★*ist Dsの感度
 今までISO200(最低)でしか使った事が無かった。主にレンズテストとマザーボード写真しか撮っていないので当然。今回は限界調査のために感度を変えて撮影してみよう。

iso0200_istds
iso0400_istds
iso0800_istds
iso1600_istds
iso3200_istds
 上からISO200~3200である。筆者的にはISO800までは普通に使える。3200でも被写体によっては使えるかな。花の写真を撮るのに3200で撮るバカも居まい。昔のカメラだがAPS-Cで600万画素しかないので感度的にはソコソコ有利なのだろう。ちなみにノイズが増えるとJPEG圧縮率が落ちるのも見逃せない。この例では200から3200に上げた場合は同品質のファイルサイズが1.5倍になっている。


★Pentax Photo Laboratory設定
ppl_setting
 HJCLのレンズテスト時のPPL3の設定は特記無き場合は全て上のようになっている。またノイズリダクションやレンズ収差補正は全く適用していない。


★現像ソフトを変えてみる
 いつもは*.PEFの現像には↑の付属のPPL(Ver3.61)を使っている。これは某カメラのOマスターほどではないが弄れるパラメータは多くない。がしかし、筆者は現像で画質が変わるほど弄るのは邪道だと思う。なのでPPL3で筆者は満足しているのだ。ではなぜ満足している現像ソフトを試しに変えてみたのかと言うと、某43カメラに起因する。このカメラの付属ソフトであるOマスターというソフトがクソだからだ。*.ORFを現像できてフリーのソフトは無いか?で探したらRawTherapeeというソフトを発見した。


RawTherapee5
 これである。このソフトは*.ORFも*.PEFもその他のフォーマットも殆どまとめて現像できる。*.ORF問題はこうして無事解決したのだ。で、試しにこれで*.PEFを現像したらどう違いが出るか?という興味が当然出て来る。


p5ab_ppl3
 まずはPPL3でデフォ現像してみた。簡単なので一週間で使い慣れた。まあ見たままにちゃんと現像されている。


p5ab_rt5
 これがRawTherapee5のデフォ設定だが、一見コントラストが付いてシャープネスが上がり見栄えがする。これって良い絵になっているが明らかに捏造だよな(^^; これで昔のレンズを評価したら確実に錯誤するだろう。タクマーはこんなにコントラストは付かないぜ。その他明るいものや暗いものも補正して標準にする努力をしている。デフォの場合は評価用にはちょっと使えそうにない(注)。あと何故か粒子が荒くなるように感じる。

 両方のソフトで現像してみるとすぐに気付くのは、RawTherapee5の方は画像が大きくなっている事だ。RawTherapee5は通常使われていない分も漏れなく現像する仕様だ。そのため仕様通りのPPL3より画角がやや広くなる。この余白は歪曲補正など画像シフト分の予備領域なのだろうか。

 そんな訳で*.PEFの場合は使い分ける楽しみもできた。もちろん*.ORFの場合はこちらだけ使う。Oマスターはソフト自体の無能もさることながら、更に使えないQT5もインストールするから害悪しかない。あとSONYは入れてないけど評判が悪いので入れない(^^ 閑話休題、これでクソ高いLRのようなソフトを買わずに済んだのはめでたい。

注:RawTherapeeには「ナチュラル」と言う設定もあり、これだと補正は殆どかからなくなる。試したらかなり眠くなって欠伸が出た(^^;


★画素数はどのくらい必要か?
 フィルム時代のレンズをテストするために、デジカメの撮像素子の画素数はどれくらい必要なのだろうか?現状で「もう充分」と言う声もあるが、レンズのテストが趣味の筆者らにはとってはまだ全然足りていない。何故ならフィルム時代の標準レンズの中央部の解像度は250本/㎜以上に達するからだ。

 1本の線を解像するのに縦横で画素数がそれぞれ2つ必要になる。という事は現在のカメラの解像限界は以下のようになる。画素数はサイズはカタログデータ通りとする。

=*ist Ds、K100D Super=
23.5×15.7mm、631万画素だとミリ当たり65本くらいである。

=α7無印=
35.8×23.9mm、2470万画素だとミリ当たり85本くらいである。

=E-500=
17.3×13.0㎜、800万画素だとミリ当たり94本くらいである。

=フルサイズ最高峰のα7RII=
35.9×24.0㎜、4360万画素だとミリ当たり112本くらいである。

=APS-CのNEX-7=
23.5×15.6mm、2470万画素だとミリ当たり129本くらいである。

=参考:EOS 5Ds R=
36.0×24.0㎜、5300万画素だとミリ当たり123本くらいである。

 御覧の通り全然足りない。ミリ当たり250本という解像力乾板並みの能力を持つには2億画素以上(36×24㎜とすると2億1600万画素)は必要なのだ。という事で現状のC-MOS撮像素子製造を一手に引き受けるSONYにはもっと頑張っていただきたい(^^ 取りあえず5000万画素のNEX作ってくれ(NEXはもう終わりなんだっけ?)。

 2億画素で裏面照射CMOS+LPF切(←もう必要ないだろう)ならどんな画質になるのか見てみたい。その時がガラスを使った写真レンズの限界を知る時だ。