ネコマタギ★レンズ研究所

ジャンク屋の箱の中で引き取り手が無いレンズを好んで研究するブログである。

MINIZOOM_MACRO

HJCL日記[18/04/05]

 HJCLではデジタルイオスでは動かないシグマのAFレンズ(主に80~90年代)を以前からΣEFまたはΣイオスと呼んで区別している。そのネコマターですらまたいで通っていたΣEFをこれからはまたがずにキッチリ検品する事にした。何故か他マウント以上に高いのが多いので買う事はあまり無いだろうが。殆どのデジタルイオスで動かないものが他のAFマウントのレンズと同じ値段で売れると店は思っているのだろうか?どう考えたって売れるわけないじゃん。買うのは情弱だけでしょ。ちゃんと動くAFカメラが実売されている不人気αマウントの方がまだ売れる要素と可能性がある。レンズメーカーのEFマウントレンズはもっと投げ売りしてほしいと思う今日この頃。タモ論EFは正式にライセンス受けているらしいのでほぼ全部動くようだが。


★大根の観察(^^;
daikon01
 大根は順調に生育している。四つの中では一番枯れそうだった株から最も早く蕾が出るとは思わなかった。花が咲く時は茎が倍以上に伸びるはず。そろそろ自立しなくなってくるので対策が必要だ。

 この写真はクソレンズ王ことミニズーム・マクロで撮影したが(80mm、F5.6)、やはりこのレンズはHB非球面に不具合があるようだ。恐らく熱により非球面が変形しているのだと思われる。HB非球面使用のジャンクで不具合が無い製品はかなり少ないのではないか。


daikon02
 次に花が咲きそうなのはコイツかな。これは一番葉が出ていた元気の良い株だが環境が悪かったからか?他の二つはまだ蕾が確認されていない。一つは去年からあるはずなのだが風呂場に置いておいたのがいけなかったのか(^^; これもミニズーム・マクロで撮影した(80㎜、F5.6)。多分マクロモードに入っている。

 他の二つは生育が遅い。蕾の出ていないこの段階ならまだ食べられるので「食べちまおうか?」という考えも頭をよぎる(^^


★魅惑の大口径(^^
mino1
 流石に開放だとピントは殆ど幅が無いな。この写真、別にボケチェックをしようとしたのではなく、手すりに虫が止まっていたのを撮ろうと思ったらピント合わせの間に逃げられたのだった(^^;


mino2
 レンズ以外には全くピントが来ない。さてこのレンズは何でしょう?ヒントはまあ被写体だからすぐ判るな(^^

SIGMA 28-80㎜ F3.5-5.6②

SIGMA ZOOM 28-80㎜ F3.5-5.6 MACRO


SIGMA 28-80㎜ F3.5-5.6①

 前回一般撮影テストであまりに酷いので捨てたくなったが、高価なレンズ(笑)なので諦めきれずに再テストしてみた。前回結果で何となくマクロが良さそうという事で他のレンズと同じマクロテストをしてみた。


★53㎜
 何で半端な53㎜?と思うかもしれないが、レンズを一番短くした時にこの焦点距離だったので決めた。これより短い焦点距離では被写体が小さすぎるのでテストはしない。

=F4.5開放=
053mc045
 おや?ちょっとアンダーだな。大体1/4~1/3絞り程度アンダーになっている。80㎜のテストで判るがどうもこれはこのレンズの特徴らしい。ハイライトの滲みが見られるが思ったより酷くない。ただ解像力は他と比べかなり低いね。

=F5.6=
053mc056
 半絞りなので画質は特に何も変わらないが露出が正常になっている。開放がアンダーになる病気なのだろうか。

=F8.0=
053mc080
 ハイライトの滲みが無くなって画質は向上…と言いたいところだが全体的に明らかにコントラストが落ちてきて首をかしげる。逆光時の画質のようだ。

=F11=
053mc110
 画質はさらに向上した。ただそれはこのレンズとしてと言う意味で、他のレンズと比較するとあまり良くは無い。

=F16=
053mc160
 被写界深度が上がっただけ。コントラストは開放の方がむしろ良かった。

=F22=
053mc220
 ピントが深くなっただけ。どうもレンズ面に光が当たっているのが拙いようだ。前回も指摘した事だがコーティングが全く意味を成していない事になる。


★80㎜

=F5.6開放=
080mc056
 他と比べれば判るように半絞り以上アンダーになっている。尤も他がネガカラー向きなのでリバーサルだとこれでもいいかもしれない。開放だが遠景を写した時のように顔が引きつる事は無い。お世辞にも高画質とは言えないが。

=F8.0=
080mc080
 露出がノーマルになったがハイライトの滲みはやはりある。

=F11=
080mc110
 またこの辺りでコントラストが急降下。何でやろ?バラして洗うしかないのだろうか。

=F16=
080mc160
 チョット盛り返しているけど光の加減なのだろうか。画質的にはこの辺りが最高画質と言えるだろう。

=F22=
080mc220
 再びコントラスト低下。

=F32=
080mc320
 さらに低下。全画面に渡って光が被ってしまっている。回折なのか光の加減なのか。玉を洗ってみる手もあるな。


★マクロモード
 このレンズは知っての通り80㎜時にマクロモードに入れる。改造すると全域でこのモードに入れるがそれはイレギュラーな使い方なので省く。

=F5.6開放=
macro056
 御覧のように開放は上と同じく半絞り近いアンダーになってしまった。絞りの伝達が上手く行っていない事もあるかもしれないが、もう一つは開放が能書きほど明るくない可能性もある。画質は思ったよりはかなり良いがハロが多いのも事実。

