ネコマタギ★レンズ研究所

ジャンク屋の箱の中で引き取り手が無いレンズを好んで研究するブログである。

2018年05月

SIGMA DL35-80mm①

SIGMA DL ZOOM 35-80mm F4-5.6


 このレンズは例のHOジャンクカメラ不幸箱の中に入っていたレンズである(^^ 2018年1月現在のHJCL評価価格は194円となっている(注)。外見があのクソレンズ王ミニズームマクロに似ているため、非情にも試写前からクソレンズ評価が定まりつつあった。がしかし、撮影テストの結果は下馬評を覆す画質のレンズだった。

注:ひと箱まとめて1458円のためこういう表現となっている。


★仕様
 シグマレンズは公式サイトに情報が無いが、このレンズに関しては幸運にも手持ちのシグマ・レンズカタログに掲載されていた。

=35-80㎜ F4-5.6 DL ZEN仕様=
AFマウント:ΣSA,α,NikonAF(D),KAF,EOS
MFマウント:FD,Ai,KA,MD,XRP他
レンズ構成枚数:7群8枚
画角:63°-30°
絞り羽根枚数:8枚
最少絞り:F22-32
最短撮影距離:50cm
最大倍率:1:5.8
フィルターサイズ:52φ
ズーム方式:回転式
最大径×全長:72.6mm×60mm
重量:280g
希望小売価格(税別):22,000円(1993年12月現在)
売り文句:経済的価格、軽量、コンパクトでデラックス装備。ポートレートが美しい80㎜までを手堅くカバー。

 1992~94年辺りに売っていたレンズらしい。これの後継がミニズーム・マクロなのだろう。ミニズーム・マクロと比べ太く短い外見で微妙に重い。売り文句にもあるが価格の安さは破壊的だ。この時期になると広角側が物足りないが、価格の安さから一本目のレンズとしてかなり売れたのではないだろうか。何故ならジャンクの数が多いから(^^

 円形絞り、バヨネット式ズームフード付属、ZEN仕上げが売り物だ。ZENは今となっては地雷の疫病神だが(^^; デラックス装備と言うのは何を指しているのだろうか。なおこれはAFだがMFも生産していた模様。マウントによっては常時生産していないモノもあったらしい。


★ZEN除去(^^;
dl3570
 記事にはしなかったが実はHJCLで初めて禅除去を行なったのはこのレンズである。禅の表面積が少なくすぐ終わったので記事にしなかったのだ。元々表面印刷は少なかったのでダメージはそれほど多くないが、それでもズームリングの焦点距離表示と絞り表示が消えて使いづらいのは間違いない。


★遠景テスト
 まずは定型テストの遠景だが、このレンズは標準ズームのため遠景は80㎜に限定する。

=80mm F5.6(開放)=
080f056
 オーッとこれは驚いた。同じ開放F5.6のミニズーム・マクロのイメージがあったので酷い画質を予想していたが驚くほど常識的な画像なので驚いた。ほんの少しハロっぽいが気になるほどではなく充分に実用になる。マンションの描写も良いし驚きだね。

80mm_gensun
 これは等倍だがホントに良いな。これまでに見てきた標準ズームの中では最上位にランクされる。

=80㎜ F8.0=
080f080
 ハロは完全に消えた。周辺に至るまで申し分のない画質。これを見ると後継機?のミニズーム・マクロは何だったんだと思う。

=80㎜ F11=
080f110
 画質は安定しており変わりは無い。ピントが深くなっただけ。

=80㎜ F16=
080f160
 回折により微妙にボケてきているが使えないわけではない。


★中距離テスト35㎜
 次に中距離だが広角側はここからテスト開始だ。中距離テストの時はちょっと暗かったので判りにくいかもしれない。

=35㎜ F4.0(開放)=
035m040
 開放からケチを付ける所は無いですね。全画面に渡って安定しており、恐らく35㎜フルサイズでも変わらないと思う。ファインダーをのぞいた時から良さげに見えたが予想以上だった。

=35㎜ F5.6=
035m056
 あまりに安定しすぎて全く変化が判らない。ピントが深くなっただけ。デジタルレンズを使っているかのよう。

=35㎜ F8.0=
035m080
 ピントが深くなっただけ。

=35㎜ F11=
035m110
 センサー上のゴミが「絞っている」という事を判らせてくれるだけ。恐ろしいばかりの安定度だ。


★中距離テスト43㎜
 次は中間画角という事で43㎜である。なぜ43かと言うと中間に合わせたらそうだったと言うだけの話でした。本当は50㎜でテストしたかったが何しろ表示が無いので分らないんだよ。

