ネコマタギ★レンズ研究所

ジャンク屋の箱の中で引き取り手が無いレンズを好んで研究するブログである。

2017年12月

FA28-70mm F4AL③

SMC PENTAX FA28-70mm F4AL


FA28-70mm F4AL①
FA28-70mm F4AL②

 前回、開放F4.0とF5.6の差が無いと言う奇妙な不具合を発見した。絞り値が全く同じになっているらしい。70㎜は正常だったのだが50㎜はおかしい。今回35㎜と28㎜はどうなるのか?


★35㎜
 さすがにこの辺りになると被写界深度が深くなって来て変化が少ない。

=F4.0=
035mc040
 開放がアンダーになるのは全て変わらない。+0.3しているがそれでもまたアンダーである。1/2~2/3絞り(EV)くらい足りていないのだろう。狙いよりやや後ピンになっている。

=F5.6=
035mc056
 あーやはりおかしい。バックのボケを見るとやはりF4.0と変わっていない。70㎜以外全部おかしいのか?絞りが開かないでそのまま撮影されるからアンダーになるとか?

=F8.0=
035mc080
 この焦点距離は画質の変化が少ない。微妙にシャープになった気もするが、このサイズだと被写界深度以外に変化は見つけづらい。

=F11=
035mc110
 ピントが深くなっただけ。

=F16=
035mc160
 ピントが深くなっただけ。

=F22=
035mc220
 ピントが深くなっただけ。あ露出補正忘れた(^^; 見た目半絞りアンダーだね。

35mm_chuushin
 これが35㎜時の中心部の等倍画像だ。左上が開放、右下がF22である。


★28㎜
 この焦点距離でカメラを撮るバカも居ないだろうがレンズのテストなのでこのまま続ける(^^ ワイドのアップはモノを撮るには向かないだろうが、遠近感を誇張した作画には必須であろう。

=F4.0=
028mc040
 APS-Cなので何とか周囲がフレーム外に消えた。絶対性能(解像力)に不満はあるものの画質は問題無し。

=F5.6=
028mc056
 これもF4.0と変わっていない。結論を言えば70㎜以外は全て開放F4.0とF5.6は同じになっている。故障なのか仕様なのか?イヤ仕様のわけは無いから故障なのだろう。困った事になってしまった。

=F8.0=
028mc080
 ピントが深くなっただけ。

=F11=
028mc110
 ピントが深くなっただけ。

=F16=
028mc160
 ピントが深くなっただけ。

=F22=
028mc220
 回折で真ん中がボケ始めている。

28mm_chuushin
 これが28㎜時の中心部の等倍画像だ。左上が開放、左下がF11、右下がF22である。ちなみにこの画像、作成に苦労した割に違いがよく解らないのでもうやらないと思う(^^;


★続く?
 ただの撮影テストのつもりが思わぬ不具合を発見してしまった。壊れているのか仕様なのか?精密検査はまたいずれやってみるとしてしばらく経過観察という事で。

カメラ巡回[17/12/07]

 11月10日からだから約一ヶ月ぶりのカメラ巡回である。ここのところジャンク館は何も無かったのでほぼ行くだけで終わっているが今日はどうか?尤も今までの傾向から言って行ったら行ったで何かしら買ってしまうだろうな。出発は16時09分。


1712071619
 初停車は16時19分、千川通り入口にマンションが建築中だった。タワマンかな?どちらにしてもここの景色が変わりそう。個人的には青梅街道の脇なんて住みたくない。30階くらいなら排気やホコリも気にならないだろうが…。特にヒドイのはホコリと言うかタイヤやアスファルトの微粒子。これを始終吸っていたら煙草に注意しても全くの無駄。健康に気を付けているのに街道筋の道端に住むなんてバカみたいなもんだよね。


1712071625
 次に停車したのは16時25分に上井草三丁目だった。今日は信号運は悪くない。このまま順調に走れると良いな。早く着くのも大切だが、それ以上に安全第一なのだ。


