デジタルカメラの画像はソフトウェアの影響を多大に受ける。それだから写真と呼びたくないのだが、それはさておき現像ソフトでの違いや主観の影響を見てみる。
★使用中の現像ソフト
=PENTAX PHOTO Laboratory Ver3.61=
*ist Ds、K100D用に使用している。通常ペンタックスのRAWはこれ以外で現像する事は無い。設定はここで書いた通り。レンズテストではこの設定も一切変える事は無い。略称PPL3だ。
=Image Data Converter SR Ver.3.2.00.15160=
NEX-5に使用している。通常レンズテストではこれ以外のソフトで現像する事は無い。略称はIDCSR3だ。
設定は「何もしない」である(^^;
=RawTherapee Ver 5.0-r1-gtk2=
E-500の付属ソフトがクソだったのでRAWファイルを現像するのに使用している。デフォルトはシャープがきつくノイズっぽく、しかも墨っぽく仕上がるので通常は使用していない。弄れば良くなるだろうけど他のソフトは弄らなくても良いからなあ…(^^; 略称はRAWTだ。
=XnView=
RAW現像ソフトではないが、各社のRAWが全て見られるビュアーとしてこれを使用している。但しこのビュアーで見られる画像はテキトーである。これでピントチェックすると全部捨てたくなる(画質がかなり悪い)。
★現像ソフトによる違い
=PPL3とRAWT=
上がPPL3で下がRAWTだ。一見して判るようにRAWTは彩度が低く色が薄い。いわゆる墨っぽい感じ。PPL3は全く弄らないでもそれなりの画像になる。
=IDCSR3とRAWT=
上がIDCSR3、下がRAWTだ。これだとRAWTの方が明らかにコントラストが付いて良くなっている。デフォルトで露出やコントラストを弄っている模様。そのあたりはレンズ評価に重要なのであまり弄られると困るな…。
=主観の違い=
番外編で主観の違いによる変化。これがIDCSR3のデフォルト。いかにも夕景らしくフォトジェニックに描写されている(^^ ちなみにレンズはタムロン77Dである。
これが同じファイルからの筆者の現像。夕景らしさは消えてただの逆光写真と化している(^^; 実はただ単に給水塔を克明に写したかっただけなんだな。IDCSR3で潰れていた部分も描写されている。ただちょっとアンダー部分がノイズっぽいのでこういう写真は例のHDRとか使った方が良いのだろう。なおサイズがやや大きいのはRAWTを使用したためで、このソフトは歪修正のための余白も書き出すようだ。
もうじき記事が完成するはずのDL75-300のマクロ写真。記事が出るのは恐らく5~6月だけど(^^; 筆者はこういう調子が良いな。色は白重視。
RAWTはドラマチックにコントラストが付いてしまう。シロートにはこの方が良いんだろうなあ。あ、外人もこういうの好きだな。筆者はこの手の写真はフリッカー調と呼んでいる(^^ フリッカーに並んでいる風景写真がどれもこういうので辟易する。蕁麻疹が出そう。
という事で現像によって画像に大差が出るのでデジタル画像による評価には胡散臭いモノがある。何しろデジタルだと全てのドットをコントロール可能なのだから、弄ればどんなレンズでどんな味だって出せるのだ。色だってPCで表現可能な色なら何だって出せるので評価の意味が無くなる。偶然性の無い写真は本当にクソつまらないです。筆者は他人のレンズ評価を参考にはすれども鵜呑みにすることは絶対にない。やっぱり最終的にはフィルムで写すしかないな(^^
★使用中の現像ソフト
=PENTAX PHOTO Laboratory Ver3.61=
*ist Ds、K100D用に使用している。通常ペンタックスのRAWはこれ以外で現像する事は無い。設定はここで書いた通り。レンズテストではこの設定も一切変える事は無い。略称PPL3だ。
=Image Data Converter SR Ver.3.2.00.15160=
NEX-5に使用している。通常レンズテストではこれ以外のソフトで現像する事は無い。略称はIDCSR3だ。
設定は「何もしない」である(^^;
=RawTherapee Ver 5.0-r1-gtk2=
E-500の付属ソフトがクソだったのでRAWファイルを現像するのに使用している。デフォルトはシャープがきつくノイズっぽく、しかも墨っぽく仕上がるので通常は使用していない。弄れば良くなるだろうけど他のソフトは弄らなくても良いからなあ…(^^; 略称はRAWTだ。
=XnView=
RAW現像ソフトではないが、各社のRAWが全て見られるビュアーとしてこれを使用している。但しこのビュアーで見られる画像はテキトーである。これでピントチェックすると全部捨てたくなる(画質がかなり悪い)。
★現像ソフトによる違い
=PPL3とRAWT=
上がPPL3で下がRAWTだ。一見して判るようにRAWTは彩度が低く色が薄い。いわゆる墨っぽい感じ。PPL3は全く弄らないでもそれなりの画像になる。
=IDCSR3とRAWT=
上がIDCSR3、下がRAWTだ。これだとRAWTの方が明らかにコントラストが付いて良くなっている。デフォルトで露出やコントラストを弄っている模様。そのあたりはレンズ評価に重要なのであまり弄られると困るな…。
=主観の違い=
番外編で主観の違いによる変化。これがIDCSR3のデフォルト。いかにも夕景らしくフォトジェニックに描写されている(^^ ちなみにレンズはタムロン77Dである。
これが同じファイルからの筆者の現像。夕景らしさは消えてただの逆光写真と化している(^^; 実はただ単に給水塔を克明に写したかっただけなんだな。IDCSR3で潰れていた部分も描写されている。ただちょっとアンダー部分がノイズっぽいのでこういう写真は例のHDRとか使った方が良いのだろう。なおサイズがやや大きいのはRAWTを使用したためで、このソフトは歪修正のための余白も書き出すようだ。
もうじき記事が完成するはずのDL75-300のマクロ写真。記事が出るのは恐らく5~6月だけど(^^; 筆者はこういう調子が良いな。色は白重視。
RAWTはドラマチックにコントラストが付いてしまう。シロートにはこの方が良いんだろうなあ。あ、外人もこういうの好きだな。筆者はこの手の写真はフリッカー調と呼んでいる(^^ フリッカーに並んでいる風景写真がどれもこういうので辟易する。蕁麻疹が出そう。
という事で現像によって画像に大差が出るのでデジタル画像による評価には胡散臭いモノがある。何しろデジタルだと全てのドットをコントロール可能なのだから、弄ればどんなレンズでどんな味だって出せるのだ。色だってPCで表現可能な色なら何だって出せるので評価の意味が無くなる。偶然性の無い写真は本当にクソつまらないです。筆者は他人のレンズ評価を参考にはすれども鵜呑みにすることは絶対にない。やっぱり最終的にはフィルムで写すしかないな(^^