=43㎜ F4.5(開放)=
043m045
 画質は35㎜と同様に全画面に渡って全く安定している。ここらでこのレンズが只者ではない事が判ってきた。

=43㎜ F8.0=
043m080
 ピントが深くなっただけ。

=43㎜ F11=
043m110
 ピントが深くなっただけ。

=43㎜ F16=
043m160
 ピントが深くなっただけ。結局ゴミしか変化が無かった(^^;


★中距離テスト80㎜

=80㎜ F5.6(開放)=
080m056
 開放から全く破綻が無い。遠景で見られたハロもこの被写体では判らない。

=80㎜ F8.0=
080m080
 厳密に言うと画質が向上しているが並べて比べないと絶対判らない。

=80㎜ F11=
080m110
 ピントが深くなっただけ。

=80㎜ F16=
080m160
 ピントが深くなっただけ。

 御覧のようにセンサー上にゴミがあったのでテストし直そうかと思ったが、あまりに画質が安定して変化が判らないので、ゴミによって絞られているのを確認しようと思って敢えてそのままにした(^^


★続く
 次回はいつものマクロテストではなく、一足飛びに一般撮影テストに入る。

カメラ巡回[18/05/18]

 考えてみれば2月から中野に行っていない。J館が移転してからは一度も行っていない事になる。これではマズイと思いつつ、さりとてあまり目的も無い事からここまで伸びてしまった三か月ぶりのカメラ巡回である。何しろ最近はHSDLの方が忙しいのでねえ(^^;

 今日は2年に一度のHSDL事務所の契約更新の日(正式には5月31日まで)なのだ。そんな訳で14時から不動産屋にて契約更新してきた。優良顧客なので(^^ 契約は僅か10分間で全て終了。ヒマになったので中野へ走り出したわけだ。


1805181426
 何か久々に走るなあ…調子狂うよ。現在時間は14時26分であまりの早さに「このままアキバまで行っちまうか?」と言う野望も目覚めたが予定を順守して中野へ向かう。この時アキバを決断していればよかったとあとで思った訳だが…。


1805181440
 14時40分、見ろよこの明るさ(^^; こんなお日様が高い時間にここへ来たのは初めてだ。昼間から遊んでいていいのか?見ろ!まるで無職かジジイのようだ!近い将来にどちらにも当てはまる事になりそうだが…。


1805181444
 がびょびょ~ん!移転したのは知ってはいたが、再開発?で店ごとぶち壊したのは知らなかった。また一つ知っている風景が変わってしまったな。あの写真はこれでまた貴重になったわけだ。実際写真の価値なんてこれしか無い。風景写真は偉大だ!T内氏やM川氏らのインチキくさい写真やフリッカーに上がっているようなしょうも無い画像を除く(^^


1805181534
 あまりに早いので散歩してみた。


1805181535
 ここを通るのは恐らく20年ぶり。


1805181536
 昔はここがロータリーで、今立っている所にバイクを止めてフジヤに通ったものだ。あれから15年も経過していることに驚きを禁じ得ない。

 ジャンク館はブロードウェイの中に入ったのだが、場所を確かめないで行ったので一時間も探してしまった(^^; もっとも大部分はオタ屋の見物をしていたわけだが。まんだらけが異常に増殖しているので驚いてしまった。1号2号じゃなくて後ろに何かワケワカランのが付いているし仮面ライダー並だ(^^; 驚いたのは平日の昼間はオタ屋の客がジジイ(喩ではなくモノホンのジジイ)ばかりだったという事。オタクも高齢化してるのね~。


1805181704
 さてF屋J館だが、看板に仮と書いてあるので仮店舗なのだろうが狭い(^^; 学校帰りの高校生が集団で来たら店が一杯になってしまった。大きなカバンを持ってきて通路に置いていると店員さんに注意されるので要注意だ。お陰で心ゆくまで見られたとは言い難いがまあ大体スルーだから良いか(^^; 何しろ単焦点レンズがHOよりはるかに高いじゃありませんか。17時に会計して出発。いつもならこのくらいが来る時間だよ。宿敵サラリーマン軍団に遭わずに済んだ。


