ネコマタギ★レンズ研究所

ジャンク屋の箱の中で引き取り手が無いレンズを好んで研究するブログである。

買い物結果

買い物結果[18/06]①

 以前は「他人と同じものを買うのがイヤ」「不人気物件は安いから」という消極的な指向だったが、最近は「他人の買わないモノにこそ良いモノがある」と言う積極的な攻めの思考になってきている。筆者は他人と趣味が全く違うわけで、大多数の人が敬遠するものが筆者の趣味に合っている確率が高いのは当然と言える…これって20年くらい前に某マニア氏が同じような事を言っていたような記憶がある。筆者も20年遅れ?で漸くエンスーの境地に達したか(^^ 尤もキャリアも彼より20年短いんだけどね。同年代に比べ始めたのが遅かったから。


南巡回[18/06/03]

=AF ZOOM 75-300mm F4.5-5.6 New=
 これIIだと思っていたらNewなのね(^^; Gを除けば割と楽勝だと思っていたのだがαもハマってみると案外奥が深いなあ。玉の状態は元々良かったが、ゴムを外して洗ったら外見は中古上品に昇格した。写りは「ま、この価格ならこんなものかな」という程度。蓑のこの時期(時奈製造?)はこういう可も無し不可も無しレンズが多い。決して外れないけど大アタリも無いクジ。早いところ全部揃えて比較したい。

=Tokina EL AUTO 75-150mm F3.8=
 カビだらけの上にみすぼらしい昔のトキナー(かなり古い)だがこういうレンズはテンバイヤーは勿論のこと、そこら辺の無知無知ケチオヤジにも相応しくない。ネコマタギレンズ研究所にこそふさわしいレンズなのだ。

el7515038_1
 外見の割にヘリコイドやローラーの状態は非常に良い。かなり小汚かったのでゴムを外して洗ったが、このゴムの付け外しが非常な苦労を強いられた。かつて無いほど難易度が高かったので奥の手を使うか迷ったくらいだ。読者がこのレンズを手に入れる事は恐らく無いだろうが、ゴム付け外しには非常な苦労を強いられることを警告しておく(^^

el7515038_2
 中玉のカビ・クモリ・汚れ?が酷いね。どうせバラさねばならないので着脱が面倒なゴムを付けなければよかったな(^^;

 そう言えばこれでFD系がOM系を抜いて単独4位に浮上。アダプトール系を抜いて3位に上がる日は近いね。何しろこのマウントは各所で物件豊富なんでね…(^^;

=COSINA 28-200mm F3.5-5.6=
 ゴムが白化していたが洗ったらだいぶ回復した。もし売りに出すならもっと徹底的にやるが、テンバイヤーではないのでそんな面倒な事はしない(^^

cosina28200
 テレ側は割といいんじゃないか。ワイド側は決して良くないがそこら辺のオヤジが使うなら充分な画質だろう(^^

=キャップ類=
 バランスが悪いなあ。どうも欲しいモノだけ手に入らない…(^^;


川越街道HOの旅(^^;
 久々の車巡回だ。車だけに自転車では持てない大物を買いたかったが無かったので残念でした。

=COSINA 28-70mm F4 MC MACRO=
 F4の割に前玉が大き過ぎ。後玉はMCだが前玉がモノコートなのが泣ける。玉の縁がかぶれたように汚れている。前所有者は相当テキトーな奴だったらしい。写りは無個性で記事を書くのに苦労しそうなタイプ(^^; コントラストが稍悪いのはクモリの影響かもしれない。

=SUPER COSINA 80-200mm F4.5-5.6=
 COSINA 70-210mmと比べマクロが無いので詰まらんな。これも前玉はモノコート。

scosina80200
 上のレンズと所有者は同じだろう。外装の状態はこちらの方がかなり良い。あまり使われていないのだろう。にも拘らずクモっているのはどうした事か。やはり保護フィルター厨房はアホが多い。前玉だけ保護して安心しているからクモってしまうんだな。

=SIGMA ZOOM AF-APO 75-300mm F4.5-5.6=
 禅ベタベタ死亡、EDガラスクモリ死亡と正に満身創痍。現状手のつけようが無いので保留中(^^;