1712071628
 その次に止まったのは環八の清水三丁目交差点で16時28分着。非常に順調だ。もしかするとこれまでにない良い記録が生まれるかもしれない。


1712071630
 ところが邪魔する奴が現れた(^^; この写真の青い奴。このミニサイクルのアホが前に止まるので青でもなかなかスタートできない。写真を見れば判るようにヘッドホンなんか付けて自転車を運転している。これだけでもふざけた奴なのだが、こいつは何と殆どの信号を無視しやがる(この信号や中杉通り等は無視すると死ぬので止まる^^)。コイツは遅いので走り出すと直ぐ抜けるのだが、信号待ちしていると再び前になるので邪魔で邪魔で仕方が無い。どこかで一人でくたばってくれ。環七近くまで付き合わされたので大ブレーキだ。


1712071647
 ペースは上がらず結局サンプラザ駐輪場に入庫したのは16時45分だった。いつもと同じで全然早くねえじゃねえか!(^^;


1712071650
 F屋J館に着いたのは16時50分だった。もう少しでサラリーマン軍団が来るぞ!と緊張したが今日はごま塩ハゲや入れ歯ばかりで殆ど来なかった。一人だけ同じ趣味っぽい奴もいたがそのような人間はごく少数である。一時間くらい経った頃に女性客も含めてだいぶ混み合ってきた。

 この写真で判るようにきょうは棚にレンズが割りと並んでいた。がしかし、人気レンズは殆どが致命的な障害を負っていたし、目当てのネコマタギレンズは非常に高く「売りたくないんじゃないか?」と勘繰るほどの価格だった。最近は順調にオークションが伸びているみたいだし、そのうちジャンク館の店舗が無くなるんじゃないかと思う。利益だけで見ればどう考えても効率が悪いし…。でも賭けても良いけどオークションではネコマタギレンズは売れないよ。まとめて箱売りすれば売れるかもしれないけどテンバイヤーが喜ぶだけ。我々ネコマターに売った方が有意義と言える(^^


1712071830
 18時30分、ずいぶん長いこと居たが大半の作業はキャップの全検品だった(^^; 今日はマウントアダプターも品切れっぽかったしな。目当てのモノは尽く売れてしまい影も形も無かった。暫くの間、巡回回数を減らした方が良いのかもしれない。ここは駐輪料金がかかるのでHOのように回るだけなんて事は許されないのだ。


1712071832
 出庫は18時45分だった。このあとはダイソーで積み重ねビデオケースを見たがやはり無かった。ビデオテープ自体がもう時代に合わないので仕方が無い。安い上に大きくてイイケースだったんだけどなあ。それはさておきお疲れ様でした。


★今日の買い物
 複数あるレンズの絞り込みは主に価格で行なうが、同じ価格が沢山ある場合はやはり変な物や今まで見た事が無いモノが選択される(^^ もし価格だけで絞り切れなければ状態も勿論判断材料になる。最も重要なのは開けた跡が無いモノを選ぶことだ。素人が開けたレンズは大体もうダメだね。何しろ自分自身で開けたレンズだってもう信用していないくらいだ(もし処分する時は破砕して捨てる)。シロートが開けたレンズは不燃ゴミも同様と言うのがHJCLの見解だ。オークションの素人が行なったオーバーホールなんて噴飯ものだね。

=Kenko 2X OP TELEPLUS MC7=
 ↑なーんて言っていたらもう買うものが無いわけよ(^^; ここのところ二回連続でレンズ買い物が無かった為「死んでもレンズを買って来い!但し100円以下でなm9(^^」という上からの指令が出たためこんなモノでお茶を濁す。これもレンズの一種だからセフセフ。

mc7_om
 MC7はFDマウントを数十年前に買った気がする。問題はOMマウントだが、MC7のOMマウントは持っていないので桶。また持っていたとしても二枚重ねと言うインチキ技も使えるので桶。MC7は私物のFD用を含め2個目で、HJCLとしてはMC4とMC6に続き3つ目。OM用では初。

=SIGMAケース=
sigma
 実は今日の買い物品はこれに入れてもらった(^^ 勿論タダではなくシッカリ100円取られてます。数か月前から店の前の籠に複数あったアレである。最後の一つだったので筆者が持って行った。なかなか状態はいいので望遠ズームを運ぶ時に使おう。中の緩衝材が経年劣化でベトベトになる予感がするが、そうなるまで使っていられるかどうかは分らないな(^^;

=キャップ類=
cap171207
 あとはこんなモノしかねえな。こんなモノと言っても重要な後方支援戦力なのだが。以前「F屋J館ではキャップは買わない!(キリッ」とか書いていた気がするが、そういうものは時と場合により高度な柔軟性でどうにでもなる(^^

