年末から年始にかけて急に昼間さえもクソ寒くなってきた。今は外で写真を撮る季節じゃない…イヤイヤ、元々外で写真なんか撮っていないじゃないか。じゃあいつもと変わらないって事だな(^^


★レンズカタログ発掘
 先日の呪離暗亭カタログ発掘調査で掘り出されたカメラ関係のカタログだがまだ調査が終わっていない。特にカメラのは現在は興味が無いので全く見ていない。レンズカタログも似たようなのが沢山あってどれが新しいのか並べている最中だ。

 それで判ったのだがタムロンはAFになった頃にもう貰うのを止めたのか1993年末が最後だった。尤もタムロンはサイトにある程度の情報があるので問題は皆無に等しい。シグマは御三家の中ではMFレンズが非常に充実していたので1998年まであるようだ。ただシグマは1995年前後が数年欠けている。トキナーは元々少ないが1995年までで止まっている。その他のメーカーのカタログはまだ発見されていないが恐らく無いのではなかろうか。元々レンズ専業メーカーは御三家以外は眼中になかったからだ。

 90年代の半ばからAF化により35㎜カメラに殆ど興味が無くなり、その後は大判・中判カメラに集中するようになってきた。90年代後半は大判かマミヤ6・7しか使っていなかった記憶がある。ニコンのAi以降の新しい方やエロス系を売却し始めたのもこの頃で、何故かOMズイコーを除く全てのメーカーの28㎜だけを親の仇のように(名玉含む)数十本売却しているのがおかしい。当時の事情は全く覚えていないがなぜ28㎜だけ無くそうとしたのだろうか。事故で頭打っておかしくなったのか?(^^; でもパーになったにしてはOMは残しているから何らかの意図があったのだろうが解らない。

 取りあえず早いところスキャナーでカタログをスキャンできるように、まずはPCから体制を整えなくてはいけない。実はうちのスキャナーは古代の奴でPC-98系と共用でW9xでしか動かない(^^; もちろんUSBなんて上等なものは無くMACみたいにパラレルだったりする(一応当時の高級機なんだけど)。あー面倒くさいな。でも新しいのを買うのはイヤです。


★Super Takumar 55mm F1.8(143xxxx)その後
 「今日の作業[17/12/06]」に於いて無限遠がメチャ狂いと書いたSタクマー55㎜F1.8(非Th)だが、筆者は「マウントアダプターで調整したんじゃないか?」と予想した。実際今日マウントアダプターで試してみたら予想通り∞が出た。K&FのM42→NEXマウントアダプターで撮影している。


mugen_m42nex
 シャッターが足りなくてオーバーの上に球面収差で解りづらくて申し訳ない。このマンションの距離は700mだが∞撮影も可能だった。使用したK&Fのマウントアダプターのフランジバックは実測43.4㎜しかない。マイクロメーターやノギスどころか百均の物差しで測っても短いのは一目瞭然である。規定より3mmも短いこのフランジバックでSマウントレンズをソコソコ合わせたら∞が足りなくなるのは必然だ。やはり予想通りマウントアダプター厨房だったか。これからはペンタックスのカメラで合わせろ…って言うかお前はもうレンズをバラすの止めろ。頭を使った作業は根本的に向いていないんだから。

 ミラーレスの中華マウントアダプターはどれも似ているように全部何処かのマネなんだと思う。フランジバックも元がそうなっていたからマネしたのだろう。中華製はマウントアダプターに限らず似たような製品ばかりで間違いがその通りにコピーされているのが多い。これを「バカがバカをコピーし続けて大きな流れになる」というオレ称”インターネット現象”と呼ぶ。多くの場合良い方には流れないようだ(^^;


★NIKKOR-S Auto 50mm F1.4
 何となく買っていたら2つになってしまった。2700円の奴はOHの必要は無いのだが486円の奴はカビがわずかにある。


nkj5014_1
 取ろうと思って前玉は外せたけどその先が全く進まない。そもそも前玉は汚れていないんだ。


nkj5014_2
 インターネット上ではこのネジを外すと書いてあるのだが…イヤこれメイチ繰り出しても頭が出ていないから回せないぞ?(^^; 飽きてきたのでもうや~めた。