=SIGMA ZOOM-κII 70-210mm F4.5=
 κシリーズの記事が漸く書けるよ。これもMCだが前玉がモノコートなのはこの時代の主流か。κ1号との大きな違いは100-200→70-210が一番大きいが、それに匹敵する違いとしてはシームレスマクロになった事が上げられる。画質は初代の方が良いが使い勝手は二代目の圧倒的勝利。

kappa2_070
 期待できるのはマクロだけ(^^ 70㎜ではこんな感じ。ピントの合ったところは悪くない。

kappa2_210
 210㎜ではこんな感じ。ボケがちとヤバいがピントの合ったところは良い。2代目を手に入れたのでMFκシリーズコンプリートか?まさか幻のⅤとかねーだろうな(^^;

=TEFNON H/D-MC ZOOM 35-70mm F2.5-3.5=
 これでバラし用とリファレンス用が出来たので安心してバラせる。後玉に遮光フードが付いているが、これのせいで後玉が磨けない。少なくとも同心円状に拭くのは無理。あとFDマウントを知らないアホが弄ったらしくマウントが固まっていた。HJCLに来た時は「何か判らない禍々しいモノ」が付着しており難儀したが現在は美品になった(^^

=RIKENON P 50mm F1.7=
 フィルターを外し前後玉を拭いたら新品同様になった。目につく傷も無く状態はジャンクとしては最上級と言える。パッと見では所有している同F2よりは良さそう。サイズが小型なのも良いね。

2018年5月の結果②

カメラ巡回[18/05/18]
 久々に来たので全検品を強いられた…店が仮店舗?で狭いから他人の迷惑になりそうだし精神的に疲れた。

TAMRON QZ-35M
 入念な消毒作業に続いて掃除したらジャンク→中古美品に上昇した(^^ 高かったけどそれなりの状態にある物件ではある。ファインダーを覗いた感じでは非常に良いレンズっぽいが直進ズームなのが少々アカンわな。ズームは回転式に限るよ。AFになって一番嬉しかったのは回転式が戻ってきたことだ。

qz35m
 こいつスゲー!標準ズームのくせにテレマクロで1:2まで寄れるんだぜ。そのマクロモードで大根の花を写す。そろそろ実が出来て花は枯れる時期だ。もっとも市販の野菜は遺伝子操作によってタネは取れないようになっているんだけど。

=キャップ類=
 近いうちに全部消費される(^^;

=リボルテス=
 買い物記事にも書いたけど買わなければよかったな。その理由は次回かその次の巡回で明らかになるだろう(^^ ノーモア・ショボイ電池。


再び町田遠征(^^

=AUTO TELE ROKKOR-QF 200mm F3.5=
 重てえええ!あと太すぎていつものケースに仕舞えない。絞りの動きがイマイチよくない。プレビューレバーのつまみが55㎜とかと同じく脱落している。大きくクソ重い割に半絞りしか明るくない、しかも明るくしたから画質が悪いと何拍子も揃っているため不人気レンズである。一寸高かったがもうあまり姿を見かけないので選択の余地はない。これでロッコールの200は揃ったか?

=NRC SUN ZOOM 35-140mm F3.5=
 マクロリングの動きがおかしいな。ズームリングが豚のようにか細く鳴くのでどこか逝かれているようだ。連動レバーも変なので曲がっているかも。前後に神経質にフレアストッパーが入っているがやはり球面収差はデカい。この当時としては画期的なワイド⇔望遠ズームで、しかも絞りがコンスタントでソコソコ大口径なのが売り物だが画質は…。

sun3514035_1
 35-140と言うだけで無理無理カタツムリなのにF3.5通しという事で無理しまくり。がしかしそう言うレンズがイイんだな。無理していないレンズはクソ詰まらないので後世には残れない。

sun3514035_2
 1:3マクロ。この画像を見て謎のレンターを思い出した。あれも45-135でF3.5だったからな。

=TEFNON H/D-MC ZOOM 35-70mm F2.5-3.5=
 汚れていたけど磨いたらピッカピカになった上に、前玉のカビは表面だけだったのでスッキリ爽やか消えちまった。オレのテフノン愛が通じたか(^^

tefnon35702535
 最大1:2.7の強力マクロ。まあ写して楽しむレンズではないけど。これは光学製品じゃなくて機械なんです。それを知っていれば付き合い方も解ってくるだろう。あ、そう言えばこのメーカーの特徴?で焦点距離範囲が極限まで狭い。70㎜が70㎜では無いというのはこのレンズも忠実に守られている。