1805181714
 ただ今17時14分だ。ダイソーで買い物もしたし帰るとするか。しかし時間が余ったので寄り道する。


1805181741
 17時41分、ここは妙正寺公園の前だが、杉並科学館がどうなったか見たかったのだ。しかし時すでに遅し、マンション?の建設が始まっていた。あの妙な味のある建築物を写真で撮りたかったのだが仕方が無い。


1805181746
 ついでにHJCLの公園シリーズで取り上げる妙正寺公園も取材(^^; 小さいけど古いから木が生い茂っていて、関公園と同じく住宅街がそれに遮られていい感じである。ウザい犬の散歩が禁止?なのも良い。少々暗いのが難点だが近所に住んでいたら撮影に使えそうだ。


 という事で今日は移転後初のF屋J館だったが…次回以降に期待する事にして(^^; お疲れ様でした。


★今日の買い物
 ジャンクレンズ高過ぎ…(^^; 珍しいのは無いし、この価格で買いたいレンズは無いよ。FDやMCなんてHOでもっと安く売っているからなあ…。

TAMRON QZ-35M
qz35m
 もう買わない宣言したアダプトール系だが、革張りの標準ズームはこれまで一本も持っていなかったので泣く泣く高値で買ってしまった。SPになる直前のレンズである。外装はこの時代としては非常にキレイで玉はジャンクとしては普通。これでスッキリしたのでもう次は買わないぞ。と言いつつ、持っていないのが安価で売っていたら買ってしまうかもしれないが…(^^;

=キャップ類=
cap180518
 F屋J館はジャンクレンズも高いがキャップ類の価格も負けてはいない!何とカメラメーカー製のは殆どが300円以上だった(^^; そうではないサービス品?を探すのに苦労してしまった。

=リボルテス=
revoltes
 買うものが無かったのでHSDLネタでReVOLTESの単3と単4を×2ずつゲト。でも買わない方が良かったかもしれない(謎)。


★スルー

・単焦点レンズ
 上にもちらりと愚痴を書いたが、単焦点レンズがメーカーを問わず一律にでもないけど3850円(細かい^^)だった。勿論それより高いのもあったけどな。棚に入っている奴以外は味噌も糞も全部同じなのかよ?ちょっとは価格に差を付けてほしい(^^; 前にも書いたけどオークションやっているくらいなので掘り出し物は無い。HOと違ってプロだから検品と評価も甘くない。掘り出し物は(個人経営を除く)専門店では無理なんだな。まあ偶にサービス品らしきモノはあるけど大したレベルじゃない。

・EOS RT
 キター!何故か電池が入っていたので20年ぶり?にRTのシャッターを切った。シャッターは快調だし外見の状態は良く見えたがミラーは見ただけじゃわからんな。欲しい人は迷わず買いだろう。オレは持っているからイラネー(^^

・5700i
 100円だったが例によってグリップが死にかけていた。妥当な価格ではある。


★リザルト
 今日は自転車の走行距離より歩いた距離がヤバかった。帰って調べたら推定で数キロ歩いている事が判った…道理で疲れるわけだよ。ブロードウェイ内は地下から三階まで階段を二回上り下りしているしな(^^;

走行時間⇒1:27:36
本日の走行距離⇒24.397km
平均速度⇒16.7km/h
最高速度⇒34.2km/h
通算走行距離⇒754.539km

 次回はHSDLのアキバ巡回のついでとなる模様。単独で回る事はもう無いかも…今年は。

AF 28-80mm F3.5-5.6II⑥

MINOLTA AF ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 II


AF28-80mm F3.5-5.6II①
AF28-80mm F3.5-5.6II②
AF28-80mm F3.5-5.6II③
AF28-80mm F3.5-5.6II④
AF28-80mm F3.5-5.6II⑤

 前回に引き続き千駄山演習場にて撮影テストを行なう。いやー、何しろ人が多くて何か変な物は撮影しづらいな(^^;


ippan018
 実際今日は開花宣言が出た桜を撮りに来たんだよな。


ippan019
 あー、家が邪魔だな。世界の黒沢なら「あの家を取っ払え!」というところだが(^^


ippan020
 枝垂桜。開放だと一寸ボケるので変な感じ。もっと明るくして色も変えればいいのかな。


ippan021
 夕日なので色が偏っている。


ippan022
 花見の客もだいぶ帰って御覧の通り。逆光なので月の輪が出ている。


ippan023
 枝の先までピントが来る予定だったのだが…(^^;


