ネコマタギ★レンズ研究所

ジャンク屋の箱の中で引き取り手が無いレンズを好んで研究するブログである。

2018年03月

TAMRON 77D②

TAMRON 77D 28-80㎜ F3.5-5.6


TAMRON 77D①

 前回の続きで今回は実際に撮影テストしてみる。今回は遠・中距離、つまり風景撮影である。焦点距離の短い標準ズームのため遠距離と中距離は一緒にする。

 今回問題になったのはやはり絞り値の問題である。マウントアダプターの関係で絞り値が不明なのだ。シャッター速度から絞り値を推測する事も考えたが、今回はマウントアダプターの絞りに入っているクリックを一段ずつ絞って記録していこうと思う。理由は面倒だったからだが、これでも絞りと画質の関係は充分に判ったのでこれを採用する。

 今回は掲載画像が小さいが、これは等倍で見てもあまり意味は無いというか目的外のような気がしたから(^^; 適宜等倍画像も掲載する。なおコメントは等倍画像に付いて語っているものだ。掲載サイズでは恐らく判らない。


★28㎜
 ワイド端の28㎜である。鏡胴はテレ端80㎜と同じ長さまで伸びるが大した事は無い。

=開放F3.5=
028m0350
 開放は少々解像度が低いね。コントラストは開放からほぼ全開なので余計に気になってしまう。もちろん28㎜という事を考えればこんなものかもしれないが。

=一段絞り=
028m0351
 まだ不充分ながら微妙に解像度が向上している。コントラストは全くと言って良いくらい変化は無い。

=二段絞り=
028m0352
 解像度が漸く使えるレベルに達してきた。

=三段絞り=
028m0353
 特に変化は見られない。あと絞っていくとかなりピントが移動する。AFしか想定されていないので仕方が無い。もう設計段階で「ピント移動は気にしない」って事になったのかな?

 28㎜は開放から三段絞りまで画質の変化が殆ど無いと言える。変化の無いレンズはユーザーの夢・技術者の理想と言われてきたが、イザ実現してみるとサッパリ良いと感じないのは何故か?良いレンズの条件を備えていても個性が無くて面白くないという事だろう(^^;


★35㎜
 あまり変化は無いが一応確認しておく。

=開放F3.5=
035m0400
 これも開放からコントラスト全開だ。流石に90年代のレンズと言えよう。ただ28㎜でも思ったが解像度は高くないというか低い。

=一段絞り=
035m0401
 絞っても特に何の変化も無い。ピントが移動したのが判るだけ(^^;

=二段絞り=
035m0402
 特に変化は無い。以下三段絞りは省略する。


★50㎜
 丁度中間の50㎜である。この焦点距離の時に鏡胴が一番短く縮む。なので結構使い道のある焦点距離なのだ。

=開放F4.0=
050m0450
 ちょっとハロっぽいが。周辺まで流れも無く解像している。コントラストも問題無し。但し絶対値は高くない。

=一段絞り=
050m0451
 周辺のコントラストが開放の中央並みに向上した。中央は更に締まってきて文句無し。

=二段絞り=
050m0452
 周辺の画質はさらに向上したが中央部はもう上昇していない。これ以上絞っても無駄。


★70㎜

=開放F4.5=
070m0500
 微妙にハロがあるが問題にはならないか。これも開放からほぼ全開に近いコントラスト。

=一段絞り=
070m0501
 ハロが消えてほぼ最高画質に。

=二段絞り=
070m0502
 上がった気もするがこのサイズだと分らない。


★80㎜
 テレ端の80㎜である。

=開放F5.6=
080m0560
 開放からいきなり全開だ。ハロはあるがコントラストは充分で解像力も問題無し。

=一段絞り=
080m0561
 ほやっとしていたのが締まってきた。

=二段絞り=
080m0562
 更に上昇。これが全画面に渡って最高画質だ。

 これ以上絞ると逆に低下していく。このレンズは巷の評判がよろしくないのだが恐らく絞って使ったのではなかろうか(絞ると開放より悪くなるっぽい)。なんて早熟なレンズなんだ…。APS-Cだとやはり80mmが一番かなあ。


★次回に続く
 開放からコントラストが全開に近く三段絞っても殆ど変化しなかった。これは完全補正または低収差レンズの特徴である。まさかこれほど初戦全開型だとは思わなかった。馬で言えば新馬をブッチギリで勝って2戦目からはずっと勝てなくて3歳で地方競馬へ転籍という早熟タイプだな(^^; もちろん絶対値は違うけど後のデジタルレンズに通じるものがある。変化が無く面白くないと言えば面白くない。

2月の買い物結果

新座・赤塚巡回
 時間が無かったから企画したコースだが初コースなので面白かった。そのうち何年かしたら忘れられた埼玉各店も回ってみたいところ。実は埼玉にはショボイ買い物よりも写真を撮りに行きたい希望があってね。特に「埼玉中央部遠征」で行った今福周辺なんて撮りたいものが一杯だった。HJCLは望遠が主なので荒川流域も良いかもしれない。

=AUTO MAKINON MC ZOOM 80-200mm F3.5=
 前玉に傷が一つ。この傷は撮影に影響はほぼ無いが内部にカビが少々あるのでこれを取らねばならない。

makinon80200
 通しでF3.5はマキナ光学には厳しかった?仕様は良いんだけどねえ…。ピント合わせ出来ないくらいハロが出る。これはカビだけではなく球面収差もデカいのだ。