=Tele Kominar 200mm F4.5=
 後玉がズタボロなので危ぶまれるが選択の余地はない。帰ってからマウントを見たらHJCLで唯一使えないトプコンEXマウントだった…そのうちカネが余ったらEX-NEX買うよ。価格がレンズの10倍以上だけどな…(^^;

=SIGMA ZOOM-λII 75-300mm F4.5-5.6=
 λ2なんて初めて見たよ。磨いたらほぼ95%はキレイになった。残り5%はフードが稍歪んでいるので直らない。玉は傷ナシだがカビだらけなので何とかしないといけない。このままではダメだな。

lamuda2_1
 コントラストが付かないのはカビのせい。ただこの画像は補正が掛かって問題なくなっている(^^; 何かすっごく良く見えるような、そうでもないような。

lamuda2_2
 マクロ最短だが正常に動いている模様。これは恐らくバラすので記事になるだろう。他ならぬKマウントで1:4マクロという事でやりがいがある。今日は高いレンズを買い過ぎたので何とか安いのを買って平均を下げなければ…と思っていたらこれが出てきた。これで平均500円が369円に下がった(^^

=キャップ類=
 努力の跡が認められる。だろ?(^^


西巡回[18/05/27]

=MINOLTA AF ZOOM 100-300mm F4.5-5.6=
af1002004556_2
 何これ…(^^; 手から毒を出す怪獣が使っていたのだろうか?たぶんデブ助の汗っかきだな。ゴムの模様に沿って完全に金属が変質していて取れない。

af1003004556
 パッとしないなあ。このサイズまでは良いけど、これ以上大きくなると線が太くて大雑把な画像になっていく。現状では良い所を見つけにくい。

=CC AUTO Petri 55mm F2=
=CC AUTO Petri 55mm F2=
ccpetri5520
 このクソが…開け方知らないならやるなよ。

ccpetri5520
 試しに変択糞でテストしてみた。ペトリマウントってSRよりフランジ短いんだな。安い標準レンズでありコントラストも解像力も平凡ながら開放のハロは少ない方。ただ「このレンズでなければ!」と言う必然性は全く感じられない。言い換えればワザワザ探して買うようなものではないという事だ。

=SIGMA ZOOM-κ 100-200mm F4.5=
kappa_s
 玉は同じ所がクモっているが何とかなるだろう。ところでこれに使われている一部ガラスに非常に興味があるのだが。同じく興味がある人は一足先に調べてみてね(^^

=Tokina AF SD 70-210mm F4-5.6=
 アリャ?これマウントが引っ掛かって付かないぞ!どうもこの時奈αマウントは互換性が低いらしい。曲がりなりにも蓑ルタ純正レンズを製造しているメーカーが何をやっているんでしょう(^^ ちなみにα-7000でテストしたらちゃんと動作した。マウントアダプターだけ拒否か…。時奈αは今後要注意だな。

tokinasd70210
 グリップのゴムを剥がしてみたらノリがネバネバ(^^; ゴムは洗ったけど反って回りが汚れたのでムカついた。こういう所で生産の評価が落ちるんだなあ。テープが時奈の名前入り専用品なのは非常によろしいが。

=NRC SUN ZOOM 24-45mm F3.5-4.5 MACRO=
 かなり酷いクモリを取るためにはバラさなくてはならない。前所有者のウスラバカが派手に傷つけた後玉も何とかする必要がある。磨いてもダメだろうが。

sun2445_1
 クモリ玉にピントを合わせると…玉が汗をかいているのが見えるね。

sun2445_2
 傷に合わせてみる。やっぱりコイツ死刑だわ。尤も筆者の予想ではもう死んでいると思いますが。HOジャンクは死んだから出て来るパターンが殆ど。面倒な人は不燃ゴミで出すしケチはオークションとかで出来るだけ高く売ります。

sun2445
 これだもんな(^^; クモっているというか磨りガラスに近い。この製造メーカーはグリスの選択を誤ったのかもしれない。

=TAMRON QZ-150M=
qz150m
 まあこんなものか。マクロ機能でCZ-715よりは寄れるので使い道は広がる。ただ明るさはCZ-715とほぼ同じだろう。CZ-715もそうだったが開放で撮ったのとF4.0で撮ったのがほぼ同じ露出になるのが怪しい。

qz150m_035
 何だこれは…全然良く見えない(^^; まあCZ-715も例えればブルペンでは良くなくてマウンドに上がると良くなる実戦型投手だったが。Σマクロのようなブルペンエースよりはだいぶマシ。

=TAMRON 20A=
20a
 最終型?だけに期待は大きかったが案外大した事は無いな…。悪いわけではないけどSP時代は案外冴えないのが多い。ショボーン。まあ小型だからすぐに処分する必要も無いけどな。

=KOMURA 300mm F5=
 アリャ?これPSマウントじゃなくてL39だった(^^; ま、Tマウントなので未来はあるだろう。使っていない135㎜(SR)とマウント付け替えるかな?