=電池2CR5/CR2=
2cr5_cr2
 HOのジャンク不幸箱に入っていたフィルムカメラと云うかαばかりだけど(^^; 動作チェックしてみたいので電池を買った。家にあった2CR5は20年物なのでもう電圧が5.6Vしか無かったのだ。@400円×2。たけえ。でも中華品だとどちらの動作チェックか分らないので国内メーカー製が安心。

=マイクロファイバークロス=
microfiber
 関町のクリエイトで入手。30×30㎝の大きさのクロスが5枚で284円だったっかな。これでレンズを掃除するのだ。

=BIZ-OLE=
bizole
 このペーパータオルはクリエイトで200枚入りで88円だった。エリエール(150枚)より枚数が多くて安い。これまで禅を剥がすのにトイレットペーパーを使っていたが、カスが付くのがイヤになってきたのでこれで落とす。でもいくらジャンクとは言え玉磨きには使わないよ。イヤ実験的にはやってみたい気もしているが(^^;


★スルー

・FDマウント系
 価格は他マウントに比べるとだいぶマシ。1000円出すと何でも買えそうな気がする…あくまでも気がするだけだが(^^; 我々ネコマターにとっては最後の楽園だが、FD系はマウントアダプターだと着けるのが面倒だ(絞りレバーの操作など)。

・Fマウント系
 相変わらずニコポン製ネコマタギ単焦点(135とか200とか)や廉価版のプラスチックズームがあるがHOよりも断然高い(1000円以上)。ニコポン製品は恐らく今後もここでは買わないだろう。断然の1番人気ネコマタギレンズQ200㎜F4は既に入手してしまったし…。

・Kマウント系
 8~9月はソコソコ豊富だったが10月中旬以降パッタリ無くなった。ペンタックソ製のネコマタギ廉価版ズーム(主にFやFA^^;)はそれなりに物件数があるが買う気になる値段ではない。これ系も最近はHOだけで買っている。死んでいるのが多いのはどちらも同じ。

・OMマウント系
 このマウントの物件はごく僅かで選択の余地は皆無だ。前回瑞光でゴミを引いたので高いのは怖いからもう買いたくない。そうすると買うものが無いという事になりHOの格安ゴミレンズに期待するしかない。年に数本しか見ないけどね…。

・SRマウント系
 このマウントも物件自体が極少数だ。HOではこれが矢鱈豊富なのに何故なんだ?思うにニコポンや官能と違って、カメラ専門店の買い取りではなくゴミ屋に直行してしまうのではないだろうか。既に終了しているマウント(と言うかメーカー自体^^)だし、特にカメラに興味を持たない人にとっては「何だこりゃ中華製か?」となりかねない。そう考えればこの現象は何となく納得できる。ま事実ゴミ状態のレンズが多いのだが(^^;

・M42系
 ほぼ多クマー200と135しかない上に高い(既に所有している)。レンズ専業メーカーのモノは皆無と言って良い。一部バカライター(+流れに棹さす素人ウンコブログ)が煽ったお陰で妙に人気があるからな。いくら中古やジャンクレンズを煽っても日本産業の振興には寄与しない。お前らプロは新品を買いたくなるような記事を書けよm9(^^

・α(SONY Aのこと^^)
 HOではエロスマウントに次いで多いレンズだがここではあまり見かけない。これもゴミ屋行きなんだろうな…ウム納得できる(^^ HJCL的には100円以下なら買っても良いんだけどね。鏡胴を含めて全身プラスチック製で、おまけに玉は樹脂封止で磨けないのが殆どなので汚れていたりカビが生えていたらお終いだ。やっぱ魅力ねえな~。

・その他レンズ
 珍しいモノは皆無だった。HOと違って部品の欠落したゴミAFレンズが少ないので検品が楽だ。あんな不燃有害ゴミは10円くらいだろう。例え10円でも絶対買わないけど(^^

・カメラ
 ミラーレスはクソニー、DSLRはペンタックソ、あとは格安M4/3しか目もくれない俺カッコイー。ペンタックソは何故か最低人気のK-7ですら高いので現状スルー。NEXも機種の折り合い付かず。さすがに最高峰の2400万画素はまだ高い。唯一M4/3の1600万画素が豊富だったがもう少々下がらないと我々ネコマターの圏内には入らない。これは年末大売出しに期待するか…イヤ期待しない。買わずに済むならそれに越した事はない(^^;