=MINOLTA AF ZOOM 35-80mm F4-5.6=
af3580456
 色も合っているし小型なボディに良く似合ってなかなかカッコ良いぜ。

minolta3580456
 但し性能はイマイチだけどな…(^^; 小型=低性能はレンズ界の不滅の常識です。

=SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 MACRO=
 玉がこのレンズとしてはすんごくキレイ。これなら性能評価してもバチは当たらないだろう。

minizoom_macro
 これが単焦点並みだって?またまたご冗談を(^^;ノシ きっと色々と限定条件が付くのだろう。まあΣだからフツーに許してやる。ニコウンコや官能だったら苦情電話してやるところだ。

=PROSPEC MC AUTO ZOOM 28-70mm F3.5-4.5=
prospec2870
 ピントリングのゴムは外して洗った。何だよ普通のビニールテープが巻いてあるぞ。光は漏れないのだろうか?この時期はΣズームβでも厚めの金属テープだったのだが。当然劣化してきてベタついているがコリアだからしょうがないか。

prospec2870_1
 うぎゃー!クモリはかなり酷いようだ。バラして元に戻らなかったら我々の負け。コリア製レンズは初なので何としても元に戻ってほしい。この感じは真のクモリではなく蒸気クモリにも見えるのだが。もしそうなら拭けば取れる。

prospec2870_2
 何しろモニター画像がほぼ見えないのでピントの合わせようが無い(^^; カンで合わせたけど合っていないだろうな。クモリ取りは急務のようだ。

=55φ金属フード=
55metalhood
 内側の植毛部分のホコリをクリーニングしてから洗った。上のΣに付けてみたが似合わねー。プラレンズにはプラ製のフードが良く似合う。仕方が無いので筆者がもらって金属レンズに付けよう。

=キャップ類=
 当初からそのつもりだったが上のΣに付いた。


西巡回[18/02/14]

=CANON RM=
rm1
 ねじ止めのネックストラップが外れない…クソが。仕方が無いのでニッパーで一部ビニールカバーを切った。デカいカメラなのでストラップは必要だが、個人的にはワイド以外のネックストラップは使いたくない。取りあえずレンズから外した古代のケンコー製スカイライトフィルターと一緒に洗濯機にブチ込んで洗ってやった。実際ゴミだが慌てて捨てる事も無いだろう。結局エレクトロ35のうんこストラップやFTのボロケースも捨ててないし…(^^;

rm2
 このバカが。メモホルダーなんて貼りつけやがって。こんなモノを使うだけでも気に食わんのに、この小汚い細工のホルダーを瞬間接着剤で貼りつけてやがる。HSDLでも何回か書いたがスプレーと瞬間接着剤はバカの証明だ。

rm3
 剥がしたけど汚くなっちまったな。シャッターが調子悪くて超スロー(1や1/2秒)がダメで最後まで走らない。反対に高速だとミラーが上がったまま下りてこない。巻き上げたら戻るので当初は「RMってクイックリターンではないのか?」と思ってしまった(^^; 中速は大体動く。さてコイツはどうするか?撮影用モデルになるか誰かにあげるか?製造後半世紀以上経過した製品としては状態は良いのでもらってくれる人は居るかもしれない。

rm4
 消毒も完了。SR-7とはタイプが違うが外光式露出計イイねー。RMの場合はSRと違いセレン光電池なので電池は要らない。このまま外部露出計としても使えるがシャッター優先なのが観音らしくてイヤだね。肝心のメーターは針が振れるので生きている様子。でも強い光を当ててもフルスケールにはならないので部分的にセレン光電池が死にかけているのかもしれない。この程度なら換えなくても直せそうだけど。

=SUPER-CANOMATIC LENS R 50㎜ F1.8=
 うっすらとクモリが出ているかも?オハラ系だから仕方が無いか。ガラスが黄色くなっているのだがひょっとしてThガラス使用なのかな?だとすると一寸期待してしまう。で熱糞に付けようと思ったら装着できない。何とレンズマウント側のドテがマウントアダプタのレバーに当たってしまうのだ。このレバーが無ければ装着できるのだが…。中華でレバーのない奴が売っているのでそれを買えば良いのかな。残念ながらまた今度ね。標準レンズなのにズームレンズの広角並みに歪曲収差が大きいらしいので楽しみなのだが(^^

=CANON FL 35mm F2.5=
 以前から所有しているのは異常にキレイで恐らく未使用品だったのだが、今回のこのレンズも非常に状態が良いので驚いた。以前から所有しているのは50xxxでこれは29xxxなのでだいぶ古い。このFL3525はST5518と一緒に投影検査をしたりして結構詳しい。ほんの一時期だがメインレンズになった事もあり、武蔵関の都営住宅が閉鎖になった時はこのレンズで廃墟を撮影した。これも誰かにバラされていないので期待している。