=MC SUN ZOOM 80-200mm F4.5 MACRO=
sun8020045
 ピント表示がずれている。誰かバラしたのかな?頭が弱い人は元に戻せない確率が高い。

sun8020045
 こういうサービス品は買わないと男が廃る。もの凄く欲しいわけではないけど持っていないので当然買い(^^

=キャップ類=
 キャップはまた割引きの時にHOで補給しないとな~。F屋J館はブランド物はもうダメだし…。

LADDA充電式電池2450
 上でリボルテスを「買わなければよかった」と書いたのは既にこれを買う予定があったから。変宅糞には主にこれを使用する。これで暫くは単三電池には困らないだろう。古いエネループは電気バカ食いの官能A580に転用し、中華のボルケーノやらエコトータルとかは全部中華ラジオ行きだ。漸く適材適所になるかな?

2018年5月の結果①

西多摩巡回[2018春]
 この巡回は滅多に来ないので無理やり買い物をしてしまった。本当に必要だったのはΣの55φキャップだけだったのだ。

=COSINA 70-210mm F4.5-5.6 MC MACRO=
 運枯支那を買って良いのか?カレンダーだかスカポンだかいうウンコ製品じゃなければ全然オッケー。この当時は筆者は熱心なコシナ党員だったし(^^ 磨いたら外見だけはキレイになったので試しに撮ってみる。

cosina702104556
 70㎜しか使っていないがまあこんなモノでしょう。ボケ方は悪くないね。長年のカンだが被写体により得手不得手があるかもしれない。

=FL 200mm F4.5=
 微妙にカビ気味?だがバラさないで一度テストしてみたい。FL100㎜ F3.5みたいにクモっていなければ気にしない。

=NEW FD 50mm F1.8=
nfd5018
 掃除したらカビは前玉裏にあるだけだった。これは分解しなくても良さそうでホッとした。余ったnFDキャップも消費できたね(^^ これでFDマウント本数がOMマウントに追いついた。

=SIGMA 70-300mm F4-5.6 DL MACRO SUPER=
=DL70-300用フード=
dl70300ms
 なかなか大物感がある。あれ~AFがたまにしか動かないぞ?(^^; だからジャンクなんだな。どこかの接触不良だろうから直る可能性もある。マウントを開けるのは面倒くさいけど。

dl70300ms_1
 波板の汚れ。赤ラインだがライン無しの70-300DLマクロと殆ど差が無いような気がするが…(^^;

=キャップ類=
 アッと言う間に全部無くなった(^^;


南巡回[18/05/06]
 GW割引は初日に買わなかったので不発気味。

=AF ZOOM 35-80㎜ F4-5.6=
a3580456_1
 前枠とここに傷がある。以前赤塚で買ったもう一つの奴は美品だったがこれは美品とは言い難い。

a3580456_2
 割れている事が多いプラマウントは問題無し。玉は問題ないが何かモクモクと黒雲のような疑惑が湧き起ってくる。コイツHB非球面じゃないか?7000でAFテストをしたら無事動いたのでまずは遠距離テストしてみるかな。

af3580456_80
 80㎜だ。ギニャ~!何だこれは!突き当りまで回してもピントが全然来ない。

af3580456_70
 70㎜だ。これも全然来ない。言っとくけどオーバーインフではないよ。

af3580456_50
 50㎜だ。お、だいぶ来たぞ。

af3580456_35
 35㎜だ。やっとギリギリピントが合ったが画質はあまり良くない。このムラのある画質は何所かで見た事があるような気がしないか?そう、あの爆死したXi2880にソックリなのだ。ヘリコイドがガタついているのでバラすしかないな…片道切符で二度と帰れないとは思うが、今度こそ不具合の謎を突き止めたい。

