうして記事が陽の目を見る事になった。めでたし^2

カメラ巡回[17/11/10]

 定期巡回である。前回は不作で何もレンズを買えなかったが、今回こそは良いネコマタギレンズを手に入れたいものだ。出発は大体いつも通りで15時59分だった。実は本当に久々に自転車に乗るのだ。何と前回のカメラ巡回(2017/10/31)から一度も乗っていない。まともに走れるのだろうか?まあ自転車と水泳は絶対忘れないらしいから大丈夫かな(^^

 その証拠に走り出すと全くいつもと変わらず、昨日も走っていたかのように走れてしまうのだった。ただ足が弱っているのが判る。早稲田通り程度の登り坂で足がダルくなるのはヤバい。途中で息切れしたところもあった。こんな事ではそこら辺のヨボヨボのジジイを笑えないぞ。このまま弱ってしまうのは拙いので連闘で次の日曜はHSDLの巡回で長距離を走る予定。雨が降らない限り毎週走りまくりだ。尤もある程度寒くなってきたらお休みしますが(^^;


1711101633
 往路の平均速度が驚異的だった。何しろほとんど止まらなかったからな。都内でこの数値を出すのは交通法規を守っていれば通常不可能に近い。


1711101634
 もう暗くなってきた16時33分に到着。いつものようにサンプラザの自転車置き場に止めておく。ここが一番自転車が痛まないからな。ここからジャンク館まで徒歩5分である。


1711101638
 キター!ここからジャンク館の棚が見えるかな?棚がスケスケじゃないか。結論を言えば今日も不作でした(^^; 何しろ買おうにもレンズが無いのだからどうにもならん。実は筆者が到着して暫くした頃にジャンク追加投入があったのだが、如何にもテンバイヤーみたいなオッチャン(頭は悪いが欲だけは人一倍みたいな感じの男)が全部持って行きやがった。尤も追加は1000円以上のAFレンズが殆どだったので我々には用は無いのだが。


1711101738
 17時38分にお会計。こんなに早いお帰りは初めてではなかろうか。この秋は「何も無かった」がデフォになりつつある。荷物が少なくて良いかもしれないがHJCLネタ的に詰まらないなあ。


1711101758
 17時58分、ダイソーも見たし帰るか。どこかでメシ食って帰りたいけど、イナカと違って都内店舗は自転車止められるところが無いからなあ。ファミレスには一人で行きたくないし真っ直ぐ帰るか。取りあえずお疲れ様。


★今日の買い物
 何にもねえ!仕方が無いのでマウントアダプターを検品したが、M43もNEXも定価より高いのがあったりして不発。EOSのは欲しかったけど高いので止めた。

=SIGMA TELE-MACRO=
sigma_telemacro
 買えそうなのが無かったのでΣのテレコン(ニコポンマウント)をゲト。今日買った唯一のレンズだが壊れているかも。実は使い方をよく知らない(^^;

=キャップ類=
cap171110
 今日のキャップ類。最近はレンズを全く買わないので追加しなくても大丈夫(^^


★スルー
 これは欲しい!と思うレンズは大概が予算(1000円)を越えているので全て撥ねられてしまう。それが買い物ストッパー(no more 貧乏^^)になっている側面もある。お前らも見習え!カネ貯まるぞ。尤もオレは稼ぎも無いので全く貯まらないけどな。

・Panasonic LUMIX G3
 1600万画素のM4/3という事でそれなりに魅かれたが「シリアルナンバー消え」って書いてあった。それって盗品と区別がつかないのでは…と思ったが内部にも入っているんだっけ。でも消えているのは気分が良くないのでスルー。5000円切っていれば消えていようが買っちゃった可能性もありますけどね(^^

・EOS-NEXアダプタ
 電子接点付きだが何かまともに動かない気がしてならない(^^; 誰かヒトバシラーになってほしい。


★走行リザルト
 今日11月10日の日の入りは16時38分。練馬における16時の天候は晴れ、気温は15℃で南の風1.0mだった。帰りは寒いがまだ手袋が要らないだけマシか。もうそろそろヤバいけど。

走行時間⇒1:11:59
本日の走行距離⇒21.37km
平均速度⇒17.8km/h
最高速度⇒30.7km/h
通算走行距離⇒1671.5km

 往路は驚異的速度だったが、こういう時は得てして復路がタレるのだ(^^; 17.8km/hは昔なら好記録だが新車になってからは当然の速度となってしまっている。地道にレベルアップしているのね。