=LENTAR AUTO ZOOM LENS=
 使っているうちに各所が崩壊寸前までガタガタになる。そしてその頃にはズームリングがスッコスコになっている。どう見てもこのボロさはコムラーそのもの。恐らく三協光機の製造ではないか。中を覗くと拭き傷が見られるが、どうせソフトコートも知らないバカが一人前にメンテらしきことをしたのだろう。バラす時にピントリングとズームリングのゴムを切ってやがる…別に切る必要は無いだろ。更にその代償として接着剤で止めてあるのがいけない。もう破壊しないと剥がせないじゃないか!その後のお前の管理が悪いから再びカビが生えているんだが…一度だけ言うが死ね。

lentar1
 でかっ!うっとーしーな(^^; 写らなかったらハンマーでぶち壊して捨てる。

lentar2
 うーむ!なるほど…ってかよく判らんな(^^; 確かに言える事はこのレンズは仕様のF3.5より暗いという事だ。最低でも半絞り、ひょっとすると一絞り近く暗い。

=キャップ類=
 実際これだけ買っているのにHJCLには余剰キャップは殆ど無い。それだけスゴイ勢いでレンズを買っている事になる。現在余っているのはなるべく買わないようにしているSR系だけ。あとVITACONとかIZUMICとかの謎52φキャップだね(^^;

=LEDライト×3=
 ちょっと待った!これアカンわ(^^; LEDライトなのに蛍光灯と同じくチラつきやがります。管だけでなく専用グローランプ(付属)も換えるのできっと無理な事をしているのでしょう。当初「蛍光灯の味を出すためにわざとやっているのか?」と思ってしまった。明るさは微妙に上がったが8年使い込んだ蛍光灯との比較なのであまりアテにならない。

 実は4本必要なところ、勘違いで3本しか買わなかったので1本足りていない(^^; まぬけ。また買うのかよ~持って帰るのが面倒なので勘弁して。


北巡回[18/02/18]

=SIGMA 70-300mm F4-5.6 DL=
70300dl
 再起不能のクモリ品なので解体目的で入手した。がしかし、撮影したら結構写るのでテストしてみるか?という気になってきた(^^ 300㎜はワヤ(無茶苦茶)だが70㎜は良さそう。但しマクロが付いていないので筆者にとっては実使用は不可能に近い。

=SIGMA ZOOM 35-80mm F4-5.6 DLII=
 実はこれ買い物記事にも書いた通り不具合がある。どうもHB非球面が製造不良?みたいな状態なのだ。HSDL時代からそうだったが筆者は製造ミスに非常に興味がある。これを発見したから買ったのね。この玉の不具合がバラさずにうまく撮影できると良いな。あとまだ禅が爆発していないのでいつかヒドイ目に遭いそうな気もする。長期間箱に入れといたら溶けて他のレンズにも被害を与えるとか。爆発前に誰かに押し付けてやるか?

3580dl2
 な、なんだこりゃ?(^^; DLIIってDLの改良型じゃないのか?HJCLで以前から所有していたのとは全然違うな。完全な状態ではないので決定的な評価は避けるが…。

=Kenko MC CLOSE-UP No.3=
 49φは1番と3番で揃えようと思っていたのでピンズド。下でAC5番も手に入ったし1、3、5番でライン完成か。

=Kenko AC CLOSE-UP No.5=
 よく見たらこれMCではなかった(^^; ACは全部MCだと思っていたよ。486円は少々高いけど元がソコソコ高いものだから良いか。

ac_cul_no5
 SMC PENTAX-F 35-80mm F4-5.6 で試してみた。このレンズは元々40㎝まで寄れるので日常撮影に不満は無いが、このクローズアップレンズで下の大きさまで拡大できる。色収差は少々見られるが親レンズで発生しているのもあるので少ない方だと思う。度の強い方が球面収差が大きいのでなるべく小さい番数から試さねばならない。その為にはいくつか揃えた方がいい。

=MINIZOOM MACRO用フード=
 まあ実用では使わないと思うけど、誰かにあげる時にフードが付いていた方が良さげなので。

=キャップ類=
autotamo
 今回手に入れた中で唯一、使うアテの無いキャップがこれ。オート時代のタモ論キャップだがかなりみすぼらしい(^^; 一番デキが良かったのはZ時代の奴だな。これは近いうちにオート時代のを買うというお告げか?ちなみに現時点ではアテは無い。

 今回一番嬉しかったのはM42キャップを4つ手に入れた事。実はアマゾン通販とかで売っているチャチな中華製だが文句は言わん。「M42キャップを買い占めているのは誰だ?(^^#」「キャップ集めたって写真は撮れねえぞ!」とかHSDLブログで毒づいたら早速出てきてくれた。流石に願いが必ず叶うHSDLブログだな(^^ 実はこのM42キャップはネジピッチの関係でレンズに微妙に合わない。ねじ込む時に意外に苦労するがハマってしまえば型が付くので大丈夫だ。でも中華らしい出来損ないなので高値では買わない方が良い。どうせ新品を買うならペンタックス純正を買いましょう(募金になるし^^)。F屋H店で売ってます。

sony_e
 他にはEマウントのボディキャップとリヤキャップも2ゲット。セット売りだったのでボディも手に入ってしまったが、これはマウントアダプター自作に使いたい。

m43_cap
 よく分らないこれは何?M4/3か?と思ったら何とライカMマウントだった(^^; Mを忘れるなんて終わったなオレ。ちゃんとズ39ロン5020が付いた。でもライカにサードパーティーなんて付けられないのでイラネー。隣のポチのおもちゃにします。これもセット売りだった。

nise_nikon
 あと一番興味深いのはこれ。ニコンのキャップに見えるが実は中華贋物である。偽物好きの筆者がこれを見逃すはずはない(^^ ロシア物に付けるか?