=SIGMA ZOOM AF-κ=
zoom_afk
 磨いたら非常にキレイになった。中古美品に昇格。最初期のAFなので流石に古い。K100DでAFは完全動作したがウルセー!(^^; 人込みでこれを使ったら悪い意味で注目を一身に集めそう。

zoom_afkappa
 何かこのレンズ変だよ?スゴイよく見えるんだけど。上のクソレンズを見た後なので気のせいかも知らんけどね。いつものように?ピントがちょっと後ろへ抜けた。天空部にセンサーゴミがある(^^;

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13117083938
 ま、質問者も悪いがお答え人もマヌケ揃い。kじゃなくてκ(カッパー)だよ。知らないなら黙っとけばいいのに。

=TEFNON H/D-MC ZOOM 80-200㎜ F4=
tefnon802004
 ハッキリ言って光学的には三流(前から中を覗けば分る)かもしれないが機械的には一流だ。このレンズは持ってみないと良さが解らない…持ってもそこら辺の普通の人だと解らないかもしれないけど、写して感動するレンズで無い事は確か(^^ 覗くとボワーッとしており清掃してみたいがこの絶妙のフィーリングが変わってしまいそうなのでバラしたくないな。このレンズをOHと称してバラして得意になっている奴を見ると顔にクソを擦り付けてやりたくなる。

=AF ZOOM 35-70㎜ F4=
a35704
 カメラと共に大ヒットしたレンズ。このレンズがダメダメだったらカメラもあれほどは売れなかっただろう。数は異常に出ているので無価値だが名レンズであることに変わりはない。外見はまあまあ、玉もクモってはいないようだ。

af35704_35
 35mm遠距離等倍。HB非球面ではないので問題無し。

af35704_50
 50mm遠距離等倍。問題無し。

af35704_70
 70mm遠距離等倍。問題無し。特にスゴイ描写をするわけではないが堅実で破綻が無いレンズだ。このレンズの立場(αの標準レンズ)から行けばそれで充分だ。

=A100-300mmフード=
 活躍するのは100-300の掃除が終わってから。

=キャップ類=
 買い物を間違えた気がする(^^;

=ゴールドポイントカード(^^;=
 もう来ないと言いつつまた買い物をしてしまうのだろうか(2年以内に^^)。500ポイントくらいあるので捨てるのはもったいないな。


北巡回[18/05/12]

=MINOLTA ALS=
 ダサイモいのが多いミノルタのカメラとしては美形だと思う。この時代らしくクロームメッキと言うのも良い。黒いカメラは昔は好きだったけど今となってはクロームメッキの方が良い。

minolta_als1
 レンズはこの時代の物件としては非常にいい状態だ。本体も掃除したら非常にキレイになってしまった。ジャンク時代に落としたのか二か所凹んでいる部分はあるけどね。シャッターは全速生きている。絞りの羽根が粘っていて開放撮影だけ影響がある。F2.8以上は普通に撮影できる。水銀電池を入れたら露出計も動いた。二重像が稍見にくい距離計と共に調整は必要かもしれない。という事でこのカメラはレンズを分捕るために解体は出来なくなってしまったという事だ(^^; 解体するとしたら以前入手したシャッターが開かないハイマチック7の方かな。

minolta_als2
 H-Dが入っていた。これって吹かないよね。ジャンクの蓋が開かないのって吹いているワケじゃなくて錆だし。ちなみに昭和時代のナショナル製だ(^^;

=キャップ類=
 何かはずしているかも(^^;

4月の買い物結果

 以前から事あるごとに書いているが、HJCLの買い物ルールは「500(540)円を超えるレンズは買わない」「100(108)円を超えるキャップ類は買わない」だ(注)。このルールが出来る前に3本だけ500円を超えるズームを買っている(3本とも864円)が、それ以外は全てルールを守って買っている。それらを商っている人には申し訳ないが、ジャンクレンズは絶対必要なモノではないので予算が合わなければ絶対に買わない。当方としては「売れないモノを引き取ってあげよう。感謝しろよ!」という上からの姿勢だ(^^

注:私物は除く。私物は1000円くらいでも買ってしまうかもしれない。付け加えると私物でズームレンズを買う事は100%無い。私物は写真を撮るためのレンズなのでズームは必要無いからである。


北巡回[18/04/01]
 いつも通りの北巡回、いつも通り不振でした(^^;