★Webサイトより

>チャンプカメラ
http://www.champcamera.co.jp/
 聞いた話だが以前からここでジャンク市をやっている(やっていた?)らしいのだが、殺伐としていて面白いらしい。遠いから自分で行きたくは無いけど誰か実況してくれないかな(^^ 十数年前にはフジヤでもジャンク市をやっていたんだよね。その時にオークションをやっていて結構面白かったが覚えている人が居るだろうか?オレはカメラでもレンズでもアクセサリーでもない、イヤ写真用品ですらないレンズ調整の治具のようなモノを落札した記憶がある。部品が足りず未だ使用法が判らないので誰か鑑定してください(^^;

>MINOLTAギャラリー
http://www2.plala.or.jp/akaneya/nisida/page3/page300.html
 MINOLTA CAMERA製品を集めた労作である。個人的にこの中ではミノルタSR時代のボディが気になる。ここに出ているのは大体使った事があるけど、まだ一度も所有した事が無いSR-2とSR-3は欲しいな。AF以降のはどのメーカーのもウンコだけどα7000にはそれなりに思い入れがある。一時的とは言えαに負けて性格が捻じ曲がった官能エロスよりは好きだね。


★デジタル一眼カメラに望むこと(^^
 我々はデジタル一眼ではレンズのテストしかしないので、その仕様要求はプロカメラマンやその辺の一般人とは全く違ったものとなる(^^

①超高解像度が必要だ。APS-Cで5000万画素行ってみよう!m9(^^ これでミリ当り180本を超えるのでレンズテスト用としてほぼ満足か。センサーは製品は無いが技術的には現在でも可能だ。コンデジではミリ当たり400本を越えるのがある。筆者のニコポンL32がこれにあたる。解像力乾板はミリ当たり250本を超えていたので本当はそのくらい欲しい。

②高感度など不要!それより低感度耐性が必要だろう。最低でもISO25、欲を言えばISO12が欲しい。今のままでは晴天時F1.2で撮影不能だ。ヘッド(ポスト)アンプは超ローノイズに徹して低ゲインで構わないのだ(^^

③上に関連して超高速シャッターも要るな。デジタルでもメカニカルでも良いけど最低でも1/16000くらいは必要だろう。あまりに短時間露光だとC-MOSセンサーでも相反則不軌みたいな現象が起こるのだろうか?

④出来ればフランジバックが極度に短くアダプターが豊富な事。これだとミラーレス必須になるか。ニコンはアホでもう終わりだからソニーよ何とかしてくれ(^^ 超広角で端の方が紫色になりそうだから裏面照射センサーは当然必須となる。

⑤現状HJCLはMFレンズ専門でAFなんて99%使わないからその性能はどうでも良い。その代りミラーレス必須とまでは言わないがDSLRでもMFアシストのようにピントを拡大して確認できなくてはいけない。色なんてデジタルだから計測できればどうでも良い。デジタル収差補正はもちろん禁止だ。連射なんて電池を食うだけの無用の長物で必要なし。雨の日は決して撮影しないので防滴である必要はなし。ついでに寒い所には好き好んで行かないので耐寒である必要は全く無い。ラボで電池使用はアホ臭いのでACアダプタが使えるのは当然だ。

 まあこれを全て実現したカメラを売り出しても筆者以外は誰も買わないだろう。この中の多数がマッチしたカメラが筆者にとっての理想のカメラとなるわけだ。

 シグマが自社のフォビオン使用MTF測定器を市販してくれれば一番良いのだが(^^ イヤ高くて買えねーか。昭和のニコンMTF測定器は億単位(メンテだけで数千万^^;)だったけど、ある程度簡略版で構わないのでリッターバイクくらいの値段で何とかならないだろうか。そのくらいなら馬券当てたら買っても良いし。10ギガオシロより断然安いし(^^