暇を見つけて家にある昔使っていた写真の道具を探索したがペンタックス関連は見つからなかった。筆者にとってペンタックスは趣味のカメラだったので、実用的な仕事道具はニコポン・官能・ブラック用しか無いのだろう。昔SやKマウントの物件がジャンクコーナーで捨て値だった時代に買い占めておけばよかったな。がしかし、何故か奇跡かリバースリングが出てきた。一体こんなものを何に使っていたのだろう?まあ地面師と言われてきた筆者なので有っても不思議はないが(^^


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 出てきたのは49㎜と52㎜の純正リバースリングである。これだとタクマー等ペンタックスのレンズだけではなく、フィルター径が49㎜と52㎜のレンズはニコンだろうかキヤノンだろうが他社製も含めマウント関係無しで全て付く事になる(注1)。

 また変換リングを使えば伸ばしレンズも含めて全部付く。これは大きい。何しろレンズは全部で4~500本くらいあるから一生遊べる。フィルター枠が無いレンズ(多少ある)は当然ダメだけど。


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 MD ROKKOR 50mm F1.7を逆付けしてアサペンのレンズキャップを撮影してみた。上がF1.7開放で下がF4である。標準レンズでは絶対に寄れない距離(注2)で撮影できる。画質もピントが合った所は非常にシャープで実用性充分。


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 HJCLらしくCPUを撮影してみる。これはMIR-1B(37mm F2.8)で撮影している。MLCCの頭辺りにピントが来てしまった。逆付けの場合は焦点距離が短い方が倍率が上げられるので面白い。


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 より変態的にテレプラスも併用してみた。暗すぎてピントが合わせられない(^^; それに拡大率が大きいから手持ちじゃ無理だわ。これどういう光学系になるんだろう?想像するのも嫌になるが気にしない事にしよう。倍率だけならデジタルの等倍マクロなんか目じゃない。


 しかしチョー使いにくい(^^; この場合ピントリングはほぼ効かないのでカメラの方を動かして撮影するのだが、これもマクロスライダー無しには実用したくない。レンズ的には能力をフルに発揮できると思うのでリバースリングはマクロ道には必須と言える。


★ステップダウンリング
 ステップアップリングというのはおなじみだと思うが、ステップダウンリングというのはなじみが無いだろう。ステップダウンリングを使ってフィルターを付けると高確率でケラレるから通常は無用の物件である。だがリバースリングを使う場合にはこれが必須となる。ステップダウンリングはカメラ屋でもあまり売られていないが、その中でお勧めというかこれしか無いのがマルミ光機の製品だ。

 小型カメラのリバースリングはフィルター径の種類が少ないし揃えると高い。そのため色々なフィルター径のレンズを取り付けるのにこれが必須なわけだ。HJCLではペンタックスの49・52φとNikon BR2Aを所有しているので49φと52φに変換するステップダウンリングが必要になる。現在はペンタ主力だから49φだけでも良いか。

62→49φ:COSINA20㎜等
58→49φ:ズーム逆付けしてみたい(^^
55→49φ:AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8等

 付けるのは主に広角と標準レンズだから55、58、62φを揃えておけばだいたい網羅できるだろう。但しNikon BR2Aに49φのレンズを付ける時はステップアップリングの方が必要になる。


注1:電磁絞りだと付いても使えないだろう(筆者は15本所有^^)。AF以降のレンズはこれだから使い物にならない。言い換えればリバースリングは現代ではもう無用のモノとなりつつある。

注2:50㎜前後の標準レンズの最短撮影距離は概ね40~60㎝となっている。最近はズームが標準レンズなので一応書いておく(^^