カラー画像の赤い色が入ったものはJPEGで赤い部分にノイズが入って見苦しい。見苦しいだけなら良いけどレンズテストの結果にも影響を与えるのでJPEG品質は重要である。どのくらいの品質で実用になるのか実験してみた。変換ソフトはいつも使っているViXとGIMPだ。


genga
 これがPNGの原画だ。ロスレスのため画質に劣化は無い。BMPの921kBに対しこれは589kBに圧縮されている。テスト画像は概ねこれの10倍以上にはなるのでとてもじゃないけど使えない(ブログの画像は一応2MBまでは許されている)。


★ViX
 Windows3.1時代からある古いソフトでJPEG画質の低さには定評がある(^^; がしかし色々な面で使いやすいのでまだ使っている。どれだけ悪いのか確認してみたい。

vix_setting
 変換時の設定はこのようになっている。


=100%=
vix99
 品質100%でもやはりノイズは確認できる。がしかし被写体の傷と区別を付けるのは大変なくらいで問題にはならないだろう。ただ画像が248kBとなりちょっと使えない。

=95%=
vix95
 ノイズは確認できるが特に問題とはならないだろう。充分使える。サイズはかなり大きく120kBだ。

=90%=
vix90
 エッジのノイズが目立ってもう使いたくなくなってきたが、エッジのコントラストが低い所では問題が無いようだ。条件を付ければ使える。サイズは78kBに圧縮されてこの面からは充分実用になる。

=85%=
vix85
 エッジにノイズがバリバリ。レンズの画質が判らなくなりそうだ。これではもうテストには使えないね。サイズは59kBと小さい。


★GIMP
 画像に加工はしないので、いつも使っているのはリサイズとJPEG変換だけである。

gimp_setting
 変換時の設定はこのようになっている。


=100%=
gimp99
 原画と区別を付けるのは難しいレベルで画質は文句なし。だがしかし、サイズが463kBではPNGと大差はない。この品質を使うくらいならPNGで提示したいところ。

=95%=
gimp95
 95%に落とすとサイズは180kBに激減する。ノイズは増えて来るがサイズを考えれば100%を選択する理由が無い事が判る。

=90%=
gimp90
 いきなりノイズが目立ってくるが113kBと更に減る。品質重視の場合はこれくらいは必要だろうな。

=85%=
gimp85
 大体使えるがディティール部分が重要になる時はもう一段品質を上げた方が良いかもしれない。サイズは83kBだ。

=80%=
gimp80
 流石にノイズが目立ってきたが、85%との差は僅かで巨大解像度では使えるかもしれない。サイズは65kBだ。

=75%=
gimp75
 確か75%がJPEGの推奨品質である。これだとエッジだけでなく面の部分の小さな傷までノイズがまとわりついて使えない。サイズは54kBと今回の画像で最少である。


★終わり
 当たり前の結論だがファイルサイズと画質は比例している事が判る。ViXはGIMPよりファイルサイズが小さくなるが、画質を同程度にするにはやはりサイズを大きくしなくてはいけないようだ。その逆もまた言える。GIMPは同品質で画質が高いが、ファイルサイズはそれなりに大きくなっているので品質を落とさねばならなくなる。

 HJCLのテストではこんなに赤だらけの画像は無いのだが、量ではなく重要度によって品質は変えなくてはいけない。我々のテストで極力地味な色を選択するのは実はファイルサイズの問題も大きかったりする。