ippan024
 だんだん桜に飽きてきた。ここで見せたカットは少ないが、実は他のカメラやレンズでも撮っている。


ippan025
 毒々しい色を狙ったが、レンズが期待以上に応えてくれてしまった(^^;


ippan026
 やはり80㎜開放だと滲んでいるんだなあ。


ippan027
 50㎜でもやはり滲む。滲まないのは35㎜以下だろう。


ippan028
 28㎜では全く滲まないね。コントラストの面からみると広角側が良いレンズとなるのだろうが…オレはそうは思わないな。


ippan029
 保谷市のマンホールの蓋。こういう所にカメラを向けているとそこら辺のジジイが「何かいるの?」と聞いてくるのが笑える。「別に何も居ないよ」と言うと怪訝そうな顔をして去っていく。写真をやるものと一般人の差はこの辺にあるのだろう。


ippan030
 今日は生憎電車は通らないな。これも光源が入ったので月の輪が出ている。


ippan031
 順光だとこうなる。すでに日が暮れかけているのでもう撮影は終了かな。


ippan032
 もっと引いててっぺんまで入れて月を右に寄せたかったが、これ以上引くと車に挽かれるんだよ(^^;


ippan033
 開放でボケのテスト。やっぱり人とか動物とか、生ものをを撮るのに良さそう。シャッターがヤバくなってきたのでこれでお終い。


★エピローグ
 αマウントレンズはMFだと非常に使いづらい(ピントリングの話ではない)のは確かだがひと癖あるレンズが多く、これを一介のビンボージジイやワケワカラン初心者に渡すなんてもったいない。MFの癖玉なんてチョロイと思えるくらい「操る楽しみ」がある。レンズを知り尽くした(と自分では思っている^^)ベテランにこそ、この難解な面白さを知ってほしい。よく写らなかったら使い方が悪いか(←殆どコレ^^)レンズが逝かれていると考えて良い(この時期のHB非球面レンズは短期間で逝かれやすい)。

 かく云うオレ自身、今まで蛇蝎のごとく嫌っていた90年代のプラスチック製AFズームレンズがこれほど面白いとは思わなかった。80年代以前の味は無い、かと言ってデジタル時代のような明快強烈なコントラストも無い90年代レンズ。造りは安っぽく持つ喜びも無いこれらのゴミ(扱い)レンズで何かの拍子にスゴイ画像が出来てしまった時の快感は忘れられない。

 加えて金属時代のMF単焦点は(容易に手に入るものは)粗方使って使いまくったので飽きてしまったというのも大きいかも知れない。未知の領域はいつだってワクワクする。いずれ(現時点では)クソ呼ばわりしているデジタルレンズを使って未知の驚きを感じているかもしれない。レンズの楽しみにゴールと言う到達点は無い。

4月の買い物結果

 以前から事あるごとに書いているが、HJCLの買い物ルールは「500(540)円を超えるレンズは買わない」「100(108)円を超えるキャップ類は買わない」だ(注)。このルールが出来る前に3本だけ500円を超えるズームを買っている(3本とも864円)が、それ以外は全てルールを守って買っている。それらを商っている人には申し訳ないが、ジャンクレンズは絶対必要なモノではないので予算が合わなければ絶対に買わない。当方としては「売れないモノを引き取ってあげよう。感謝しろよ!」という上からの姿勢だ(^^

注:私物は除く。私物は1000円くらいでも買ってしまうかもしれない。付け加えると私物でズームレンズを買う事は100%無い。私物は写真を撮るためのレンズなのでズームは必要無いからである。


北巡回[18/04/01]
 いつも通りの北巡回、いつも通り不振でした(^^;

=SUPER COSINA 75-300mm F4.5-5.6=
 買うものが無いので何となく気の迷いで買ってしまったが、ハッキリ言ってこの状態なら100(108)円が限度だな。でも他に買うものが無かったので仕方が無い。

scosina75300_kakaku
 何とシールの下から800(864)円のシールが…こんなカビ+ボロイのがこの価格で売れるわけないじゃん(^^; 200(216)円でもやっちまったか?と思っているくらいなのに。

scosina75300_kabi
 何しろこれだからなあ。向う側は何とか見えるけど撮影したら滅茶苦茶になるはず。

scosina75300_300
 でこれだ。これはテレ側だが掃除して元に戻るか?と言われたら可能性は一応あると考えられる。ただ全部の玉がカビている可能性があるので、その場合は全バラして果たして元に戻るか?という心配がある。筆者は過去の経歴からズームレンズを全バラすると復活率は67%しかない(^^;

scosina75300_075
 ワイド側は玉が接近する(=拡散しない)からか大して影響は無い。ピント合わせの時に感じたが解像力の低さを感じる。これはカビとは関係無しに元々の性能だと思われる。この会社はかなり早い段階でコントラスト側に振っていたから意外ではない。筆者が良玉と思っている28mmF2.8は開放からコントラストが良かった(但し最終型のみ)。