=F8.0=
macro080
 露出はごく普通になった。ピントはレバーの赤丸に合わせたがその辺りの画質は悪くない。これでもまだハイライトが滲んでいる。一応非球面レンズ使用なんだけどなあ(^^;

=F11=
macro110
 ハロは完全に消えて更に画質は向上した。これが最高画質かな。

=F16=
macro160
 ピントが深くなっただけ。

=F22=
macro220
 同上。このようにF11~22がマクロ域のパワーバンドだ(^^ 厳密にマクロ画質を追求するとこの辺りで使うしかない。

=F32=
macro320
 真ん中の解像度とコントラストが落ちている。これは回折ですね。


★続く
 やはりこのレンズは近接撮影、いやマクロモード以外は使えないレンズと言う結論で良いかな。それと逆光に極度に弱いのが気になる。コーティングは90年代のものなので70年代のコーティングに負けるのは明らかにおかしい。やはりバラして検査するしかなさそうだ。尤もバラすのは解体して死んでも良いように思い残さず使い込んでからだ。少なくとも来年ですね。

SIGMA 28-80㎜ F3.5-5.6①

SIGMA ZOOM 28-80㎜ F3.5-5.6 MACRO


 PKAマウントの28-80ズームである。AFなので回転式ズームであり「これでHSDLのマザー写真が撮れる」と思ったら、遠距離~近距離まであまりの画質の悪さにぶっ飛んで保留になっているレンズ。本来なら今回は診察編であるが、当該品は特に悪い所は無いので改良する手段が見つからない。①となっているがこのまま終わる可能性も充分にある(^^;


★画角
 APS-Cにおける画角である。

=28㎜=
gakaku28
 APS-Cでは28㎜と言っても42㎜なので画角に期待してはいけない。

=50㎜=
gakaku50
 50㎜標準レンズと比較。

=80㎜=
gakaku80
 80㎜だと引き付けが足りない。135㎜まで伸びる40Aの方が使いやすい。


★28㎜のテスト

=F3.5開放=
28f035
 ハロが見られる、画質が均一ではないなどもはや評論に値しない画質。

=F5.6=
28f056
 ハロがキレイに消えたが左側がボケ・流れ等滅茶苦茶。右はそうでもないので明らかに偏心している。写真レンズはまともに芯が出ていれば片側だけボケる事は無いのだ。

=F8.0=
28f080
 やはり左側がダメ。あと35㎜フルサイズだと四隅が酷いだろうなあ。

=F11=
28f110
 漸く全画面使えるようになる。ただ右上隅、左下隅を見れば判るようにこれでも35㎜フルサイズだと四隅は死んでいると思われる。

=F16=
28f160
 ほぼ均質な画面になった。だが回折により真ん中がボケ始めている(^^;

=F22=
28f220
 全体的にコントラストが悪くなっているが画面が均質なのでF8.0よりは全然マシ。

 この辺りでもうテストする気が無くなってきた(^^;


★37㎜のテスト
 何でこの焦点距離か?35㎜に合わせたらなっちゃっただけ。

=F4.5開放=
37n045
 割とイイ画質だね。


★53㎜のテスト
 レンズが一番短くなるようにズーミングしたらこの焦点距離だった。

=F4.5開放=
53n045
 これも悪くないね。遠距離よりは近距離が良いのかもしれないな。


★80㎜のテスト
 いつもの柱上変圧器を撮ってみる。電線に注目するとレンズの善し悪しがハッキリ判る。

=F5.6開放=
80m056
 初代クソレンズ王の称号を得た画像(^^; やはりひどい。

=F8.0=
80m080
 上のワイヤーハーネスにまだ不安な材料がある。

=F11=
80m110
 漸く使えるようになりました。もうF11なのだから当然だよな。これくらいの画質は17Aなら開放付近で出せると思う。

=F16=
80m160
 回折でボケ始めているのでこれでお終い。けどこの絞りも使える。

 絞れば絞るほど良くなるレンズかな。遠距離より近距離の方が良いのも言うまでも無い。


★一般撮影
 もうヤル気は無いけど一応義理でやってみた。

80mc056
 80㎜マクロ開放で花を撮ってみた。何だこりゃ…まあ滲みも味わいがあっていいかもな。


fuukei
 風景は撮る気になれないレンズだ。


boke
 ボケテストに例の柵を撮ってみた。ゲゲッ!こんな夕暮れ時の弱い逆光でもゴーストが出ている!恐らくHJCLのテスト史上最も逆光に弱いレンズと言える。ボケはまあこんなモノか。


★フードの効果
 上でホンの一寸でも光がレンズに当たるとゴーストが出ていたのでフードのテストをしてみた。


hood_out
 フード無し。光源は画面外なのにレンズ面に光が当たると全くダメ。ゴーストは許せるとしてもこのコントラストの酷さは昭和時代のモノコート並だ。


hood_in
 フードでレンズ面を覆ってみた。やはりコントラストが上がりゴーストも消えた。結論としてこのレンズのコーティングはほぼ役に立っていない。


★一旦終了
 クソレンズ王の称号はダテではなかった。540円の元は取れそうにない。これは6月に撮った写真だが、あまりに酷いので発表を躊躇っていたけど置いておくのも邪魔なので上げちゃった。次回があるとすれば意味も無くバラしてみたい。

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