SMC PENTAX-F 35-80mm F4-5.6
F 35-80mm F4-5.6①
F 35-80mm F4-5.6②
今日も千駄山演習場にて一般撮影テストをしてみたい。桜の咲き始めた写真が漸く載るとは…(^^; ちなみに全部開放で撮影している。
まずは一発目、おなじみ公園の案内表示板を撮影してみる。これでだいたい感覚的に解像度が分る。まずワイド端の35㎜から。
試しに等倍にしてみるが…35㎜では倍率が低すぎて読めない。
お次は50(53)㎜だ。
これも等倍にしてみるが…50(53)㎜でも倍率が低すぎて読めない。
最後はテレ端の80㎜だ。
漸く倍率が合ってきた。こうして見ると解像度は低くはないが高くもない。コントラストの良さで勝負するレンズだろう。
次にこれもおなじみボケテスト。まずは35㎜から。ここまで寄ると案外ボケるなあ。後ボケは悪くないが前ボケがちとヤバそう。撮る時に考えねばならない。
お次は50(53)㎜である。ボケの傾向は変わらない。
最後に80㎜である。この焦点距離だと前の方が良さげに見えるな。
これもおなじみ自動販売機。80㎜だが悪くないね。お仕事でも使えるかもしれない。
そろそろ花を撮るか。この撮影は3月末だが桜はもう開花宣言があった。これは80㎜だが曇りなのに何やら異様に濃い色が出ている。気持ち悪いなあ(^^;
これだと悪くないな。80㎜のマクロ域だけど画質も上々。ただ上のボケテストでも感じたが80㎜のボケは後ろがウザい。
となるとこう撮るしかないな。これも80㎜だ。
桜に飽きてきた。実は他のカメラでも桜を撮っているのだ(^^; この花は何ていうのだろうか?80㎜だが開放から異様に鮮やかで気味が悪い。
うーむ。80年代以前を使い慣れた筆者には辛いな。80㎜。
ピントは非常に良いのだが…。80㎜。
アリャ?ピントが外れてしまった。でも髭みたいなのが克明に写ってよろしい。80㎜。
この場合葉っぱのビロード感が命なのだが…。80㎜。
暗いし疲れたからもう帰るぜ。遠景を撮ってみるが空気が濁っていて田無タワーは殆ど写らなかった。
更に80㎜で遠景。これは昔の遠景チャートだが可も無し不可も無しかな。スカイツリーは存在しないかのように全く写らなかった。
帰ってから気付いたが、全18カット中35mmは2枚、50(53)mmが2枚で、残りは全部80mmだった。35㎜は標準レンズとしてはちょっと暗すぎ、50㎜は焦点距離自体が中途半端で使い所が無かった。中間画角は画質が優れているとかよほどのメリットが無いと存在意義が無い。引きは広角で寄りは望遠、結局標準ズームレンズって両端しか使わないんだなあ。意味ねー。このレンズはボディテスト用として余生を送る予定。それでもマクロがあるのでたまには物撮りで使われるかもしれない。