=キャップ類=
 キヤノンは私物のFL2835にFDのキャップが付いていたのでゲト。Σはまたパンテレ時代の奴を買いそうな「気」がするのでゲト。αはこれからも買い続けるだろうからいくらあっても困らない(ハズ)。OMは必要なのは純正ではないのだが無かったので仕方が無い。マイナーメーカーは選択の余地が無いのだ。

=レンズケース=
 夏まで持つように2つ買ったのだが未だに蓋が無いので使えない(^^; 色違いの蓋はイヤだからなあ。


南多摩巡回[2018春]
 去年の南多摩はゴールデンウィークに巡回したが、その時のGWセールがしょぼかったので今年はパス(^^

PENTAX *ist D
istd_ura
 ジャンク品だが中古品であってもAクラスまではいかないがひょっとするとAB+くらい行くんじゃないか?ケーブルレリーズの蓋が無いけど、これが動かないなんて絶対有り得ない。ゴム類は洗濯中だ。本体は消毒雑巾・濡れ雑巾・乾拭きと三段階クリーニングを経て更に磨きが掛かったところで満を持して電源を入れてみる。

istd_ekishou
 ホラ電源が入った。「電源が入らない」という値札の呪いは撃ち破られた。という事で多分撮影も可能だと思う。単3使用のカメラが3台になってしまったのでエネループをもっと補強せねばならない。電池全く足りていないし(^^;

hagiwarasyscom_2gb
 ちなみにCFがおまけに付いていた。HJCLにはCFはあまり無いのでこれだけでも戦力になる。

=SIGMA ZOOM 100-300㎜ F4.5-6.7=
lens180408
 フードは無事着いたがレンズ自体は前玉裏にカビ生えているし一寸高かったかなとも思う。常用のKマウントだったのでつい釣られてしまった。今日だけで平均価格が8%も上がってしまった。

sigma1003004567
 カビている割にはコントラストが良い。コントラストにはあまり影響しない前玉だけだからだろう(スポットだし)。もちろんレンズの性能が良い事もあるのだろう。

TAMRON 178D 80-210mm F4.5-5.6
178d_080
 80㎜。玉がキレイなのでコントラストは良い。あとはこのレンズの性能だけ。

178d_210
 210㎜。特にケチを付ける所は無い。

TAMRON 62DP 90-300mm F4.5-5.6
62d_090
 ガビーン!玉はキレイだったがクモっていた(^^; 90㎜だがコントラストがまるでつかない。

62d_300
 300㎜は手ブレしてしまったがコントラストが低いのは判るだろう。上のシグマと比べれば一目瞭然。

=フード類=
 実はSH521と間違えて買ってしまったSH551はそのうち使われるのだろうか?なんのフードだか忘れちまったので調べてみたらあのAT-X M90のフードだった…そんなレンズ絶対に買わねえよ!流用が効くかどうか調べてみよう。同腹のVivitar Series 1とは形状違うし役に立たねえなー。

=キャップ類=
 トラベナーに付いた。


南巡回[18/04/28]

=SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 II MACRO=
minizuummacro2a_1
 前玉がグチャグチャだったが裏ワザでキレイになった。α-7000ではまともに動いているようだ。

minizuuomacro2a_2
 50㎜。中心部に極僅かだがハロが認められる。

minizuuomacro2a_3
 それの等倍。この時期のΣはコントラストだけかと思ったが、これを見ると案外解像力重視系なのか?