 他には純正ではないOMボディ+リヤキャップ(セット売り)もゲット。テフノンやマキノンにOM純正キャップが付いていたら幻滅だからね。無名レンズメーカー製で純正が付いていた奴はこれに交換する。タモ論にはタモ論、ΣにはΣ、時奈には時奈を付けなければならないし時代によっても変わってくる。マニア道は険しくそして遠い(^^

=レンズケース(^^;=
lensire
 実はこれは108円なのだが蓋が別売りなので事実上216円となってしまう。やはり半額で買える積み重ねビデオケースの方が上だったな。しかしこれで増えすぎた標準ズームがだいぶ収まった。標準は横入れだと効率が悪い上に出し入れしにくいので縦入れのこのケースが良い。剛性は高くないが積み重ねもある程度までは可能っぽい。あともう一つ追加すれば春シーズンは乗り切れるかな?それよりも既に記事になったゴミレンズを捨てる方が先か(^^; F屋が着払いで引き取ってくれないかな。

=LED蛍光灯=
 3本が4本に変わってようやく完成した。光質が変わったからだろうがちょっと明るく感じる。その点では高かった(合計2160円)けど交換したかいはあった。だがこの鬱陶しいチラつきはどうしたものか。何とかこのチラつきを消せないかな?と思っていたら単純に安定器をワイヤーでパスすればいいようだ。それなら簡単なのでやってみるか…と思ったが普段使わない上に天井に付いているので非常に面倒くさい。うちは滝山団地と違って天井が高いんだよ(^^ いずれヒマになったらね。あとこれの短いのも欲しいなあ。使っていない蛍光灯使用の電気スタンドがあるのでLED蛍光灯があれば復活させて使いたい。


南巡回[18/02/24]
 買い物記事で伏せた買い物はここでも伏せる。それはそうと、実は最近HJCLはAFレンズばかり買っている事に気づいた人はあるだろうか?小さく見えて大きな変化なのだが、いずれハッキリ解る日が来るだろう。

=MINOLTA AF ZOOM 28-85mm F3.5-4.5=
 実はこれをα7000に付けて写真を撮りたい願望がある。実際その為に買ったレンズである。

a28853545m045
 85㎜の中距離。開放から特に問題は無さそう。尤も開放はF4.5なのでやってもらわねば困るけど。

a28853545mc045
 このレンズのマクロ機能はワイドマクロである。ワイドマクロは立体物を撮る方が向いている。画質は顔の網点も出ているし問題無し。


カメラ巡回[18/02/28]
 打ち切り目前のカメラ巡回だったが、今回のレンズ買い物で首の皮一枚で延命した。

=2X MX TELEPLUS MC7=
 このレンズは性質上何かと組み合わせないと活躍できないのだが、考えてみたらSRマウントのレンズは殆ど無いんだよなあ。状態も良いし私物でもらっちまうかな。

md17_mc7
 MD5017を付けてみた。普通に使えそうだ。

=SIGMA ZOOM-κ100-200mm F4.5=
zoom_kappa_1
 だめ。どう磨いてもBか精々AB-までだ(^^; ちなみにこの時期のΣは刻印してから印刷しているので文字や色落ちが極度に少ない。Ⅲの頃だともう掘っていないからすぐ消える。

zoom_kappa_2
 でもゴムは洗って新品同様になった。傷が無いと何とかなる。後はクモリが無ければ格が上がる。

zoom_kappa_3
 酷いけど上のプロスペックほどじゃない。普通の人なら宇宙の彼方に投げ捨てるだろうがHJCLではこの程度のは今までいくらでもある。TAMRON 40Aがうちに来た時くらいかな。このズームはカムの動き方が他のと違うので面白い。まあバラしてからのお楽しみだ。どう考えても適価は50円以下だが元を取るために頑張ろう。

=FD25U(80/01)=
=FD50U(85/04)=
 こんなアクセサリーにもキヤノンナンバーが入っているとは。アクセサリーなのでいずれ活躍するだろう。

=OMオートエクステンションチューブ=
 アクセサリーなのでいずれ活躍するだろう。

=キャップ類=
bc1000
 α-7000のボディキャップが正式なものになった。今までは下の白いαSweet用が付いていたから。白いのは手抜きでバヨネットではない被せ式なので嫌いだ。

teleplus_cap
 OMテレプラスのボディキャップが漸く正式なものになった。ここに別のが付いているとげんなりする。こういうところに気を使わないとダメ。

 金属シグマだけまだ使う用が無い。恐らくパンテレ時代のレンズは近いうちに買う事になるだろう。但しまだアテはない(^^;

=フィルターケース=
 早速活躍中だ。

TAMRON 77D①

TAMRON 77D 28-80㎜ F3.5-5.6


 またもやタムロンだが、このレンズはαマウントで最初に手に入れたレンズなので仕方が無い。またレンズメーカーの標準ズームの中で最もネコマタギな部類に入るレンズである。これ以上敬遠されるのはエロスΣしか無いからな。このレンズはこの時代の廉価版標準ズームの典型というか雛形ともいえるレンズだ。これを入手した当時はまだαマウントは持っていなかったが、いずれ買うだろうという読みで先物買いした。少々時間はかかってしまったがこうしてテストできるようになってめでたい(^^