・CT-1EX
 珍しくバシバシ動くカメラがあった。イヤちょっと違うな。ここの棚に有るカメラは電子カメラが7割を占めているので動かせるのが無いのだった。残りの3割も半分が壊れている。このコシナはシャッターがメカニカル制御シャッターなので元気に動いたが2000円だったのでスルー。その昔、新品同様のFX-3 Super 2000をこの値段で買ったような(^^;

・F4の残骸(^^;
 いくら安くてもこれはチョット…。何の部品が無いのかF4を持っていない筆者には判らないのだ。

・F2の残骸(^^;;
 ファインダーが無いからなあ。まあオレは幾つか持っているが。部品全付きで動けば欲しいな。結局ニコポンはF2が最高だった。Fは流用で出来たβ版だしF3以降は電気だし。


★走行リザルト
 今日12月07日の日の入りは16時28分。ここ一週間以上当地に於ける日の入り最速時間である。これで底を打ったのであとは長くなるばかりだ。もっともこのどん底の暗黒期間が11月29日から12月12日まで約二週間も続くのだが。練馬における16時の天候は晴れ、気温は13℃で北の風1.0mだった。真冬の千切れる程の痛さではないが耳が辛くなってきた。それと夜は走るのに手袋が必須になってしまった。

走行時間⇒1:12:21
本日の走行距離⇒21.68km
平均速度⇒17.9km/h
最高速度⇒33.2km/h
通算走行距離⇒1774.3km

 平均17.9km/hというのは都内巡回では好タイムである。往路は時間は掛かったが止まっている時間が長かっただけで速度自体はかなり飛ばしている。復路は流したけど往路だけなら19km/hに迫るくらいだった。

NEW FD 35-70mm F3.5-4.5②

CANON NEW FD 35-70mm F3.5-4.5


NEW FD 35-70mm F3.5-4.5①

 前回の続きである。今日は予告通りマクロ機能を使って撮影してみる。


★マクロ
 このレンズにはレンズ専業メーカーのズームのようにマクロ機能が付いている。特に売り物の無いこのレンズでこれだけが売り物と言って良い。

=開放=
macro035
 オッ!ちょっとハロっぽいけど意外といい線行っているな。遠景は良くなかったが近距離は良いのかな?

=F5.6=
macro056
 一段絞ってハロは消えた。やはりピントの合ったところに魅力を感じる。何と言うか滑らかな感じ。

=F8.0=
macro080
 普通の描写になった。コントラストも悪くないし充分に使えそうだ。

=F11=
macro110
 ピントが深くなっただけ。相変わらずイイ。

=F16=
macro160
 ピントが深くなっただけ。何か背景しか変化していないような気がする(^^;

=F22=
macro220
 チョイと真ん中の解像度が落ちてきた。ただ気になるほどではないのでピントの深さが欲しい時には使える。


★一旦終了
 前回のテストではボロクソだったがマクロテストでやや盛り返した。今から好んで手に入れたいレンズとは言えないが、長い間の腐れ縁で所有しているならマクロで使えば良いのではないか。

今日の作業[17/12/14]

 今日の作業は2017/04/28に540円で入手したAUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4(123xxxx)と2017/10/04に100円で入手したCANON FD 135mm F3.5 S.C.の掃除を行なった。


★CANON FD 135mm F3.5 S.C.
 まずはコイツや。前玉と後玉にそれぞれカビが生え始めている。この辺りで手を打たないとコーティングがヤバい。

fd135_barasi1
 分解と言っても単焦点だし、そもそも前玉と後玉を外すだけなので簡単だろう…と思ったらそうでもなかった。まず銘板を外した後のカニ目リングが外れない。カニ目の溝が恐ろしく浅いからだ。お陰で失敗して少々傷ついてしまった。これでもうヤル気が無くなってきた。筆者は妙な所だけ完璧主義なので失敗するともう全部パーにしたくなる(^^;


fd135_barasi2
 後玉も難しいだろうな…と思ったらこちらは意外にもアッサリと外れた。この筒のような玉押さえはプラ製だった。回していたらいきなりぽろっと取れたので玉が落ちてきてしまい方向が判らなくなって一寸動揺した(^^; 凹面が外側(後ろ)のはずだが殆ど凹も凸も無いレンズなので…。