=SIGMA ZOOM-α 35-135㎜ F3.5-4.5=
 残念ながら後ろから二枚目辺りにクモリが入っている。これを磨かないとダメだね。α-7000でテストしたらコントラストのせいでAFが動かない場合があった。

=MINOLTA AF ZOOM 70-210mm F4.5-5.6 II=
 α-7000でのテストでは完全に動いている。コントラストも問題無い。

=MINOLTA AF ZOOM 75-300mm F4.5-5.6=
 何となくAF等メカが不安だったがα-7000では動いた。ただカビが生えているので清掃しないと使えそうにない。

=SIGMA UC ZOOM 28-70㎜ F2.8-4=
 何とヘリコイドが不良だ。∞付近でうまく動かないのだ。これは筆者が掃除する時かなりガキガキ動かしたせいではないだろうか。AFはダメかもわからんな…。

uc2870_k
 不安だったが動く事は動いた。画質はミニズームマクロの方が良いが、このレンズの良さはHB非球面を使っていないところ。お陰で経年劣化が少ない。だがしかし、禅なのでそろそろ時限爆弾が爆発の時を迎えそう(^^;

=MC135/3.5フード=
=MC28/3.5フード=
=MD50フード=
=キャップ類=
 いずれ役に立つだろう。

AF 28-80mm F3.5-5.6II⑤

MINOLTA AF ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 II


AF28-80mm F3.5-5.6II①
AF28-80mm F3.5-5.6II②
AF28-80mm F3.5-5.6II③
AF28-80mm F3.5-5.6II④


★一般撮影
 3月末にはだいぶ暖かくなったので外に持ち出してみた(この記事がいつ出るか分らないがその頃に書いた記事^^;)。AF専用レンズを戸外で、しかもMFオンリーで撮影するのは初めての試みだ。この辺りは撮るものはそんなに多くないが、季節がらジジイの好きな花くらい撮れるだろうと考えた。オレはサービス精神が旺盛なのだ(ウソ)。実は桜以外の花はまだ蕾が多くあまり咲いていなかったのだが。

 この日は風が強く当初より被写体ブレが懸念されたが予想は的中、何と64カット撮って半数近い31枚もボツになってしまった(^^; 自分の作品ならブレたのでも場合によっては使ってしまう場合があるが、この場合は曲がりなりにもレンズのテストなのでブレたのはまず使えない。それとレンズテストでは極度に使いやすいミラーレスだが、こと一般撮影に於いては地獄の使いにくさだった。適材適所と言うのは確かにある。同時に使ったペンタックスが何と使いやすい事か!(^^ 今後の一般撮影テスト用にEVF付きのミラーレスも必要かもしれない。


ippan001
 今日も千駄山演習場こと東京都立東伏見公園にやって来た。これは西門の案内板だがモロにレンズ面に光が当たる逆光なのでテストになりそう。結果は御覧の通り月の輪が現れたがまあまあ良くやっている方だろう。ちなみに今日の撮影は全て開放絞りである。開放こそ味が出る…と言うワケじゃなくて絞るのが面倒だったため(^^;


ippan002
 解像力チェック!まあこの距離だから全部解像するのは当たり前。ちなみに80㎜である。


ippan003
 もう一丁、これはサイドライトで都市計画公園事業の案内を撮る。これは80㎜である。


ippan004
 上画像の等倍である。ま、80㎜なので余裕で解像する。しなかったらゴミです(^^


ippan005
 これは50㎜である。80年代のズームだともうこの辺りで怪しくなってくるが、流石にこのレンズは90年代なので問題無し。


ippan006
 上画像の等倍。80mmよりむしろよく見えたりして。


ippan007
 さて問題の28㎜だが、全体で見ると実に良いコントラストだね。開放でここまでやれるレンズは80年代には殆ど無かった。


ippan008
 上の等倍画像。流石にちょっとヤバゲだが全部解像したので合格だな。少なくともコンデジよりは一枚上手と言っておく。


ippan009
 更にしつこくもう一丁。これは80㎜である。


ippan010
 上画像の等倍。何かボケているな…。チチヤスって東京にも売っているのか。初めて知った。


ippan011
 これは50㎜である。写真単体で見ると良い感じだが。


ippan012
 50㎜の等倍画像。やはり解像力は大した事は無い。


ippan013
 28㎜の全景。開放からコントラストが非常に良い。


ippan014
 28㎜の等倍画像。28㎜としてはまあまあかな。ボケボケだった接写の時とは違う印象がある。


ippan015
 解像力テストばかりして花を撮るのを忘れていた(^^; マクロ域だが開放から良いコントラストである。50㎜かな?


ippan016
 予想ではこの花が咲いているはずだったが咲くのは4月かな。50㎜である。


ippan017
 80㎜にアップ。白っぽくなりがちな被写体だが文句ないですね。


★続く
 ちょっと長くなりそうなので以下次号。

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