★仕様
 タムロンのサイトに拠れば以下のような仕様となっている。AF時代となり残念ながらタムロンアダプトールマウントを含む交換マウント方式は終わりを告げ、この時代からはタムロンレンズでも完全固定マウントとなっている。家でカタログを探したが、丁度このレンズが出た辺りのカタログが無かった。恐らくAFになって興味が失せたのだろう。今考えてみると総合カタログくらいはもらっておくべきだった。まさか後にジャンクでズームを手に入れるとは当時は夢にも思っていなかったから。イヤ当時どころか数年前の筆者は夢にも思っていなかったね(^^;

=TAMRON 77D 製品仕様=
モデル名:77D
マウント:ニコンAF-D/キヤノンAF/コニカミノルタAF/ペンタックスAF
焦点距離:28-80mm
開放F値:3.5-5.6
レンズ構成:7群7枚
最小絞り:F22
最短撮影距離:0.7m(注)
ズーム形式:回転式
最大撮影倍率:1:8(80mm)
フィルター径:58mm
フード:C2FH
重さ:237g(ニコン用)
最大径X全長:72mm×70.4mm(ニコン用)
価格:38,000円(Canon用のみ40,000円)
発売時期:1995年
製造終了:1998年
広告売り文句:広角28mmから中望遠80mmまでをカバーする標準ズーム。 237gの軽量設計ですので、気軽に持ち運びできます。
注:実際使用してみたところ焦点距離に依り多少違っているようだ。


tamron77d
 残念ながら日本製ではなくCHINA製である。尤もOEMではないので中華製による品質の低下は無いだろう。カメラ業界ではない何処かの業界のように中国人に丸投げしなければ問題は無いのです。


aspherical
 アスフェリカルという赤文字で非球面レンズ採用製品である事が判る。この頃から安価なガラスモールド非球面やハイブリット非球面が光学ガラスのサプライヤーから供給されるようになり爆発的に広まった。しかし廉価版レンズの場合はそれらの殆どがコストダウンや小型化に用いられたため画質の向上には貢献しなかった。上がった分は何所かで削ってしまったから。ただこの頃から開放から高コントラストになってきたのは事実だ。最高性能は同じでもタイプが変わってきているんですね。


a_mount
 徹底したコスト削減により全体的にプラスチックを多用し、通常は金属を用いるメイン鏡胴やレンズマウントまでプラ製となっている。このレンズはタムロン製だが、αシリーズ自体がそのプラスチック化の先鞭をつけたカメラシステム群なので似合いと言えない事も無い。何しろカメラのマウントにもプラスチックが採用された時代である。

 新品の時にはそれなりの品位があるが、当該品のようにジャンク箱の出身ともなると細かい傷だらけでかなり安っぽく見えてくる。表面のかなりの部分を占めるラバーが劣化しやすい事も大きい。ここら辺りが金属製に対する弱みと言えよう。コスト削減は材質だけに止まらずMF用の距離指標も廃止されている。僅かにMF用の細いリングにゴムが巻かれているだけまだ配慮がある方だ。ヒドイのになると掴む(つまむ)所が無いモノすらあったから(某ミノ製)。


c2fh
 これが専用フードのC2FHであるが、御覧の通りかなり浅いフードとなっている。デジタルのAPS-Cはおろか35㎜フルサイズでも浅すぎて遮光効果は皆無に等しい。せめてSIGMAの花形フードのように効果のありそうなものが欲しい。このように効果が無さそうなフードをわざわざ手に入れたのはこの記事の撮影の為である(^^ このレンズはコーティングは前時代よりかなり進化しているが、必要に応じて自身でハレ切りしないと悲惨な事になる場合もあるかも知れない。


★動作チェック
 現時点ではαシリーズのDSLRは所有していない。そのためフィルム時代のαを使って動作チェックしてみた。カメラは最初期のα7000、3xi、後期のSweetだがAFは問題なく完全動作した。AFの速度や騒音はまあ時代なりという事で…(^^; 外見はずんぐりして見栄えはしないが、プラ製で軽い事もあり装着バランスは悪くない。当該品は再三書くようにジャンクだが、経年劣化と思われるのは振った時に若干カタつきが大きいかと言う程度である。ズームリングは35㎜辺りで稀に引っかかりを見せるが問題無し。元々プラスチック製のためリングを回した時にトルクと言うか潤いを感じない。MFは新品時から厳しいが不可能ではない。現に今回のHJCLのテストは全てMFで行なっている。この場合ピントリングが軽すぎるのが問題となる。合わせたあとで手を放す時にズレてしまう可能性が高い。

a7000_77d
 玉は青箱の奇跡か?パッと見で傷は全く見られない。中玉隅に繊維のような極僅かなカビの生えかけ?が見られるが現状では特に問題にならないレベル。覗いた時のコントラストからはクモリも認められない。当該品は分解清掃の必要は無さそうだ。尤もこのレンズはエレメントが樹脂で封印された一体設計なので分解は不可能である。無理やりバラしたらもうTAMRON 77Dとは呼べない。