fd135_barasi3
 でもまあ何とか完成した。ホコリが少々見えるが有害なカビは皆無になったのでこれで完成だ。ホコリや汚れは別にいいけどカビは下手すると進行するので出来る限り除去したい。ついでに言うと防湿庫にはカビ付きは入れられない決まりになっている。


fd135_test1
 まずはこのレンズにとって苦手な近距離と言うかマクロから。フル解像度の25%画像だがまあこんなモノかな。近づくとボケがぶれたようになるのがヤバい。近接できない仕様なのはこれが原因かも。


fd135_test2
 これはフル解像度の中央部原寸画像である。このようにF3.5開放でも解像度はソコソコだが、先日の官能ズームも結構良かったので単焦点としてはもうちょっとキレて欲しかったな。まあ官能だからこんなモノだろうと言う甘い採点をする(^^ なおF5.6ではハロがスカッと消えて更にシャープさが上がった事を付け加えておく。


fd135_test3
 うーむ、単焦点と言えどもこの程度ならば70-150㎜ズームの分だけCZ-715の方が良いのではないだろうか(^^; お粗末様でした。


★AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4(123xxxx)
 お次はこちら。ついでに何となく買ってしまったがかなりポンコツのPF58㎜である。F1.4でなかったらこの値段では買わなかったよ。絞りは簡単に直る読みだったのだが…。


pf58_barasi1
 ありゃ?銘板が全く回らないぞ!必死に回していたら何とその内側のレンズを止めているリングの方が先に外れてしまった(^^; 前玉だけ外したかったのでこれで良いけどなんだかなあ。


pf58_barasi2
 後ろはどうやって外すんだ?絞りの事もあるしバラすか。まずはネジで止まっている黒い金属板を外してみたが…何も起こらなかった。何のためについている板なんだろう?何の役割もはたしていないように見えるのだが。反射防止なのかな?しかしこれを外さないと後群ユニットが引っ掛かって外れない事が後から判った。邪魔してるだけじゃん(^^;


pf58_barasi3
 じゃあこのイモネジに違いない。筆者はイモネジが嫌いだ。そう思っていたら何とイモネジを床に落として行方不明にしてしまった。床には銀色の耐熱マットが敷いてあったので銀色のイモネジがどこ行ったのか分からない(^^; いずれ探すが知らない間に掃除機で吸い取ってアウトの可能性もある。


pf58_barasi4
 外してみたら今度は銀色の汚い輪っかが外れただけだった。この茶色い固体汚れって何なんだろう?この辺りでこのレンズと言うかミノルタ自体に嫌気がさしてきた(^^;


pf58_barasi5
 ヘリコイドから油っぽいのがしみだしている。ヘリコイドの動きが悪いのでここからCRC-556を吹き込んだという信じられないくらいのバカなオッサンをどこかで見た(^^; 頼むからもう人生を辞職してくれ。


pf58_barasi6
 このあとはヤル気が無くなって後群ユニットを取り出して凹レンズのカビっぽいのを除去しただけだった。この後群ユニットが曲者で、これをねじ込むだけの作業で30分もかかってしまった。何故かネジが噛まないんだよね…。当該品だけなのか他のもそうなのかは知らないけど要注意。

 結局絞りは修理できなかった。いや完全にバラせば出来るだろうけど、この時代のレンズは罠があるのでバラすのがイヤになってきて止めといた。どんなに安いレンズでもズームとF1.4では価値がダンチなのだ。イラついている今バラすと再起不能にしかねない(^^; このレンズは開放しか使わないレンズだからレバーに紙でも挟んで開放固定にしておけばいい。


pf58_test1
 さてテストしてみる。何だこりゃ?やたら画質が悪いな。一瞬玉の入れ間違いを疑ったが、考えてみれば前玉と後群ユニットを外しただけなので間違えようがない。後群ユニットはバラしていないし前玉は逆には付かない(^^; つまり平常運転で画質が悪いだけなんだね。尤もこのレンズは筆者の持っている一眼用F1.4の中でも最も古い部類に入るので仕方が無いと言えば仕方が無い。ちなみにこのレンズは正確に言えば60㎜だと思う。


pf58_test2
 もうちょっと離れてみた。アンテナまでは精々7m弱くらいだがやっぱり良くない。このサイズだとハッキリとは分らないけど。つまりVGA~XGA程度の画質でレンズについて語ってはいけないという事。ちなみに熱糞+K&Fマウントアダプターではオーバーインフだったけど都合が良いので直さない(^^