TELEPLUS MC4

2X APK TELEPLUS MC4(550xxxx)


 いやーヒドイ目にあった。このテレプラスの後玉がクモっている(と思われる)ので拭いてみようと思ってカニ目リングを開けたわけ。一番内側のリングを外したらいきなり全部の玉がバラっと落ちてきた!最初だけカニ目リングで止まっていて後はスペーサーしか入っていないのだった(^^; 手抜きしやがって。お陰で構成が分からず試行錯誤となった。それから30分以上かかって漸く∞が出るようになったがこれで本当に良いのか自信が無い。4群4枚でも組み合わせはかなりあるからなあ…。結局クモリも取れなかったし反って埃だらけになってしまった。もうこれは諦めて中抜きして中間リングにでもするかな?もし次回買う事があればMC4ではなくMC7を買いたい。取りあえず解体前に?テストだ。


★親レンズ
 TELEPLUSは親レンズ=50㎜で設計されているとされ、メーカー公式には200㎜を超えるレンズには対応していない。そこで最近使い慣れているTAMRON CZ-715にした。このレンズなら親レンズの悪さで訳分らなくなる事はあるまい。焦点距離はテレ側150㎜だけテストする。このレンズは長焦点側はあまり良くないレンズなのだが。


cz715_mc4
 ちょっと全長が長くなったのでブレが心配だが、軽いので少なくともCZ-825よりはブレにくいと思う。これでこのレンズは300㎜ F7.6相当(APS-Cだと約460㎜相当)という事になる。カメラは御覧のようにK100D Superだがブレ防止は切っている。


★リザルト
 試した結果は画質の低下はそれほど感じられないのだが、それよりもレンズが暗くなったことでブレによるピントの悪化が増大したように思う。これに文句言っている人って実は手ブレしてるんじゃないのか?

=F3.8(F7.6相当)開放=
cz715_mc4_038
 あ~カメラが傾いている!この三脚と言うか雲台は倒した時に曲げてしまったらしい。回すと傾くのはそのせいか(^^; テスト結果より気になってしょうがない。閑話休題、真ん中だけはこの倍率なら特に問題の無い画質である。ただ周辺がボケているのが気になる。当然ながら色収差も目立つ。

=F5.6(F11相当)=
cz715_mc4_056
 やはりこの絞りでも周辺の悪化が目立つ。これでも等倍とか堅い事を言わなければ月の撮影等には使える。

=F8.0(F16相当)=
cz715_mc4_080
 この絞りだと周辺もまあまあ我慢のできる範囲だ。マンション左上隅の鳥を見た限り真ん中も画質は向上している。この辺りまでが実用可能なシャッタースピードか?

=F11(F22相当)=
cz715_mc4_110
 ああ~センサーゴミが出てきた(^^; F22相当でシャッターが1/50秒と300㎜の望遠レンズにとってはかなり厳しい戦いである。

=F16(F32相当)=
cz715_mc4_160
 1/25秒ともはや実用的なシャッタースピードでは切れない。微妙にブレで画質が低下しているかもしれない。有名メーカーの望遠レンズで解像感が低いのは殆どがブレによるものだと思われる。画質の低下は感じられない。

=F22(F45相当)=
cz715_mc4_220
 大判カメラ並みの絞り(相当)となり、もはや昼間でも手持ちシャッタースピードでは切れない。特殊用途だね。

=F22(F45相当)+ブレ防止=
cz715_mc4_220b
 参考までにブレ防止も入れてみた。設定は300㎜であるが全く変化は無い。結論として三脚では入れても無駄と言うか誤爆防止で切った方が良い。


★おまけ
cz715_mc4_220c
 上の最後のテストの時に誤ってミラーアップせずに手でシャッターを押してしまったのがこの画像。こんなに画質が悪化するんだね。先日も某公園で三脚に載せているのに手でシャッターを押していた人を見かけたが、まさかこんなに画像が悪化するとは思っていないのだろうな…。等倍だったら黙ってゴミ箱に入れるレベル。

TAMRON 03A②

 前回記事では一部清掃して動作チェックしたが、7月から放置されていて続編が無かった。記事は6月に書いたのでこの放置っぷりは凄い(^^; ジャンクでは意外と人気があるのでヤル気を無くしたところもある。取りあえず撮ったのを上げてしまおう。