=SUPER COSINA 75-300mm F4.5-5.6=
 買うものが無いので何となく気の迷いで買ってしまったが、ハッキリ言ってこの状態なら100(108)円が限度だな。でも他に買うものが無かったので仕方が無い。

scosina75300_kakaku
 何とシールの下から800(864)円のシールが…こんなカビ+ボロイのがこの価格で売れるわけないじゃん(^^; 200(216)円でもやっちまったか?と思っているくらいなのに。

scosina75300_kabi
 何しろこれだからなあ。向う側は何とか見えるけど撮影したら滅茶苦茶になるはず。

scosina75300_300
 でこれだ。これはテレ側だが掃除して元に戻るか?と言われたら可能性は一応あると考えられる。ただ全部の玉がカビている可能性があるので、その場合は全バラして果たして元に戻るか?という心配がある。筆者は過去の経歴からズームレンズを全バラすると復活率は67%しかない(^^;

scosina75300_075
 ワイド側は玉が接近する(=拡散しない)からか大して影響は無い。ピント合わせの時に感じたが解像力の低さを感じる。これはカビとは関係無しに元々の性能だと思われる。この会社はかなり早い段階でコントラスト側に振っていたから意外ではない。筆者が良玉と思っている28mmF2.8は開放からコントラストが良かった(但し最終型のみ)。

=キャップ類=
 キヤノンは私物のFL2835にFDのキャップが付いていたのでゲト。Σはまたパンテレ時代の奴を買いそうな「気」がするのでゲト。αはこれからも買い続けるだろうからいくらあっても困らない(ハズ)。OMは必要なのは純正ではないのだが無かったので仕方が無い。マイナーメーカーは選択の余地が無いのだ。

=レンズケース=
 夏まで持つように2つ買ったのだが未だに蓋が無いので使えない(^^; 色違いの蓋はイヤだからなあ。


南多摩巡回[2018春]
 去年の南多摩はゴールデンウィークに巡回したが、その時のGWセールがしょぼかったので今年はパス(^^

PENTAX *ist D
istd_ura
 ジャンク品だが中古品であってもAクラスまではいかないがひょっとするとAB+くらい行くんじゃないか?ケーブルレリーズの蓋が無いけど、これが動かないなんて絶対有り得ない。ゴム類は洗濯中だ。本体は消毒雑巾・濡れ雑巾・乾拭きと三段階クリーニングを経て更に磨きが掛かったところで満を持して電源を入れてみる。

istd_ekishou
 ホラ電源が入った。「電源が入らない」という値札の呪いは撃ち破られた。という事で多分撮影も可能だと思う。単3使用のカメラが3台になってしまったのでエネループをもっと補強せねばならない。電池全く足りていないし(^^;

hagiwarasyscom_2gb
 ちなみにCFがおまけに付いていた。HJCLにはCFはあまり無いのでこれだけでも戦力になる。

=SIGMA ZOOM 100-300㎜ F4.5-6.7=
lens180408
 フードは無事着いたがレンズ自体は前玉裏にカビ生えているし一寸高かったかなとも思う。常用のKマウントだったのでつい釣られてしまった。今日だけで平均価格が8%も上がってしまった。

sigma1003004567
 カビている割にはコントラストが良い。コントラストにはあまり影響しない前玉だけだからだろう(スポットだし)。もちろんレンズの性能が良い事もあるのだろう。

TAMRON 178D 80-210mm F4.5-5.6
178d_080
 80㎜。玉がキレイなのでコントラストは良い。あとはこのレンズの性能だけ。

178d_210
 210㎜。特にケチを付ける所は無い。

TAMRON 62DP 90-300mm F4.5-5.6
62d_090
 ガビーン!玉はキレイだったがクモっていた(^^; 90㎜だがコントラストがまるでつかない。

62d_300
 300㎜は手ブレしてしまったがコントラストが低いのは判るだろう。上のシグマと比べれば一目瞭然。

=フード類=
 実はSH521と間違えて買ってしまったSH551はそのうち使われるのだろうか?なんのフードだか忘れちまったので調べてみたらあのAT-X M90のフードだった…そんなレンズ絶対に買わねえよ!流用が効くかどうか調べてみよう。同腹のVivitar Series 1とは形状違うし役に立たねえなー。

=キャップ類=
 トラベナーに付いた。


南巡回[18/04/28]

=SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 II MACRO=
minizuummacro2a_1
 前玉がグチャグチャだったが裏ワザでキレイになった。α-7000ではまともに動いているようだ。

minizuuomacro2a_2
 50㎜。中心部に極僅かだがハロが認められる。

minizuuomacro2a_3
 それの等倍。この時期のΣはコントラストだけかと思ったが、これを見ると案外解像力重視系なのか?

