前回記事ではマクロ域のテストをしたが、今回は定点撮影で絞りの効果を見る。


★定点撮影
 いつものように遠距離を絞りを変えて撮影してみる。熱糞なので画像サイズが1/4と小さくなってしまって申し訳ない。適宜等倍画像も示す。

=100㎜遠距離=
 このレンズは今までの傾向から言って単焦点側が良い。まずは無限遠に近い被写体から。

100far_f056
100far_f080
100far_f110
100far_f160
100far_f220
100far_f320
 一番上は開放のF5.6、以下1段ずつ絞って一番下が最少絞りのF32である。粒子を感じるのは現像ソフトの個性だと思ってね(^^; 画像が小さくて解りづらいが開放は画像がやや甘くシャープネスが落ちるが、1段絞ると全画面に渡って充分な画質。一番下のF32は明らかにボヤけている。


=100㎜中距離=
 これは20mくらいの被写体だ。開放以外変化が少ないので開放から2段絞りまで。

100mid_f056
100mid_f080
100mid_f110
 開放では微妙にコントラストが低下しているのが判る。もちろん色収差も目立つ。だが3段絞るとデジタルレンズ並みに高画質になる。

100monochrome
 昔の望遠レンズは現代の望遠レンズと比べ軸上色収差が最大の弱点となる。そこでモノクロ化してみた(^^ 色収差が全く無くなると大画面でも申し分のない画質となる。

 難癖付け用(^^; の等倍カラー画像「100mid.7z」汎用あぷろだなので不定期で消えるかもしれません。


=300㎜遠距離=
 同じく300㎜側の遠距離である。

300far_f056
300far_f080
300far_f110
300far_f160
300far_f220
300far_f320
 チョット前ボケがうるさくなってしまったが、開放ではやはりハロがあって滲む。F8でハロは消えるがまだ充分とは言い難い。2段絞ってF11で漸く満足の行く画質となる。F8とF11の間で色が変わるのは色収差の滲みが消えるから。F32でボケるのは100㎜と同様。


=300㎜中距離=
 同じく300㎜の中距離である。これも開放から2段絞りまで。

300mid_f056
300mid_f080
300mid_f110
 開放の滲みは100㎜より明らかに大きい。またハイライト部分の軸色も無視できない。F8でハロが消え、F11で最高画質も変わらない。

 難癖付け用(^^; の等倍カラー画像「300mid.7z」汎用あぷろだなので不定期で消えるかもしれません。


★気になる事
300moon_toubai
 実は長焦点側で月を撮影したらブレているんですわ。上の25%全体像だと分らないけど、下の等倍画像だともう見られたものじゃない。他の写真も多かれ少なかれ全部ブレているのではないかと思う。上で書いた通り「300㎜が100㎜より画質が悪い」のも実はブレの影響かも?尤も画質悪化の大部分は色収差だから関係無いか。

 この記事に限らず、マウントアダプターを使用した望遠レンズの評価記事を読むときは気を付けよう。褒めているのはあまり問題無いけどボロクソ書いてあったら要注意。撮影失敗の可能性も考慮しなくてはいけない。