★∞ピントチェック
 このレンズはαマウントでAF専用レンズである。AFレンズはどのメーカー製でもAFメカの必要上∞の先にオーバーインフの余裕が設けられている。そのためシロートにバラされていない限り∞が出ない事は有り得ない(有ったら明らかに不良品と言える)。元々この手の廉価版AFレンズは非分解式の部分が多いためシロートがメンテしている確率はごく低い。筆者がジャンクで入手したAF専用レンズでバラされたものは一度も見た事が無い。幸いこのレンズもバラされていないようだ。なので無限チェックと言うより無限遠付近の画質チェックを兼ねている。掲載画像はいつものようにRAW等倍からトリミングして中央部をXGAで切り出したもの。

=全景=
mugen

=28㎜ F3.5=
mugen28

=35㎜ F3.5=
mugen35

=50㎜ F4.0=
mugen50

=70㎜ F4.5=
mugen70

=80㎜ F5.6=
mugen80

 ワイド端28㎜は広角で開放F3.5という事もありピントの山がよく判らない。何しろ熱糞のMFアシスト14.0倍でも判然としないくらいだ。尤も広角側は被写界深度も深いので実用的には困らないかもしれない。標準域やテレ端ではピントの山は大体分るがF5.6だとかなり深度が深いので判然としない。以前から書いているがこの中央のマンションは無限遠ではなく有限距離700mである。がしかし望遠レンズではないし、ピントが合った所からリングには更に充分な余裕があり∞でも問題にはならないと思われる。望遠レンズの∞は正確には月でも撮影しないと判らない。


★ピント移動
 これはAF時代のズーム全般に言える事だが、このレンズも例に漏れずズーミングによるピント移動がかなり大きい。このレンズの場合はテレ端やワイド端でピントを合わせ、ズーミングで反対側の焦点距離端に持って行くと画像が使用不能なほどボケボケになる。MFズームではこれほどピントが外れるレンズは故障品以外は存在しない。何故これを故障と判定しないかと言えば他社の廉価AF標準ズームでも多かれ少なかれ同じだったから。AFになってからピント移動などはどーでも良くなった(廉価版に限る)のではなかろうか?その証拠にこれをAFで使っていた時にはピント移動は全く気にならなかったのだ(^^;


tele_wide
wide_tele
 上がテレ端で合わせてワイド端に移動したもの、下がワイド端で合わせてテレ端に移動したもの。これはレンズの定義から言えばズームと言うよりバリフォーカルに近い。恐らくコンテニュアスAFが前提となっているのだろうがMF派にとってはちょっと悲しいものがある。当初は軽いピントリングを触って動かしてしまったのかと思い、何度も試してみたが結果は変わらなかった。

 尤もこれが設計時の性能ではなく経年劣化であるという説もある。何故ならこのレンズはズームのカムに至るまでプラスチック製だからだ。経年摩耗によってガタがきて、通常機械式のピント補正が働かなくなっているという状況だ。こればかりはバラしてみないと何とも言えないのだが、いくらエンプラでも20年程度でそこまで摩耗はしないかな…。


★次回に続く
 大体の素性と使い方が判ってきたところで次回は実際にこのレンズで撮影テストしてみる。90年代中盤のズームレンズは何が何処まで改良されたのか?

グリスの冒険(^^;;;

その後のズイコーとモリグリース(^^;


グリスの冒険(^^;
グリスの冒険(^^;;

 実験開始から既に半年が経過したがズイコーズーム残骸のヘリコイドに変化はあったのか?イヤ、欠伸が出るほど何にも無いですね(^^;


★現在の状況
zuiko_zangai180320
 前回塗り過ぎでハミ出したグリスを拭き取ってからは分離した油が再び浸出してくることは無くなったようだ。やはりアレは量と塗り方に問題があったのだろう。塗った時点で自分でも失敗したと思ったくらいなので。当のモリグリースが保存容器の中で数十年経った今も全く分離していないので大丈夫だと思うのだが引き続き経過観察は続けていく。保証期間という事で目安としては一年以上かな。この実験が上手く行ったら自分のレンズの中でジャンク出身の格下レンズをこのグリスでオーバーホールしたい希望がある。何しろ重さと感触がノーマルより断然良いので忘れられない。FL50㎜ F1.8のうちの1本がグリス切れなので餌食になる予感(^^; なお以前も書いたが筆者は慎重にして厳密なピント合わせを好んでおり軽いピントリングは殺意が湧くほど嫌いである。あまりに軽いAFのようなピントリングだと合わせた後に手を放した瞬間に微妙にズレる危険もあるからだ。新品の時にヘリコイドがクソ重いので有名なユピーチェル9ほど重くする必要はないがそれに近い重さが望ましい。


★気温について
 この時期、部屋の最低気温が普通に0~5℃、日によって氷点下になってきた。その条件で回してみたが、気のせいか稍重くなったようにも思える。もちろん堅くて回せないほどではないし、元と比べて気持ち重くなったか?という程度である。被験体はピントリングがツルツルの鏡胴なので正規のローレットやゴム巻きピントリングと比べ回しにくいという理由もある。実はまだ暑いうちに冷凍庫に入れていたこともあるので低温にはある程度自信がある。尤もこれらジャンクレンズを持って零度を下回る寒冷地に行くことは絶対に無いので温度を気にする必要は感じない。ネイチャー写真のプロではないのだから寒い時には写真を撮らなければいいのである。グリス自体の耐久温度は-25~400℃なので上の方は全く問題にはならない。事実、直射日光下に半日放置して60℃以上になっているが変化は無かった。第一そこまで熱したら貼り合わせのバルサムの方がよほどヤバい。グリスが熱に耐えられるか?という以前にレンズは熱してはいけないのだ。