=SIGMA ZOOM-α 35-135㎜ F3.5-4.5=
 残念ながら後ろから二枚目辺りにクモリが入っている。これを磨かないとダメだね。α-7000でテストしたらコントラストのせいでAFが動かない場合があった。

=MINOLTA AF ZOOM 70-210mm F4.5-5.6 II=
 α-7000でのテストでは完全に動いている。コントラストも問題無い。

=MINOLTA AF ZOOM 75-300mm F4.5-5.6=
 何となくAF等メカが不安だったがα-7000では動いた。ただカビが生えているので清掃しないと使えそうにない。

=SIGMA UC ZOOM 28-70㎜ F2.8-4=
 何とヘリコイドが不良だ。∞付近でうまく動かないのだ。これは筆者が掃除する時かなりガキガキ動かしたせいではないだろうか。AFはダメかもわからんな…。

uc2870_k
 不安だったが動く事は動いた。画質はミニズームマクロの方が良いが、このレンズの良さはHB非球面を使っていないところ。お陰で経年劣化が少ない。だがしかし、禅なのでそろそろ時限爆弾が爆発の時を迎えそう(^^;

=MC135/3.5フード=
=MC28/3.5フード=
=MD50フード=
=キャップ類=
 いずれ役に立つだろう。

3月の買い物結果

 もう休日割引きが終わってしまった。28はヒマだから売り上げアップを図ったのかな?だとすると8月の方も割引きに期待していいんだよね?(^^


西巡回[18/03/04]
 これは買い物記事には書かなかったが、ΣのOMAFマウントという変態的なレンズを発見した。実はこの物件自体は去年から何度も見ていたのだがOMAFマウントだとは気が付かなかった。OMAFマウントのレンズメーカーの製品って実在したのか。もちろんそれだけの理由で買ったりはしないが(^^ 同機種で他のマウントもあるのだからOMAFカメラを愛用していない限り価値は無いからね。

=α-7000=
a7000_2115
 これグリップが崩壊して殆ど存在しないな。部分的に残っていたプラスチックのカスを全て取り除いたら案外キレイになってしまった。それどころかグリップ以外は大きな傷も無く液晶も漏れていない。裏蓋を開けてみたらフィルムゲート周りも傷が殆ど見られない事から比較的上物であることも判明した。何となく胸騒ぎを感じてバラす前に動作チェックしてみる事にした。買い物記事で断定的に「ミラーが半分上がっているようにブチ壊れてます」と書いたが買う時に確かめたわけではないのだ。

 試みに電池を入れたら…アラアラ動いてしまったではありませんか(^^; 更に問題となる絞りをチェックしたら設定通りにキッチリ絞られている!そう、この個体は筆者が現用している奴よりはるかに正常なのだ。グリップが破損しているだけなので、極端な話今使っている奴からグリップを移植すれば完全なα-7000が誕生するわけ(^^;; 何という大逆転勝利、これはもうドナーなんてレベルじゃない。解体は勿論中止となって所有カメラに加える事となった…また地道に壊れた奴探すか(^^;;; それにしても予備を入れても3台は要らないだろ実際。以前から持っている奴を開けてみるか。

TAMRON 158DM 70-210mm F4-5.6
158dm
 覗いて確認できる中玉のクモリが評価を下げた原因らしい。そのせいかコントラストが下がっているように感じる。画質は開放が弱いMF風。球面収差が大きく、度の過ぎた小型化は画質には有害でしかないのが判る。わざわざ選んでまで買いたいレンズとは言えない。

TAMRON 772D 70-300mm F4-5.6
 後玉がΣDL70-300みたいな状態である。僅かだがこの程度でもコントラストに悪影響があると思われる。恐らくこれで評価を下げたんだろうな。これの専用フードも売っていたけどレンズ本体と全く同じ値段だったので諦めた(^^; それ買うくらいなら別の汎用品を付けるよ。

772d
 おいおい、これ本当にLDなのか?色収差がかなり大きいぞ。少なくともマクロなら通常ガラス最強君(5月か6月に記事が出るはず^^)の方が上ではないか。まだ精密検査していないので断定するのも何だがLDなのにアポクロマート名義ではない理由が判った気がした。

=キャップ類=
 全部消費した。ミノルタボディキャップは白いテキトーな奴を置き換えるため(^^ この白いのは別の用途に使う予定。


南巡回[18/03/18]
 まさかの決算セール!これは恐らく初ではないだろうか。特に要らないモノまで買ってしまい、それで失敗していれば世話は無い(FL135の事だ^^)。

