4/3は死なず、ただ腐るのみ
この絶え間のない腐臭をどうしてくれようか…感覚的にはもうずいぶん昔のように思えるが、今年1月に買って2月終わりに初めて使ったキットレンズ”ZUIKO DIGITAL 17.5-45mm F3.5-5.6”を思い出した。先日もう期待していなかった43-Fのマウントアダプタを偶然手に入れてしまったので43システム自体を思い出したに過ぎないのだが。このレンズというか、フォーサーズのシステムそれ自体に絶望したため放置してあったのである。何しろ半年以上所有して3回しか使っていない(^^; 最後の4月に撮った写真が出てきたのでここに上げておく(新たに撮った写真は無い)。
=17㎜=
=24㎜=
=36㎜=
=45㎜=
フォーサーズの45㎜は対角線画角27度となっている。これは35㎜フルサイズでは90㎜でAPS-Cでは60㎜程度である。つまりこの画質がタクマー55㎜やらロッコール58㎜に勝たなくてはいけないハズなのだが…画像のサイズが違うけどこれで勝っていると思うか?そもそも50年前のレンズとどっこい勝負になる時点で存在価値が疑われるわけだが。テレセントリックやらフランジバックのアドバンテージはどこに消えたの?
うわっ!全然解像してない(^^; そこらのコンデジと大差無いぞ。
43でもここまで近づくと結構ボケる。
開放だとハロっぽいのが気になる。デジタルなのに何故か昔風なんだよな…悪い意味で。
一番最後にやって来て一番最初に消えて行った43規格。結果として「フォーサーズを買った人はアホ」という事になってしまった。ちなみにメーカー自身が真っ先にバックれたのだからこの結論はメーカー保証付きだ(^^ それにしても後出しジャンケンで負けるのはカッコ悪いしメーカーの見識を疑う。どうせ負けるならOMマウント、或いはOMAFマウントのままデジタルにすれば良かった。そこからミラーレスのM4/3へ移行したなら恥もかかずに済んだ。