ネコマタギ★レンズ研究所

ジャンク屋の箱の中で引き取り手が無いレンズを好んで研究するブログである。

2018年12月

特殊価格算定法

 これは読者には関係無いけど、HJCLで正確な価格を算定して登録しなければならないので計算法を書いておく。正確な価格とは「レンズにキャップ・フードが付いていた時」の単体価格である。カメラもあるけどまず買わないので除外。

=For example=

①レンズ価格が100(108)円でキャップ・フード・マウントが付いていた場合。
 この場合はキャップ・フードの通常価格が100(108)円なので、キャップが1つなら2で割る。つまりレンズは50(54)円になる。同様に2つ付いていれば3で割る。最大は4つなので5で割る。最低価格は20(21)円となる。

②レンズ価格が300(324)円でキャップ・フードが2つ以上付いていた場合。
 上と同じ計算である。つまり2つ付いていればレンズは100(108)円、3つ付いていれば75(81)円となる。

③レンズ価格が300(324)円でキャップ・フードが1つだけ付いていた場合。
 300(324)円から100(108)円を引いた200(216)円がレンズ価格となる。

④レンズ価格が500(540)円でキャップ・フードが付いていた場合。
 上と同じく500(540)円からフードキャップの価格@100(108)円を引いた価格がレンズ価格である。当地のHOでは400(432)円のレンズはまず無いが同じである。

 以降、500(540)円を超えるレンズは買わないけど買えば同じ条件となる。これで算定した価格がレンズ名、シリアル、購入店、購入日と共に登録される。但しキャップは消耗品なので登録されていない。今まで入手したレンズはすべて登録されており、何所でいくらで買ったか分らないようなレンズは全く存在しない(私物は除く^^;)。

注:フード・キャップ以外の付属物はゴミなので勘定に入れないが、価値のあるプロクサー・三脚座などが付いていたら上の価格は100(108)円ずつシフトする。つまり300(324)円の境界が400(432)円や500(540)円となる。レンズ価格が100(108)円以下になった時だけ均等割りになるわけだ。ちなみにフィルターは全て迷惑ゴミである。


HSDL総覧[2018年冬]

新しい総覧は「HJCL総覧2019(秋)」です。

11月の買い物

南巡回[18/11/07]
 この日は買い物が無かった。


西巡回[18/11/15]

AUTO TAMRON 135mm F2.8
 半世紀前のアダプトマチックマウントがレアすぎて入手できない…(^^; 玉はキレイな方だ。手で持って覗いてみたが特に味の無いフツーの安物望遠レンズっぽい。タモ論のコレクター以外に価値は無いだろう。

=MC CIMKO MT Series 80-200mm F4.5(607xxx)=
 ゴムを外して洗ったが下のセロハンテープが劣化していてベタベタだった。バラしはいずれ記事になるだろう(2本あるからな^^)。

cimko80200
 ジャンクレンズを一度も見た事が無い人は「ギャー!」と叫びそうだが筆者的にはかなり手応えを感じている。中玉クモリは水滴のような感じなので蒸気クモリだろう。これは拭けば取れるはずなので分解するしかない。

=TAMRON 177D 28-80mm F3.5-5.6=
 αマウントは久々のような…。外見はみすぼらしいけど玉はまあまあ。但し絞り後ろの玉の貼りあわせがビミョーに劣化してきている。これは直らない(直せない)ので寿命は近いかもしれない。

177d
 これは素晴らしい。微妙なハロっぽさは貼りあわせの劣化によるものだろう。これ50㎜だけど単焦点レンズは要らない!と言ってしまいそうだ。但しマニュアルピントの合わせにくさは前作と変わらずで補正アリのAF使用が前提だね。50㎜はこの通り合うけど望遠側と広角側は見事に外してしまった。ファインダーではなくモニターを見て合わせているのに!

=Tokina SD SZ-X210 70-210mm F4-5.6(864xxxx)=
 3本あるがこれもクモっていてダメ。SDガラスの水クモリは取れないんだな。Kマウントなので期待は大きいのだが。

=キャップ類=
 SUNのリヤキャップって名前入りなのか…ソリゴールといい困った事になった(^^;


アキバ巡回[18/11/18]

=キャップ類=
adaptol
 アダプトールリヤの黒いのってあるんだね。初めて見たよ。富士の被せはもう間に合っていたので無駄になった(^^; マミヤの49φは(多分これじゃないけど)Eマウントの35mmに付けた。

=プロクサーNo.10=
 買い物記事で{実は洗ったら微妙に水が入って抜けなくなった}と書いたが、暫く乾燥ボックスに入れて置いたらきれいに乾いてしまった。助かったけど何か水滴?汚れも入ってしまった。バラすしかないのか?これバラしている人も居るかもしれないけど傷を付けずに回すのは非常に難しいんだよね。それと斜めにならないように入れたり締め付けるのも難しい。レンズと違って枠がショボイので偏芯しやすいのだ。

kenko_cl10_28
 SIGMA UC ZOOM 28-70mm F2.8-4に付けてみた。これは28㎜の時。モノスゴイ糸巻型歪曲収差が出ている。あと倍率の色もスゴイ。広角側では使わない方がイイな。

kenko_cl10_50
 これは50㎜の時。倍率色収差は気にならない。親レンズの性能のお陰もあるが、恐らく設計も標準レンズで行なっているのだろう。

kenko_cl10_70
 これは70㎜の時。ここまで大きくなる。ピントが外れてしまった…手持ちなのでシャッターを切る時に微妙に動いてしまったらしい(^^; 画角が制限されるので長い方は問題無いですね。


南多摩巡回[18/11/25]

=EF35-80/4-5.6=
ef3580456_1
 100(108)円レンズは欠品が無い限りとりあえずゲトする。と言っても2018年現在は使えないSAマウントはもう要らないけど(^^;

ef3580456_1
 前ネジリングが割れて取れている。見苦しく貼りあわせようとしたところが割れているよりも過去悪いのだ。表には出せないみすぼらしいレンズだが玉は存外キレイでテスト可能だ。

ef3580456_2
 オッ!FDの例の奴とは違って使えそうな予感(^^

ef3580456_3
 どちらかと言えばマクロの方が良いのかな?ちなみに上の靴下のハイライトが無残に潰れているのは現像ソフトがクソだから。純正をCDから出していないのでそれしか無いんだけどね(^^;


埼玉奥地ツアー2018

SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
 ああ…HSDLに初めてΣ公式サイトに情報のあるレンズがやって来た(^^; これでも発売後十数年経っているはずだが。

70300dg_1
 中距離は意外と冴えねえな(^^; 普及版デジタルレンズと同じくらいだ。

70300dg_2
 これを見るとやっぱマクロレンズだね(^^

 アポではないがSLDガラス使用の望遠マクロレンズで、この時期の完動傷ナシが540円で買える事はあまり無い。とは言え540円はHJCLにとっては高額なのでレンズ平均価格が5円も上がってしまった。

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