今日はピントのお稽古だ(^^ 基板撮影は目的がはっきりしているので撮影準備はし易いが、同時に相手の融通が利かないのでこちらから動くしかない。

 今日のモデルさんはWinfast(リドテク)LR2982であります。GeforceFX5700搭載のHSDLの常用カードである。これのVRM(GPU電源)を、最早おなじみのスーパータクマー55㎜F1.8で撮影する。絞りはピントの山がハッキリ判るようにF5.6固定だ。


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 まずは真ん中のL19と、同じ高さのL20にピントを合わせた。何とこれでもOS-CONの頭がボケてやがります。それでいて基板の印刷はボケボケ(^^; ハッキリ言ってカメラ任せではダメなようだ。本来の写真の基本で言えば撮るものを明確にしないとダメで、L19(L20)を撮る場合はむしろこれで良い。ただHSDLの写真は全部にピントが来ないと拙い。写真は引き算などと言われるがそれはお作品の話で、こういう写真は足し算というか情報が多ければ多いほど歓迎される。余計な物が写ると何かしら発見があるからな(^^


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 今度は少し低いL17(L18)に合わせてみた。電解コンは勿論、L19(L20)までボケ始めている。これで漸く基板にもだいぶピントが来た。C49(C50)にもピントが合っているし、使えるのはこのくらいですかねえ。


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 試しに基板印刷に合わせてみた。これだと印刷はシャープだがL17(L18)も微妙にボケ始めている!コンデジではこんなに明確な差は出ないので参る。F5.6の被写界深度などマクロ時には有って無いようなものだ。

 結局のところ2番目の状態で絞りをF11程度に絞るのが良さそうだ。絞りはF8を超えると画質が低下するし、暗くなるとブレの危険性もあるのでなるべく絞りたくはないが、これだけピントが明確になると仕方がないな。


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 F11まで絞ったこれが決定稿となる。チョー面倒くせえな(^^; ハッキリ言ってマクロはコンデジで勘弁してほしい。部品拡大の場合は全画面使わないので安いコンデジで何とかなるのだ。まあHSDLのコンデジは大昔のなので、これでなければ撮れないモノもありそうだが。実用にはTG-4欲しいな~。


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 試しにコンデジで撮ってみた。先生、コンデジの圧勝です!(^^; チャンチャン。まあディティールがスッキリスッカリ省略されている(注)とか、歪曲で部品が変形するので中心部しか使えないとか欠点も多々あるが、ハッキリ言ってこっちの方が撮影が楽。ちなみにカメラは常用のニコポンではなくA580で画像サイズはほぼ同程度。このような写真はコンデジで、マザーボード全景のような写真はタクマーの方が向いている。コンデジでマザーボードの全景を撮ると基板がタル型になって見られたものじゃないのは前々回に確認した通りだ。

注:基板のホコリがノイズリダクション?のお陰でキレイサッパリ消えてしまっている。実際これ写真とは呼べない厚化粧の捏造レベルだ。観音はこういうところがイヤなんだよな。この会社の製品はRAWで撮って自前で現像するしかない。