★手抜き遠景テスト
 やりかけだが途中で上げてしまう。210㎜しかテストしていない。

=F3.8開放=
210f038
 何故半絞り暗いのか?実はこれF3.5で計測したから。本当はF4くらいの明るさしかないのだろう。尤も巷のF4のレンズはそれより暗いと思われるのでやはりちょっと明るい事に違いは無い。閑話休題、∞のピントは出ていて問題ない。自分で∞調整したのだから合っていなかったら情けない。

=F5.6=
210f056
 本当の明るさはこんなものだった。なぜこんな暗い時にテストしたか?それはマンションの部屋に明かりが入ったのでそれをテストに使おうと思ったのだ。ちなみにこの当時はまだ誰も入居していない。この明かりはモデルルームだと思われる。

=F8.0=
210f080
 F5.6と殆ど差は無いがやはり微妙に向上している。真ん中も含めF8が最高画質と言って良いだろう。

=F11=
210f110
 もう画質は飽和しており被写界深度以外は変化は無い。


★中距離80㎜
 ワイド端80㎜である。

=F3.8開放=
080m038
 開放ではホンの僅かだがハロが見られる。真ん中では碍子の白い部分で判る。バックは二線ボケ気味だが非点隔差の乱視ボケとは違うのでだいぶマシ。

=F5.6=
080m056
 真ん中のハロは消えた。全画面に渡って問題の無い画質である。

=F8.0=
080m080
 周辺だけでなく真ん中も向上している。最高画質は遠景と同じくやはりF8.0らしい。尤も差は僅かである。

=F11=
080m110
 被写界深度以外は特に変化は無い。


★中距離105㎜
 中間画角その1。

=F3.8開放=
105m038
 全画面に渡って微妙にソフトである。尤もそう言われて初めて気づく程度であり、これで使えない訳ではない。日の丸構図の花の写真なら気付かないかもしれない。

=F5.6=
105m056
 全画面に渡ってシャープさが確実に向上している。ボケも問題なくなり筆者ならこれで充分だと思う。

=F8.0=
105m080
 気持ち画質が向上したかなと言う程度。この焦点距離は優秀でつまらないなあ(^^;

=F11=
105m110
 被写界深度が増しただけ。


★中距離135㎜
中間画角その2。

=F3.8開放=
135m038
 全画面に渡って一寸ソフトな感じ。ポートレート等ではこの方が好ましい。但しボケは完全に二線ボケしていてキレイではない。乱視ボケも混じっているような感じ。

=F5.6=
135m056
 全画面に渡って画質は向上した。色収差も気にならない程度だ。

=F8.0=
135m080
 真ん中の画質はさらに向上した。やはりF8.0が最高画質のようだ。

=F11=
135m110
 被写界深度以外は特に向上していない。この辺りで筆者の中ではもう結論が出始めている(^^


★中距離210㎜
 テレ端の210㎜である。

=F3.8開放=
210m038
 申し訳ない、少々前ピンになってしまった(^^; まあこれでも解るのでこのまま進める。開放からピントの合った部分はシャープだ。ただこのくらいの焦点距離になると色収差がどうしても目立ってくる。被写体によっては気になるだろう。

=F5.6=
210m056
 ピントが深くなった分画質が向上したように見えるが差はわずか。

=F8.0=
210m080
 被写界深度以外は特に変化は認められない。

=F11=
210m110
 被写界深度以外は特に変化は認められない。


★おまけ:一般風撮影(^^;
tv_ant
 TVアンテナ(遠い方)である。距離は近い方の10m弱に対し20m程度である。いつもの奴との違いは同軸ケーブルがパイプの中を通っていないこと(^^ 今日はお客さんも来ているね。朝日を浴びてます。210㎜だとちょっと足りないかな。


★続く
 以上のことからこのレンズはF8.0が最高画質という事になった。尤も開放でも色収差以外は充分実用になる。昔から画質には定評のあるレンズだが、やはり評判通り安定して使える画質だという事は判った。定評を追認しただけなのでHJCLとしては面白くは無いのだが…。次回はマクロ撮影の能力を探る。更に予告すればその次は103Aと比較する。それが一番やりたかった事なので本命はそちらである(^^

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