SMC PENTAX FA28-70mm F4AL


FA28-70mm F4AL①

 前回捨て記事を書いたら意外と人気があったのでもう少し突っ込んでみる。前回記事は古いので比較できないため、この記事は11月頭に新たにテストしたものである。今日は筆者が一番興味があるマクロのテストである。

 Kマウントのテストに使っているK100D Superは開放の露出がアンダーになる病気があるので、今日は学習して開放だけ+0.3してみたがまだ足りない焦点距離もある。それと他のレンズではならなかったのだが、このレンズに限っては最少絞りでもアンダーになるようだ(^^; 最少も+0.3以上プラスせねばならない。マニュアルでやれよと言う声もあろうが、この時間は露出が変わりやすいので固定も危険だ。本当言うとKAは絞りもダイヤルで動かすので面倒くさいのが理由だったり。


★70㎜
 今日は長い方から行ってみよう。このくらいのサイズだとワイド時に余白が大きくなりそうだが…。

=F4.0=
070mc040
 開放はこのようにものすごいハロハロ画面になってしまった(^^; これは流石に特殊用途しか使えないな。F4.0で非球面を使っているレンズがこれで良いのか?ハッキリ言って昔の球面レンズ使用のレンズより球面収差が大きいのだが。

=F5.6=
070mc056
 一段絞って球面収差が半減したがまだかなり酷い。これも一般用としては使えない。ズームとは言えこれほど大きな球面収差は見た事が無い。これが発売された頃の新製品テスト記事を読んでみたい。プロは開放を重視するから滅茶苦茶酷評されそうなのだが。

=F8.0=
070mc080
 F8.0まで絞って漸く実用域に入ったかな。球面収差はハイライトの滲みをもたらしており皆無ではない。

=F11=
070mc110
 ピントが浅い以外は大体シャープになったかな。

=F16=
070mc160
 カメラの大部分にピントが来てカメラの写真として成立している(^^

=F22=
070mc220
 F16に比べちょっと解像度が低下している。

70mm_chuushin
 これが70㎜時の中心部の等倍画像だ。左上が開放、左下がF11、右下がF22である。


★50㎜
 モノを撮るのに使えるのはこの辺りが限度かな。これ以下だとパースが付いて変形する確率が高い。

=F4.0=
050mc040
 この焦点距離だとハロはあまり目立たない。開放がF4.0なのだからこのくらいはやって当然だと思う。

=F5.6=
050mc056
 ありゃ?おかしいぞ。露出は微妙に違っているがバックのボケが変わっていない。一絞りごとに撮影しているのでバックのボケに変化が無いのはあり得ない。画質も開放と全く変わっていない。何故変化しないのだろうか?

=F8.0=
050mc080
 画質は向上して特に問題は無くなった。バックのボケは変化している。

=F11=
050mc110
 更に画質が向上している。

=F16=
050mc160
 ピントが深くなっただけで画質は飽和している。

=F22=
050mc220
 殆ど変化は無いが微妙にフレアっぽくなっている。

50mm_chuushin
 これが50㎜時の中心部の等倍画像だ。左上が開放、左下がF11、右下がF22である。


★続く
 画質より気になる不具合?を発見してしまった。記事が長くなってきたところで次回に続く。