★適用レンズ
 このモリグリースは純機械用なのでプラスチックを多用しているAF以降のレンズに使用できないのは既に確定している。AF時代に併売された末期のMFレンズもダメだろう。これらはヘリコイド自体に樹脂が用いられているものも多く劣化・破壊は免れられない。となると使えるのは80年頃までに生産されたMFレンズだけだろう。この時期ならばヘリコイドやその付近にプラスチックは使われていない。勿論レンズによってはヤバい事もあるだろうから、確実に安全なのは70年代以前の金属レンズだ。これは塗る時にバラすので確かめられよう。気になるのはズームカムのローラーだ。これはプラ製なので付着すれば劣化する可能性もある。尤もこのローラーは使用していればグリスに関係無しにいずれ摩耗損傷する所なのだが。言ってみれば消耗品と言えるのでグリス以上に定期交換しても良いくらいだ。ここはテフロンリング等でオイルレスにするのが良いと思うのだが。経験的には80年代より前のタモ論のローラーは耐久性が高いがΣや小村のローラーは質が良くない。瑞光はローラーが消失していた為に真鍮の軸が経年で摩耗しておりピント移動も大きくなっていただろう。他のメーカーはサンプルが少なすぎてよく判らないが似たり寄ったりだろう。


★レンズへのダメージ
 現時点でHJCLが一番気にしているのは感触でも耐久性でも拡散性でもない。最も重要視しているのはアルミ腐食性とガラスのクモリである。これに問題がある場合はヘリコイド=鏡胴自体がダメになるか、玉自体が使用不能になって再起不能になるからだ。玉のクモリは実際試さないと分らないがヘリコイドの腐食変質は判るはず。こうやって時間をかけて変化を観察しているのはそのためだ。尤もこの段階で恐らく安全なのではないか?と言う感触は得ている。そろそろこれを実際のレンズに塗って試す事になるだろう。もちろんこのズイコーの残骸もこれまで通り保存・使用(と言えるか?)していく。ほぼ剥き出しに近いズイコーのアルミ地金に変化が現れたら即座に本番レンズの方のグリスを完全除去すればいい。それで致命的な損傷は免れるはずだ。つまりこの残骸はマーカーまたはインジケーター代わりも務めているのだ。蒸発性は実際適用しないと判らないが、例えオイル蒸気が付着してもアルコールで即清掃すれば何とかなるハズ。現時点では特に蒸発しているようには見えない。蒸発に関連すると思うが塗り始めはグリス臭かったが現在は臭いは殆ど無い。塗った後で暫くヘリコイドだけ曝しておいたらいいのかな?軽いのが全部飛んだら残りはもう温めでもしない限り飛ばないだろう。タクマーのようにヘリコイドとレンズ鏡胴が完全に分離できるレンズは有利だ。放置期間は臭いが殆ど無くなる一週間以上~任意期間で、それで収まるなら特に面倒でもない。


★(永久に?)続く
 たとえ一年以上の時間をかけても、これ(モリグリース)が使える事が判ったらリターンは大きい。恐らく使用量から言って今後ヘリコイドグリスを買う必要は一切無くなるからだ。加えて筆者にとってはベストバランスのヘリコイドの重さになる。何とか上手く行って欲しい。このままズイコーヘリコイドに変化が無ければ、次回モリグリースが登場するのは本番のグリス入れ替え記事となるであろう。Σズームβの運命危うし!レンズは戦慄でガクブル、当方は期待でワクワク(^^

複合マクロ撮影③

テレコンバーターとプロクサーで拡大マクロ(←最終目標^^;)


複合マクロ撮影①
複合マクロ撮影②

 前回はテレコンとプロクサー(クローズアップレンズ)をそれぞれ使って撮影したが、今回は両方同時に使用してマクロ撮影を行なう。その前に併用の意義についても考える。


★テキトー収差補正
 レンズの収差が無くなるのは+(凸レンズ)と-(凹レンズ)のパワーがバランスしてゼロになった時だ。がしかし±ゼロではそれはただの平行ガラスであり入射光は平行光のままである(^^; 写真レンズは光が収束して焦点を結ばなくてはいけない訳で、全体としては当然プラスになるのである。まあそれは気にしないで、レンズの現状を収差補正が完璧な±ゼロ、つまり平行ガラスと同じに考える。プロクサーは凸レンズなので、これを付けた状態ではプラスのパワーが勝っている。これに凹レンズであるテレコンバーターを付ける事によりバランスさせるわけである。そんなに絵に描いたように上手く行くかな?数値では計算できないので実写で判断するしかない。前回の感触では元々がマイナス寄りなのでプロクサーだけで補正できているようにも感じる。その場合はテレコンともっと度の大きなプロクサーを組み合わせると良い。

注:ちなみにここにあるような収差の補正とは違う。リンクの記事はAFレンズの無限遠のオーバーインフの遊び+弱い凸レンズを利用した歪曲収差補正の話で、我々がやりたいのは像面の平坦性を改善する事である。