=CANON FL 135mm F3.5=
fl13535f
 ギニャー!どこかのアホオヤジがバラしたのは知っていたがここまで滅茶苦茶に狂っているとは思わなかった。ピント20mくらいまでしか行かないです(^^; 一体どうやって調整したのか。悪いのは目か頭か?

fl13535m
 有限距離だとこの通り問題無し。しかし一度バラして掃除したのになぜ再びカビているのか?それはこのアホオヤジの家がカビ菌だらけだからだ。つまり能力的にも環境的にもこのアホオヤジはメンテナンスをする資格が無いのです。いいからもう早く逝って。

=SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5=
 キター!パンテレ時代のズームレンズを遂にゲトしてしまった。この時期のΣは本当にカッコよい。イヤまあΣは殆どの時期カッコ良いのだけど現在の筆者はこの時期が一番好きである。性能は…まあ気にしないでおこう。この時期F3.5通しなのは頑張ったと言えるのではないか。

hsz80200f
 遠景は冴えないな。80㎜なのに色収差が気になるってあまり無いと思う(^^;

hsz80200m
 それでもカビが酷くないだけ先日のマキノン(同じF3.5通し)よりはマシかな(^^;

hsz80200mc
 Σと言えばマクロ。マクロは昔風でなかなか良さそうに思える。これで結果が出れば良い買い物かも知れない。

=KOHRIYAMA AUTO TELE-ZOOM 80-220㎜ F4.5=
 コオリヤマ?何すかそれは(^^; 下のビビターの製造番号から言えばこのレンズもコミネ製なのだが、ヘリコイドから油が滲みだしてくるのは何とかしてほしい。たとえ設計が良くても資材が腐っているとダメだ。

kohriyama80220f
 遠景は悪くない。光学設計はソコソコよろしいようだ。もっとも開放F4.5なのでやってもらわねば困るのだが。

=Vivitar 100-200㎜ F4(KOHRIYAMA製)=
 実はこれにもVivitarのスキマに”KOHRIYAMA”の名が彫られている。一体何なのか?当然ながら検索しても出てこなかった。ウィキ情報なので信用できないけど、製造番号から言えばコミネ製なのだがコミネの工場は郡山市に有ったのだろうか?あっても別におかしくないけど詳細はシラネ。

vivitar100200f
 ヌケが悪いくらいカビていたのでデジタル処理を掛けた。ピントは瑞光並み。ピントだけは補正できないのでアテになる。開放が明るい分だけ瑞光に勝っているな(^^

=ニコポン=
 先日防湿庫の整理をしたらオートニッコールにAiのキャップが付いたのがあった。HJCLのレンズなら気にしないが筆者の私物にそういうのがあるとイヤなのでゲト。またAiのキャップが余ってしまった…という事はAiをバンバン買えと言う「神のお告げ」だろうか?今まで数十本売ったものをまた買えと言われてもなあ…(^^;


西巡回[18/03/25]

TAMRON 258DM
 筆者は2002年までのレンズは全部知っているつもりだったがこのレンズはすっかり失念していた。このレンズが発売された時はAF時代だったからもう新製品をテストしなくなっていた。258Dは名前で判るように158Dの改良、或いは手抜き型である(^^ また158Dは158AのAF版なので設計もMFを引きずっているレンズと言える。これ以降は高倍率時代になるからそろそろ終焉が近い70-210だ。

258dm_700m
 タモ論伝統の色収差が…(^^; 昔からΣより大きい気がする。何でこんなトリミングにしたかというと左上に羽田発のジェット機が写ったため。

=フィルターケース=
cp3
 価格以外にニコンCP-3だったのも背中を押した。このケースは蓋に緩くネジが切ってありいきなりポロッと取れないようになっている。カメラバッグに放り込んでおいた時に蓋が開いて悲惨な事にならないようになっているのだ。だが完全にねじを切ると今度は出すのに時間が掛かり面倒になるから緩い大雑把なネジなのだろう。プロカメラマンのフィードバックがあるのかもしれないが、この辺り非常によく考えられていると思う。そんな理由で保存よりも携帯に向いていると言える。ケンコー製が一つ入っているのはおまけという事で(^^ 目立った傷も無く良い状態である(洗ったけど^^)。やっぱりケースは昔ながらのこのタイプじゃないとダメだと思った。

最新コメント
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