★終わり
 FD135㎜はまあまあ良かった。ROKKOR PF58㎜は絞りが直らなかったので開放専用になってしまったがいずれ活躍する日が来るだろう。と言うかこの記事が掲載される頃には既に活躍しているはずだ(^^

NEW FD 35-70mm F3.5-4.5①

CANON NEW FD 35-70mm F3.5-4.5


 たまには有名なレンズでもやってみるか?という事でCANONのNEW FD 35-70mm F3.5-4.5を引っ張り出してきた。通常HJCLでは標準ズームは取り上げないので珍しい。標準ズームはビンボーデジタル写真家にソコソコ人気があるのでネコマタギではないからだ。それを何故取り上げたかと言うと…それを書くのは止めておこう。焦点距離が短いので遠距離と中距離を合体させてテストする。


nfd35703545
 このレンズは2017/08/02に324円で入手したレンズである。例によって他に買うものが無かったので惰性で買ってしまった。がしかし買わない方が良かったかもしれない(^^; 今は宇宙の彼方に投げ捨てたい心境だ。

 T50/70の標準レンズであるが、状態はバラした跡も無く外見は全く問題無し。玉は普通でカビ・クモリも無く評価に問題は無さそう。メカもガタは無くグリスが気持ち劣化し始めている程度だ。このまま製品として評価をしても問題は無いレベルである。


★35㎜
 パッと見で判るようにタル型の歪曲がある。歪曲がハッキリ識別できるようにわざと周辺に直線を入れてみた(^^ 尤も28㎜以上の広角ズームと比べれば少ない方ではある。また形が素直なタルなので陣笠のような変な形よりはだいぶマシ。陣笠の1%よりはタルの2%の方が良いのである。

=F3.5開放=
035f035
 元々は35㎜フルサイズのレンズで、それをAPS-C(NEX-5)にて使用しているにもかかわらず周辺部がかなり酷い。開放では撮影する気にならないレベルである。尤もこのレンズで開放で風景を撮る人も居ないだろうが。ブレたようなボケは非点収差だと思われる。

=F5.6=
035f056
 一段絞って大分マシになったが、右の電柱のワイヤーハーネスの描写はやはりヤバい。

=F8.0=
035f080
 これで漸く全画面使えるようになった。思ったよりはよくやっているかな。

=F11=
035f110
 ピントが深くなった以外には変化は見られない。


★50㎜
 この50㎜より一寸短い辺りが歪曲が一番少ない。ワイド側=タル型、中間画角のどこかに歪曲が無い焦点距離、テレ側=糸巻型という教科書的な歪曲の移り変わりである。歪曲が気になる時は無理やりこの辺りを使えばいい。単焦点レンズにはできない芸当だ。

=開放=
050f035
 このレンズは80年代のレンズだが70年代のレンズのように画面全体ハロハロだ。日中なので特にハイライトの滲みが激しい。非点収差も相変わらずで実用にはちょっと厳しい。

=F5.6=
050f056
 一段絞るとハロはスッキリ消えた。ただ電柱の描写はやはりヤバゲ。

=F8.0=
050f080
 電柱の描写はまだちょっと気に食わないが大部分はこれでOKだ。

=F11=
050f110
 全画面最高画質に達する。


★70㎜
 ピントがあった所の画質はこの焦点距離が一番良いようだ。

=F4.5開放=
070f045
 ハロはかなり大きい。基本的に70年代テイストだな(^^; ボケもブレボケしていて気に食わない。

=F5.6=
070f056
 半絞りだがハロは消えた。ただ非点収差は本質的には改善しないのでぼかすとヤバゲな描写になる。

=F8.0=
070f080
 左側の描写は全焦点距離の中で一番良いね。右は距離の関係もあるだろうが良くない。

=F11=
070f110
 全画面最高画質に達する。


★次回に続く
 ネット上で評判が悪いレンズだったので期待したが遠景は良くない。設計時にキャビネ版くらいしか考えていないのだろう。廉価版レンズ→ビンボー人が使う→ビンボー人は大伸ばしなどしない→キャビネくらいで見られる画質で良い、となる。今で言うならキットレンズだが、やっぱり一眼レフを使うならおまけじゃなくてちゃんとしたレンズを使いたいものだ。長くなったのでマクロテストは次回に回す。

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