★ピントが合わない(^^;
 これまでの実験は複合マクロ撮影①で熱糞を使ったが、2回目以降はペンタックスを使用している。ペンタではピント合わせにはFIを使用した。これは人間の目のいい加減さから来るバラつきを排除するためだった。で今回もそうしようと思ったのだが全くピントが合わない事が判明した。他のレンズではF8まで耐えられるFIがF7.6でネを上げるのはおかしい。それもキッチリ傾向をもってズレるのである。

pinboke
 これがCZ-715+MC4+プロクサーNo.1の組み合わせでFIで合わせたものだ。ヒドイ。誤差とかそう言うレベルではなく全く合っていないに等しい。何度やってもこのようにキッチリ外れるので目がおかしくなったかと思った(^^;

 実は今回はレンズを最短距離にセットしてオリンパスのフォーカシングレールにカメラを載せてピントを合わせた。フォーカシングレールには目盛が付いているのでそれを読んでどのくらいズレているか調べてみた。どうもカメラを被写体から離すとピントが合うようなので後ろにどのくらい下げれば合うのか試してみよう。

 FIで合焦のサインが出るのが75㎜で80㎜以降に下げる。レールの目盛は5㎜だから中間の2.5㎜まで読んでいる。

=+5.0㎜=
+050mm
 全く合っていない。がしかしコントラストは良いなあ。FIはコントラストで合わせるからエラーになるのかな?

=+7.5㎜=
+075mm
 文字が判明してきたがボケボケ。

=+10.0㎜=
+10mm
 この辺りからコントラストが落ちてハロっぽくなってきた。逆に解像度は上がってくる。

=+12.5㎜=
+12r5mm
 まだ解像度がちょっと足りないがコントラストと解像度のバランスは良い。使える。

=+15.0㎜=
+15mm
 ハロっぽいがこれが一番良さそう。印刷の網点が良く見える。

=+17.5㎜=
+17r5mm
 チョイと外れたね。

=+20.0㎜=
+20mm
 完全にボケた。

 結論から言うと12.5~15㎜後ろに下げるとピントが大体合った。ピント板の像を見てもこの辺りが一番シャープに見える「気」がする。イヤ暗いのでハッキリしないんだな(^^; 像面が15㎜も後ろに下がるなんて尋常ではないのだが。とにかくFIで合わせて15㎜後ろに下げるとピントが合うようだ。何なんだコイツは…(^^;

 球面収差の最大膨らみS_maxが0.1㎜を越えるとピント移動が目立つと言われているが15mmも移動するのはちょっと大きすぎるのではないか?(^^; テレコンで画角が制限されるとFIに何らかの誤動作が起こるのだろうか。現状では恐らく収差が誤作動に関わっているのだろうと考えるしかない。傾向があるから対策出来るし、取りあえずこれは宿題という事で。


★テレコン+プロクサーでマクロ撮影
 上に書いた収差補正を期待して両方付けて撮影してみる。


70mm_mc4_cu1
70mm_mc4_cu1_toubai
 テレコン+プロクサーで70㎜の時の画像。右上が何か怪しいが紙が反っているのかもしれない。全体的には解像度もコントラストも充分と言える。イヤいつもこれだけ写るなら常用したい(^^;


 CZ-715+MC4+プロクサーNo.1でマクロ倍率を測ってみると70mmにて大体1:3.7くらいだった。同じく150㎜で測ってみると1:1.7くらいか。これなら完全にマクロレンズと同等である。今回は拡大が目的なので150㎜だけテストする。


=F3.8(F7.6)=
cz715_mc4_cu1_038
cz715_mc4_cu1_038_toubai
 うーむ、画像はデカいが流石にホヤホヤだな(^^; 単体の時よりハロが増大しているのがハッキリ判る。ただ解像度自体は悪くない。

=F5.6(F11)=
cz715_mc4_cu1_056
cz715_mc4_cu1_056_toubai
 まだハロっぽいが一段絞って更に解像度は上がった。もう印刷の網点が出てしまっている。モアレの心配もしなくては。

=F8.0(F16)=
cz715_mc4_cu1_080
cz715_mc4_cu1_080_toubai
 ここでガツンとコントラストが付いた。解像度も恐らくこの辺りが最上か?充分使えると言うか使いたい。右側のボケはテレコンの偏心かな?一度バラしたので自信が無い。何しろスペーサーだけで前後以外全く玉が止められていないレンズである(^^;

=F11(F22)=
cz715_mc4_cu1_110
cz715_mc4_cu1_110_toubai
 解像度は変わらないがコントラストは更に上昇。ナマ画像だが加工すればコントラストも更に良くなるだろう。これが70年代のズームレンズのマクロだとは信じられないくらいだ。ブラウザで縮小して見ないでね。ブラウザの縮小アルゴリズムの画質しか判らないから。

 シャッターが既に0.2sになっており、これより絞ると秒単位になってしまいそうなのでこの辺りで止めておく。


★一旦終了
 収差補正に期待したが一見して気づくような効果は無かった。テレコンの方は変えられないのでプロクサーの度数を色々加減してみるのも良いかもしれない。実はそれをやるにはHJCLにプロクサーが揃っていないので出来なかったのだ。次回やる時はもっと充実させてテストしてみたい。このテストの延長なのですぐに終わるはずだから。まあ収差補正の目的は果たせなくともソコソコ拡大(1:1.7)マクロの目的は果たせた。

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